本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2014年07月

GDP好調背景にドル高に

おはようございます

7月も最終営業日となりましたが、この時期は欧米のトレーダー達も夏休み、イベントの割には株式・商品市場は動意に欠ける展開となり、唯一円安とユーロ安が進行してドル金利の上昇からドルが主要通貨に対して上昇する動きとなりました。

【金融・為替】
米ADP民間雇用統計は21.8万人増(予想23万人増)とやや予想を下回る内容となりました。米第2四半期GDPは+4.0%(予想は+3.0%)とこちらはサプライズ、2013年の成長も+1.9%から+2.2%に改訂され米国経済の回復が本物との判断がなされる内容でした。FOMCでは政策金利をゼロ〜0.25%に据え置き、債権購入を現在の350億ドルから100億ドル減らし250億ドルとする予想通りの内容、更に声明文では2%未満の低インフレの可能性が低下した。量的緩和終了後も相当期間は定期金利が続く、個人消費は上向き、住宅市場は緩慢として概ね予想の範囲となっています。

ドル円は好調な米GDPの発表と同時にドル高が進み一時5月上旬以来の103円台に入る場面も見られ、現在は102円80銭前後と前日から70銭ほどの大幅な円安水準で推移しています。ユーロも1.339ドルに軟調推移、ユーロ円は137.7円とこちらは円安方向で、主要通貨ではドル→ユーロ→円の強いほうからの序列となっています。ダウは好指標に反発して始まったものの、その後は失速して31ドル安の1万6880ドルに小幅に続落し、10年債利回りは2.554%に急上昇しています。

【石油市況】
原由は100.27ドル(−0.70)に続落していて、ブレント相場も106.51ドル(−1.21)に続落しています。原油在庫が減少したものの、製品在庫の増加からドライブシーズンのガソリン需要の低迷が市況の足かせ要因となっています。

【貴金属市況】
金はGDPで米国経済の回復見通しの高まりを嫌気して、一時1291ドルに沈む場面が見られましたが、その後は安値保ち合いもFOMCにより低金利政策の長期化が謳われたことに反発して1294.9ドル(−3.4)で引けたあとに小戻し、現在は1297ドル近辺で推移しています。本日の円換算は4290円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦が急反発して、コーンは小反発、大豆は続落する動きとなり、三者三様の反応を示ししています。

金はドル高に押されて1,300ドル割れに

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は102円10銭と今月上旬以来の102円台に乗せています。ユーロは1.340ドルに続落していて、ユーロ円は136.9円とほぼ横這いの小幅な値動きとなっています。ダウは70ドル安の1万6912ドルに反落して、10年債利回りは2.460%に低下しています。景気指標では住宅価格指数は予想を若干下回ったものの、消費者信頼感指数は90.9と07年10月以来の好調を示すものとなっています。本日は米GDP(予想は+3.0)の発表後にFOMC(債権購入の縮小見込み)の内容が明朝明らかになります。

【石油市況】
原由はWTIが100.97ドル(−0.70)に続落していますが、ブレント相場は107.73ドル(+0.15)に小幅に続伸するまちまちな値動きとなっています。引き続き地政学上のリスクから下値を支えられる状況ながら、米ガソリン在庫の増加観測がWTIの下落要因となっているものと思われます。

【貴金属市況】
金はアジア時間から欧米市場の序盤にかけては1310ドル台に続伸する場面も見られましたが、NY時間の取引序盤から徐々に上値が重くなり、好調な米景気指標も重なり軟化して1298.3ドル(−5.0)と大台を割り込んで引けています。FOMCや雇用統計を控えて方向感の定まらないイベント待ちとなっています。本日の円換算は4265円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場が続落して連れてコーン・大豆も反落する憂き目にあっています。高温気味の産地の気温も低温予報から軟化しています。

株も金もイベント待ちに凪ぎ

おはようございます

昨日と今日は湿度が低い分助かりますね!北海道ではあじさいが満開との便り、季節感のずれもそうですが、梅雨のない北海道の平原の陽光の中、咲き誇るあじさい、一度見たいものです。

