本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2014年02月

イエレン発言は市場の信認を得る

おはようございます

【イエレンFRB議長上院議会証言】
寒波が経済指標に与える影響は現状では測りかねる、経済の回復ペースが緩慢であれば金融緩和縮小を緩める可能性も排除しない。現状は景気回復見通しを変更しない、緩和縮小はこの秋のいずれかの時期に終了する予定、但し金利の引き上げは相当期間先になる。今回の議会証言は11日の下院での証言を概ね踏襲するもので、金融市場全般には好意的に捉えられたようです。

【金融・為替】
ドル円はウクライナ情勢の緊張からリスク回避の動きから円を買い戻し一時101円72銭に上昇し、現在は102円15銭前後で前日比20銭ほどの円高・ドル安で推移、ユーロは1.370ドルにやや上昇、対円でも140円丁度に上昇しています。ダウは74ドル高の1万6272ドルに続伸、S$Pやナスダックは史上最高値近辺で終了、本日の景気指標では1月の耐久財受注や新規失業保険申請件数は良くないものの、イエレン議長の金融政策に安心感が広がり株価の上昇に一役かっているようです。10年債利回りは2.644%と連日の低下となっていることも、FRBが実質上のゼロ金利政策を続けるアナウンスが債券市場に浸透していることがうかがわれます。

【石油市況】
原由は102.40ドル(−0.19)に小幅反落、ブレントも同様に108.96ドル(−0.58)に反落しています。オクラホマ・フィッシングの在庫の減少や、ウクライナを巡るロシアとの緊張の高まりも利食い売りに押される展開となっています。

【貴金属市況】
金は1331.8ドル(+3.8)に小幅に反発していて、前日の急反落から上値は重いもののウクライナ情勢の緊張の高まりから地政学リスクを囃す動きや、イエレン議長が景気の悪化がはっきりすれば緩和縮小の見直し発言に反応を示しています。本日の円換算は4375円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はこのところ年初来高値を連日更新していた大豆が反落に転じ、こーんも大豆の下げから続落を強いられる展開となっています。

住宅販売が5年ぶりの好調を示し金は反落

おはようございます

【金融・為替】
1月の米新築住宅販売件数が事前予想の40.5万件を大きく上回り46万8,000件と5年ぶりの高水準となったことから、ドルを買い戻す動きとなりドル円は一時102円60銭近辺まで円相場は軟化し、現在は102円35銭と前日比では小幅円安で推移しています。ここまで米景気指標が予想を下回るものが多く見られたことから、住宅販売見通しも悲観的なものでしたが改めて米経済の底硬さが確認されたことから「緩和縮小」ペースが継続されるとの見方が台頭し、ドルを買い戻す動きにつながったようです。ユーロは1.368ドルに軟化してこちらもドルを買い戻す動きになり、ユーロ円は140.1円とこちらもユーロが軟化しています。

ダウは住宅指標の改善から上昇して始まるものの、その後は上値が徐々に重くなり上昇幅を削り引けは+18ドルの1万6198ドルで終了、10年債利回りは2.663%に低下しています。今夜はイエレンFRB議長による上院議会証言が日本時間深夜零時から始まる予定で、前回の下院証言から相当時間が経過していることや、その間にG20会議が開かれたことから発言内容の変化が見られるのか注目されます。

【石油市況】
原由は米住宅指標が改善されたことや、取引所受け渡し場所のオクラホマの原油在庫減少に反応して反発し、102.59ドル(+0.76)で引けています。ブレント相場は109.52ドル(+0.01)と小幅反発しています。