【金融・為替】
金融市場はイベントを控えて凪ぎ、ドル円は101円85銭、ユーロは1.348ドル、ユーロ円136.8円と為替全般に小動き、ダウは22ドル高の1万6982ドルに小反発していて、10年債利回りは2.479%に上昇しています。本日はケースシラー住宅価格指数と7月の消費者信頼感指数、さらに二日間の日程でFOMCが本日より開始されます。

【石油市況】
原由は101.67ドル(−0.42)に反落していて、ブレント相場も107.57ドル(−0.82)に反落しています。地政学上のリスクは残るものの、シーズンにも関わらず米ガソリン需要の懸念が下押し要因と見られます。

【貴金属市況】
金は1303.3ドル(±0)と週末の反発も、本日は週末に大きく下落した株価が反発に転じて、安全資産への逃避買いがやや後退するといった動きとなっています。こちらもイベント待ちの様相となっています。本日の円換算は4275円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンと大豆が続伸して、小麦相場が反落しています。生育状況は依然として作物生育の天候に恵まれている状況が続き、豊作を疑う余地は乏しいものとなっています。

GDP・FOMC・雇用統計とイベント目白押しの週

おはようございます

今朝はおやっ?涼しい!このところの暑さが少し和らぎありがたい!

さて、今週は7月最終週で週末の金曜には8月に入ります。

相変わらず、ウクライナ東部の緊張が続き、マレーシア機撃墜の真相究明にも現場に調査団が入れず難航しているようです。イスラエうのガザ地区では住民の犠牲者が2000人を超え、停戦もハマスが12時間しか応じず、イスラエルの攻撃も再開されて停戦目処が付かない状況が続いています。

今週の米国では企業業績の発表はほぼ峠を超え、概ね順調な決算が多く株式市場にはプラス要因と見られましたが、株価が史上最高値圏で推移していることから高値警戒感が漂い高値保ち合いの推移、さらに地政学的な不透明感も影を指しているようです。

更に今週はFOMCが29・30日の両日、30日は米第2四半期GDPの発表、1日には雇用統計を控えて足元の景気動向や金融政策を睨む展開が続きそうです。今回のFOMCでは議長の記者会見はなく、債券購入を減らすQE縮小は見込まれていますがサプライズはないとの見方が大勢を占めているようです。GDPの予想はプラス2.9%、雇用統計は非農業部門雇用者数が22.5万人の増加、失業率は6.1%と前月と変わらずの予想となっています。

今週も宜しくお願いします

来週のイベント待ちムード

おはようございます

今週は大きなイベントもなく手探り状態が続く金融市場でした。来週は29・30にFOMC、30日は米第2四半期のGDP,更に8月1日(金)の週末には雇用統計と続き、米金融政策を占う上で大きなイベントを控えています。

週末の市況はドル円101.8円と円は小幅に軟化し、ユーロは1.342ドルとこちらも軟化傾向が続き、ドルは総じて強含む展開でした。ユーロ円は136.7円でこちらはユーロの軟調推移でした。

ダウは123ドル安の1万6960ドルと今週は1万7000ドルを挟む高値保合いに終始、米企業業績はまずまずの決算内容ながら、ウクライナやイスラエルの地政学的リスクの不透明感が漂うことや、史上最高値圏の高値警戒から決めてに欠ける展開となっています。10年債利回りは2.466%と本日はやや低下していますが、米金融政策を巡る思惑に小康を保つ展開となっています。

商品市況はWTIが102.09ドル(+0.02)に、ブレント相場も108.39ドル(+1.32)に上昇していて、米ガソリン需要がドライブシーズンにも関わらず在庫を多く抱える状況を、地政学上のリスクが支える状況となっています。金価格も原油市況同様に地政学上の問題が下値を支えることや、株価の下落の安全資産的見地に支えられ1303.8ドル(+12.5)に反発して大台に復帰(円換算4280円前後)しています。穀物市況は本日大豆・コーン共に上昇も豊作観測が根強く、上値は限定的なものとなっています。

よい週末をお過ごし下さい

金はファンドの見切り手仕舞い売りに続落

おはようございます

明日の花火大会に向けて隅田川界隈は準備万端ですが、昨夜もそうですが去年のような開始直後の雷雨も気がかり、温暖化による東京の砂漠化が止まらないようです。

【金融・為替】
ドル円は101円80銭と前日より30銭前後の円安・ドル高で推移しており、米長期金利の上昇に伴いドルを買い戻す動きとなっています。ユーロ・ドルは1.346ドルに小幅にユーロが反発、ユーロ円は137.1円とこちらも円が反落しています。ダウは2ドル安の1万7083ドルと小動きに、10年債利回りは2.512%に上昇しています。この日の米景気指標は新規失業保険申請件数が28.4万件と事前予想を大きく下回り雇用情勢の改善の進展が見られる一方で、新築住宅販売が年率40.6万件とこちらは住宅販売の不調を印象ずけるものとなりました。

【石油市況】
原由は102.07ドル(−1.05)に反落していて、ブレント相場も107.07ドル(−0.96)に反落していて、地政学上のリスクが後退していることや、米ガソリン需要のドライブ需要の不振からガソリン在庫が増加していることを嫌気した模様です。

【貴金属市況】
金はアジア時間から軟調に推移して節目の1,300ドルを割り込み、その後の欧米市場でも一時1287.5ドルと下値支持の200日移動平均線のある1286ドルを辛うじて死守して、引けは1290.8ドル(−13.9)に続落して引けています。中国需要が前年を大きく下回るもの(上半期は前年比19%減は予想の範囲内)であったこと、ウクライナやイスラエル情勢の緊張緩和、ドル相場の上昇等の材料が指摘されていますが、如何せんまだファンドのロングは今年最大規模であったことから、相場のパフォーマンスを嫌気する売り物に押された下落と解釈出来るでしょうか?本日の円換算は4235円と円安効果から下げ幅はそれほどでもありません。

【穀物市況】
穀物市況はコーンと小麦が小幅に反落するも、大豆は輸出需要の拡大から続伸しています。

本日の相場は語るに及ばず

おはようございます

【金融・為替】
本日は主要な景気指標の発表もなく、金融市場は全般に凪ぎ、ドル円101円50銭を中心とした推移、ユーロは1.346と小動き、ユーロ円136.6円とこちらも小動きに終始、ダウは26ドル高の1万7086ドルに小幅に反発して、10年債利回りは2.465%に小幅上昇しています。

【石油市況】
原由は米エネルギー情報局(EIA)の在庫発表が予想よりも減少幅が大きくなったことから反発、WTIが103.12ドル(+0.73)に反発して、ブレントも108.03ドル(+0.70)に反発しています。

【貴金属市況】
金は1304.7ドル(−1.6)に小幅に続落して引けています。ウクライナやイスラエル情勢を一通り織り込み、徐々に落ち着きを取り戻す展開となっています。材料として中国金協会から今年上半期の金需要が発表されて、全体で569.5tと前年同期比で19%下回るものとなり、宝飾や工業用需要は増加したものの投資需要が62%減少したことが響いたようです。本日の円換算は4260円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・小麦・大豆3商品ともに反発していて、このところの下落続きも売り過剰による買い戻しに戻しています。

緊張の緩和からリスクオフが後退

おはようございます

【金融・為替】
マレーシア航空機の事故に対して親ロシア派が一転して協力する動きから、金融市場のリスクオフは後退しています。ドル円は101円45銭前後で推移していて、前日の東京市場午後3時半から10銭程度の円高・ドル安水準に、ユーロは1.346ドルとユーロが一段下落していて、ユーロ円も136.6円とこちらもユーロ安・円高で推移、ダウは61ドル高の1万7113ドルに反発し、10年債利回りは2.463%に低下しています。

【石油市況】
原由はWTIが104.42ドル(−0.17)に小幅に反落し、ブレント相場も107.33ドル(−0.35)に反落しています。地政学上の緊張がやや後退したことや、ドルの対ユーロでの上昇を嫌気する展開となった模様です。

【貴金属市況】
ウクライナの緊張感がやや後退したことから金はアジアの時間帯から軟化し、欧米時間も軟調に推移していましたが米CPI(消費者物価指数)が予想の範囲にとどまり、利上げ観測が早まる可能性がやや後退したことに反応を示して一時1316.8ドルまで買った水準がこの日の高値、その後はジリジリと軟化して1306.3ドル(−7.6)で引けています。本日の円換算は4270円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は総じて続落していて、北部での一部の生育遅れや、降雨不足が囁かれる状況も在庫の高水準や豊作観測が下落を強いる展開となっています。

TOCOM立会時間変更に注意!