【貴金属市況】
金はアジア時間終盤に1,345ドル台の年初来の高値を次元しましたが、その後は急速な上昇に対する利食い売りから欧米時間に軟化、1330ドル台前半で揉み合う時間帯が続きました。日本時間の深夜零時に新築住宅販売件数が発表された直後から再度売り込まれて一時1322.3ドルに続落、引けにかけてはやや戻し1328.0ドル(−14.7)に反落して引けています。景気指標改善の動きからドル高に転じたことや、緩和縮小ペースが継続されるとの見通しが上値を圧迫したものと推測されます。一本調子の上昇相場から利食い売りのタイミングを伺っていたファンドに売り抜ける口実ができたものと思われ、イエレン発言も間近に迫っていることも影響したようです。現在スポット価格は1330ドル近辺で推移していて、円換算は4385円前後になります。

【穀物市況】
コーンは引け際の小麦の下落から小幅に反落し、大豆相場は引き続き南米ブラジルの天候不順を材料視して堅調続伸しています。

人民元急落にリスクオン一服

おはようございます

今週は寒さも少し和らぎ、春の兆しを感じるこのごろですが、日の出が早くなり日の入りが遅れて日照時間が長くなるのは嬉しいものです。来週からは3月入り、欧米市場では「サマータイム」に徐々に入っていきます。

【金融・為替】
ドル円は102円20銭近辺で推移していて、昨日から20銭程度の円高ドル安水準となっています。ユーロは1.374ドルと小幅に上昇、対円でも140.5円とやや上昇しています。市場ではウクライナのデフォルト懸念が広がり、IMFやEUの支援が具体化する状況待ち、また、中国・人民元が対ドルで0.5%の急落から1年3ヶ月ぶりの安値となり、新興国不安が再び市場心理を冷やしていて、円相場のこのところの上昇はリスクオン一辺倒でないことを示唆しているようです。この日発表された米消費者信頼感指数は予想の80.0を下回り、78.1ポイントとなり低調な景気指標の発表が続いています。ダウは27ドル安の1万6179ドルに小幅に反落、10年債利回りは2.699%に低下しています。寒波の仕業とこれまで景気指標の後退を無視していたものの、次々に発表されるものが見通しを下回り能天気な市場もやや警戒する雰囲気も出だしたようです。

【石油市況】
原由は101.83ドル(−0.99)に反落に転じていて、ブレント相場も109.51ドル(−1.13)に同様に下落しています。人民元が急落していることから新興国市場の景気後退懸念が広がっていることや、本日株価が軟調に推移したことも原油価格の下押し要因と見られます。

【貴金属市況】
金は1342.7ドル(+4.7)に続伸していて、年初来の高値を更新しています。中国を初めとする新興国経済への減速懸念、ウクライナの政情不安やデフォルト懸念、米景気指標が予想を下回るものが増えて緩和縮小ペースが緩慢となる可能性への期待の高まり、ETFの減少ペースが止まり逆に増加機運に転じていること、等々がファンドの強気方針を支持しているようです。ところがこれまで下値を支えてきた中国・インド・ベトナム・タイといったアジアの実需は価格上昇から様子見に徹する動きから、実需不在の投機筋主体による上げ相場となっています。実需不在のなかでファンド勢がどこまで買い進めるのか注目されます。現状はQEという大きな後ろ盾を無くした状況で、QEで育まれた金相場はQEの縮小段階でもがく図式となっています。本日の円換算は4405円です。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が南米の降雨不足や大口成約を好感して続伸し年初来の高値を更新、前日小幅下落したコーンも連れて戻る値動きとなっています。

ナスダックが史上最高値更新のリスクオン

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は102円45銭近辺で推移していて昨日の東京3時半から15銭の円安・ドル高水準、ユーロは1.373ドルとほぼ変らず、対円では140.7円とこちらも小動きですが、このG20の席上でドラギ総裁は物価見通しが悪化(デフレ懸念)した場合には行動する準備がありと発言していて、3月6日のECB理事会では追加の緩和または準備預金金利のマイナス化(市中銀行が中銀にあずけている預金)の可能性が出ています。ダウは105ドル高の1万6209ドルに反発していて、S&P500は引け値ベースで史上最高値に、ナスダックは史上最高値を更新しています。10年債利回りは2.744%に上昇しています。週末のG20で加盟20ヵ国のGDPを今後5年間で2.0%引き上げることで合意されたことを好感しています。本日は株価も商品市況も確りのリスクオンの一日となりました。今週は27日のイエレン議長の上院での議会証言で緩和縮小に関するニュアンスの変化があるのか?28日の昨年第4四半期のGDP改定値が注目されます。

【石油市況】
原由は102.82ドル(+0.62)に反発して、ブレント相場も110.64ドル(+0.79)に同様に反発しています。在庫の減少傾向が続いていることや、株高のリスクオンの動きが原油市況を支える図式となっています。

【貴金属市況】
金市場はこのところ上昇傾向を鮮明にしていますが、アジア時間は実需の買い見送りに軟調、欧米時間ではファンドのショートカバーやロングの積み増しから堅調推移となる傾向を強めています。昨日もアジア時間では一時1320ドルを割り込む場面が見られましたが、欧州時間には反発に転じて先週はじめの年初来高値1332ドルを抜きストップの買いも手伝い1338.0ドル(+14.4)で高値を更新して引けています。依然としてファンダメンタルの支援に欠けるものの、テクニカル要因の改善、ショート筋の整理買い、緩和縮小ペースの見直し期待に先物市場中心の強気相場が続いています。本日の円換算は4405円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが小幅に反落していていますが、大豆は南米ブラジルの高温乾燥気候を材料視して大幅に続伸しています。

金相場の反転は本物か?

おはようございます

17日間に及ぶソチ五輪も閉幕、日本選手は過去最多の8つのメダルを獲得しました。各選手にとっては結果は悲喜こもごも、メダル獲得選手の喜びの雄叫びに対して、メダルを期待されながら期待に応えられなかった浅田選手や高梨選手の涙が印象的でした。スケートはショートとフリーに団体、スキージャンプ男子はノーマルヒルとラージヒルに加えて団体戦もあり名誉挽回のチャンスがありましたが、女子ジャンプはノーマルヒルの一競技だけで残念ながら高梨選手のリベンジはなりませんでした。まだ若いから4年後の韓国平昌で活躍を期待したいものです。

さて、2月も最終週となりました。この土日に開かれたG20では「加盟20ヵ国は今後5年間で成長を高値GDPで2.0%の成長を目標にする」というもので、金額ベースでは200兆円規模の成長で世界経済を牽引するというものでした。議論に上るかと思われた米国の緩和縮小は表立った非難の声は上がらず、逆に新興国の財政政策の改善を要求するものとなり週明けの金融市場には特段の影響はないように考えられます。

週明けのドル円は102円55銭と週末の海外市場を引き継ぐものとなっています。金のスポット価格は1323ドル近辺にやや軟化して円換算は4365円前後となります。NY金はファンドのショートカバーが進行すると同時にロング積み増しが見られますが、人気のバロメーターとなる取組高は38万7,000枚にとどまっていることから、本来の人気相場にはつながりにくい情勢です。

テクニカルでは昨年6月と12月に1200ドル割れとなり、ダブル底となったことから反転して売られすぎの修正高を演じていますが、ETFは減少に歯止めがかかったものの増加に転じる状況にも及んでいないことも事実、また、価格上昇から1200ドル近辺で買い支えたアジア勢も価格上昇と同時に様子見といったところです。米金融緩和は縮小に入っていますが、このところの景気指標の低調から縮小策の見直しの動きでもないと一段の上昇に関しては?で、ショートカバー・ラリー継続もトレンド転換には時期尚早といったところでしょうか。

今週も宜しくお願いします

G20を控えて様子見

おはようごございます

金融市場全般に決め手に欠ける展開から小康一服というところ、シドニーで開かれるG20を控えて全般動意に欠ける動きとなっています。

ドル円は102円55銭とやや円安・ドル高で推移、日米の金融政策が対照的なことを映すものとなっています。ユーロは1.376ドルで横ばい推移、対円でも140.8円と小動きに終始しています。ダウは29ドル安の1万6103ドルに小反落していて、10年債利回りは2.730%に小幅に軟化しています。

商品市場は原油が小幅下落して102.20ドル(−0.55)に、ブレント相場も109.85ドル(−0.45)に反落しています。このところ米景気指標が寒波の影響?から事前予想を下回るものが多く、今週発表された中国のPMIや欧州の景況指数も予想を下回り、日本でもGDPが予想を下回るものとなっています。

米株式市場は景況感後退も、悪い指標を寒波による原因と片付けていますが、寒波が去ったあとの指標が取り返せる保証がないことが現実、粛々と緩和縮小に向かうFOMC議事録で発表されていますが、今後の景気指標次第では縮小策の先送りの可能性も残り金融市場の支えとなっていることが現状のようです。

金は1323.6ドル(+6.7)に3営業日ぶりに反発、CFTCの内容を見ると18日現在も前の週に続きショートが減少して、新規のロングポジションも見られます。売り買いの差引は263.2tと前週比+41.8tとロングの増勢傾向が続いています。年初の1200ドル前後から上昇してテクニカルが好転していて、弱気一辺倒から一部の投資銀行は強気支持の転換していることも、ファンドの強気姿勢に影響しているいうです。一方で相場上昇からアジアの実需は様子見から、下げ相場の時点から攻守逆転現象となっています。週明けの円換算は4365円前後になります。

よい週末をお過ごし下さい!

指標後退を天候で片付けリスクオンに

おはようございます

措置はスキー女子ハーフパイプで小野塚選手が日本に8個目のもたらし、過去最高のメダル数に到達しました。フィギア・スケートやスキー・ジャンプといった冬のオリンピックの花形競技意外からの伏兵的メダルが今回は続出していて、それぞれにメダル獲得までの道のりにはドラマがあります。注目のフィギアは地元ロシアが金メダルを獲得、韓国のキム・ヨナは開催国ヒイキに銀メダル、日本選手では我らが真央ちゃんが名誉挽回のトリプル・アクセルに大成功して完璧な演技、ショート・プログラムが良ければメダルに手が届いたなんて贅沢は言いません!頑張りました。鈴木選手は自身の演技に「わたしは生きている」と感じたと明言を残しています。2020年東京五輪組織委員長の有力候補である森元首相の発言を巡る批判のニュースはありますが、アスリート達の熱い闘いはまだまだ続きます。そしてソチ五輪の報道たけなわのなか、一方では大雪による孤立集落や食料品不足の問題が続いていること、福島原発の汚染水の問題が再び浮上していることも見逃せないニュースです。

【金融・為替】
昨日は早朝に発表されたFOMC議事録では「緩和縮小を粛々と継続」という金融市場にとってはネガティブな材料に続き、中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)が48.3と好不調の分岐点である50を大きく下回り、8ヶ月ぶりの低調となったことから世界第2位の経済大国の成長停滞懸念からリスクオフとなり、円高と株安が進行しました。本日の米国市場でも週間新規失業保険申請件数が予想以上に多く、フィラデルフィア地区連銀景況指数も+8予想が−6.3と低調なものですが、「寒波・寒波・寒波のせい!」で片付けて株価反発・ドル高のリスクオンが戻る不思議な減少となっています。

ドル円102円30銭と昨日から50銭の大幅な円安・ドル高で推移、ユーロは圏内景気指標の低調から1.371ドルに軟化、対円では140.3円と確りに、ダウは92ドル高の1万6133ドルに反発して大台に復帰、10年債利回りは2.746%に上昇しています。

【石油市況】
原由は102.92ドル(−0.39)に小幅に反落していて、ブレント相場も110.30ドル(−0.17)に反落しています。中国のPMIや米景気指標の不調からの反落となりましたが、株価堅調から引け後は原油も反発に転じているようです。

【貴金属市況】
金は1316.9ドル(−3.5)に小幅に続落してセッションを引けましたが、原油同様にこちらも引け後に反発に転じて現在1323ドル前後で推移していて確りです。昨日はFOMC発表から一時1307ドル台の200日移動平均線まで下落したのちに反発する動きで、200日線が下値をサポートする動きとなりました。年初は総弱気であった大手投資銀行もこのところの相場上昇に下値の見通しを引上げモルガン・スタンレーが今後1400ドルを目指すとの強気の見通しに変更、本日はUBS(スイス・ウニオン・バンク)が今後1ヶ月の見通しを1180ドルから1280ドルに引上げ、今年の平均価格も1200ドルから1,300ドルに100ドル幅引き上げていることも、ファンドのロング勢を強気にさせているものと推測されます。下げれば弱気のレポート、上げれば強気のレポートに惑わされたくないものです。

需給要因では今月に入り12tほど増加に転じたSPDRが先週後半から10t減少に転じて、前月比で僅かに2tの増加にとどまり、アジアの実需も1,300ドルの水準に駆け上がった価格帯では買いの手は引っ込む状況に、現在の買い手はファンド勢、売り手は実需と下げ相場の時点とは攻守が逆転しています。過去週年間の商社を強いてあげるとすれば、実需筋に軍配が上がっています。果たして彼らの買いが再開される水準に戻るのか、実需の買えない状況をファンドが続けることができるのか注目されます。本日は円安も手伝い円換算は4355円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンがテクニカルを好感して年初来の高値455.75未紡蛙、大豆も南米の天候不順を囃して反発に転じています。昨年来弱気のショートポジションが幅を聞かせたコーンに入るファンドが買い越しに転じて日柄はまだ浅く、強気相場が展開されています。

緩和縮小は粛々と(議事録)

おはようございます

【金融・為替】
注目の「FOMC議事録」は日本時間の早朝4時の発表でした。このところ米景気指標の停滞が続き、市場ではテーパリング(緩和縮小)ペースを緩めるニュアンスを期待する見通しが高まっていましたが、市場の意に反して議事の内容は「粛々を進める」というニュアンスとなり市場の失望を誘うものになり、発表後はドルに買いものが入り、株式・商品市況は一斉に軟調展開の反応を見せています。

ドル円は現在102円30銭前後で推移していて、円は対ドルでは本日もっとも弱い動きですが、ユーロは1.373ドルに反落し、対円では140.5円で推移しています。ダウは議事録発表から下げ幅を加速して89ドル安の1万6040ドルで引け、10年債利回りは2.732%に上昇しています。

【石油市況】
原由は103.31ドル(+0.88)に続伸していて、ブレント相場も110.47ドル(+0.01)に小幅に続伸しています。原油在庫の減少傾向が続いていることやテクニカル要因を好感する動きですが、こちらも議事録後は軟調推移に転換しています。

【貴金属市況】
金は9営業日連続高のあと反落して1320.4ドル(4.0)でセッションを終了、前日の時間外取引に1332.4ドルと上昇しての大商い(19.5万枚)から目先のショートカバーが一巡したものと推測され、上昇は9営業日で一先ずストップしました。更に引け後の議事録では期待されたテーパリング・ペースを緩めるニュアンスに欠けたことを嫌気して続落し、現在スポットは1310ドルを割り込んでいます。本日の円換算は4315円前後になります。

【穀物市況】
コーンは続伸していて453未版初来の高値を示現していますが、大豆はブラジルの降雨予報を嫌気して小幅に反落しています。

日銀のサプライズに株価と円が反応

おはようございます

【日銀金融政策決定会合】
昨日の日銀の会合では政策金利は予想通りゼロ金利を据え置きとしましたが、金融機関への資金供給を低利で7兆円に倍増し、融資期間を延長したことがサプライズとなり、ドル円は101.7円から102.7円に一円幅もの円安・ドル高に振れ、対ユーロでも139.6円から140.8円に円は下落しました。株式市場でも日経平均が一時500円強の急伸となり、引け値でも450円高の1万4843円で終えています。追加の緩和という手段には及ばないものの、市場の期待を裏切らない「黒田日銀」の面目躍如というところで更なる緩和策に対して期待をつなぐものとなりました。

【金融・為替】
ドル円は102円35銭前後で推移していて、3連休明けの米国の景気指標では住宅指数やNY連銀製造業景況指数が予想を下回ったことから、東京市場に比較するとドルを売る動きから円を買い戻す動きに円安ピッチはやや緩んでいます。ユーロは1.375に上昇していて、対円は140.8円前後で推移しています。ダウは景気指標が引き続き低調なことや、これらが寒波よる影響によるものと判断し今後の指標好転を見込むものの軟調、23ドル安の1万6130に小幅に反落、ハイテク中心のナスダックは堅調な動きとなっています。

【石油市況】
原由は102.43ドル(+2.13)に大幅に上昇していて、ブレント相場も110.46ドル(+1.28)と堅調推移となっています。NY原油の受け渡し場所であるオクラホマ・クッシングの在庫が3週連続で減少していることや、寒波による影響から暖房油需要の拡大が影響し、更にテクニカル好転からファンドの買い物を誘う動きとなっています。

【貴金属市況】
金は先週の勢いを借りて1324.4ドル(+5.8)に続伸していて9営業日連続高になっています。但し高値の1332.3ドルは時間外取引開始の日本時間の18日午前8時台に次元していて、連休明けの動きはショートカバー・ラリーの様相となった模様です。出来高も19万枚前後と今月に入っては一番の大商いで、しかもその半分以上は東京時間という異例のものとなっています。セッションではカバー一巡から一時1312.3ドルと高値から20ドル幅沈む場面も見られましたが、景気指標の低調が続きドル高一服の動きに反発して引けています。このところの上昇の背景には米景気指標の低調続きから緩和縮小ペースが緩むとの見方が一因と見られますが、その意味では明日の日本時間午前4時に発表される1月末のFOMCの議事録が目先の注目材料となります。緩和縮小ペースについて景気指標の後退を
どの程度反映する討議内容となったのか、ペースが粛々と進められるニュアンスであれば金には向かい風となり、今後景気配慮により縮小ペースを緩めるニュアンスがあれば追い風になるものと推測されます。テクニカルでは一目均衡表の雲を上抜けたことや、200日線の1305ドル抜けをファンドは重要視しているようですが、RSIは内外共に70ポイントを抜け買いすぎゾーンに入っていることも見逃せません。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆共に上昇していて、ドル高の一服や原油高・テクニカカル好転を好感するものとなっています。

個人は笑顔でチームでは涙

おはようございます

米国市場は「大統領の日」で休場でしたが、2時に起床してスキー・ジャンプ団体戦に見入ってしまいました。結果は「銅メダル」でしたが、四人が四人ともに可能な限りの全力のジャンプ、個人戦とはまた違いチームと競技としての醍醐味が楽しめました。葛西選手は個人で笑顔、団体では涙でした!

さて、海外市場は休場ですが、ドル円は101円90銭と昨日の東京3時半から30銭前後の円安・ドル高で推移、日経先物も100円前後確りです。

先週からテクニカル好転から買い進められる金は現在スポット価格が1328ドルで、円換算は4350円台と円建ても今年の安値から300円幅に近い上昇となっています。NY市場は先週末は連休前のショートカバー主体の上昇と思われますが、価格上昇からアジアの実需買いは見送りのなか、欧米ファンド買いVSアジア売りの下げトレンドとは逆の動きとなっています。ファンド主体の先物買いがどこまで功を奏するのか、見ものといったところでしょうか。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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