おはようございます

近畿・東海に続き関東も梅雨明けとなりそうです。ところで週末にもお伝えしているように、本日よりTOCOMの立会時間が一部変更となります。日中立会午前9時〜午後3時15分・夜間立会が午後4時半から翌日午前4時までとなります。

【金融・為替】
ウクライナ上空のマレーシア機撃墜から5日が経過、西側と親ロシア派及びロシアとの緊張の高まりや、ロシアへの追加の経済制裁が議論されていて、イスラエルのガザ地区への地上戦もあり地政学上のリスクが高まっています。

ドル円は101円10銭近辺で推移していて、金曜午後3時半から10銭程度の円安・ドル高で推移、ユーロは1.352ドルとほぼ変らず、ユーロ円は137.1円と小幅円安水準で推移しています。ダウは48ドル安の1万7051ドルに小幅に反落、10年債利回りは2.471%に低下しています。

今週はウクライナ情勢や事故に絡むロシアへの経済制裁の具体化の進展や、ガザ地区へのイスラエルの攻撃を停戦に導かせることができるのか注目されます。金融市場では地政学上のリスクを横目に見ながら、今後の金融政策にも影響するCPI(米消費者物価指数)が注目されます。同様に日銀の金融政策に影響する国内CPIが25日に発表予定、3.5%の物価上昇の予想を下回ることになれば追加の緩和策への期待が広がることになります。中国では7月のPMI(製造業担当者景況指数)が24日に発表される予定で、こちらも中国経済の立ち直り状態が注目されます。

【石油市況】
原由は104.59ドル(+01.46)に反発していて、ブレント相場も107.68ドル(+0.44)に小幅に反発しています。地政学上のリスクが高まっていることに加えて、WTIは原油在庫の減少見通しが上昇要因と見られます。

【貴金属市況】
週明けのNY金市場は取引序盤に1319.0ドルに大幅に反発する時間帯がありましたが、その後はジリジリと上値を削る展開に軟化して1313.9ドル(+4.5)に小幅に反発して引けています。ウクライナやガザ進行などの地政学上のリスクが金価格の下値を支える図式ながら、先週末のCFTCでは買い過剰の解消にはまだ程遠く、高水準のファンドリングが気に係るところです。本日の円換算は4280円になります。

【穀物市況】
穀物市場は週末の好天の影響もあり、コーン・大豆共に大幅に続落して今週の取引が開始されています。

悲劇から一夜明けてリスクオフ後退

おはようございます。

3連休初日、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、今夜は足立の花火大会ですが無事に大輪の花が打ち上げられるか微妙ですね。ところで週明けからTOCOMの取引時間が変更になります。日中取引が午前9時〜午後3時15分に(現行9時〜3時半)、夜間取引は午後4時30分〜翌朝午前4時に(現行午後5時〜翌朝4時)

【金融・為替】
マレーシア機の撃墜の悲劇から一夜明けて金融市場はリスクオフが一服し、株高・債券安・金利上昇・原油と金が反落する教科書通りの反応となっています。ドル円は101円35銭近辺で今週の取引を終了、ユーロは1.352ドルと横這い、ユーロ円も137.1円と小動き、ダウは123ドル高の1万7100ドルと前日の下げ幅の大部分を修復、10年債利回りは2.483%に上昇しています。

【石油市況】
原由はWTIが103.13ドル(−0.06)に小反落し、ブレント相場は108.50ドル(−0.65)に反落しています。マレーシア航空機の撃墜からウクライナvsロシア、更にイラクvsスンニ派、イスラエルvsハマスと言った地政学上の危機は健在ながら、原油供給の安定が下押し要因として健在です。

【貴金属市況】
金市場も有事の金買いが後退して1309.4ドル(−7.5)に反落しています。但し安値は1305.0ドルと大台を維持していて、ファンドの買い意欲はまだまだ根強いようです。ファンドポジションもCFTCによると、15日現在のネットロングは466.0tと前週比で23tの減少と思ったほど買い方の整理は進まないままの反発、取り組み内部要因として買い方優勢が継続しているように考えられます。週明けの円換算は4270円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は前日まで急伸の小麦相場が反落して、連れてコーン・大豆が反落しています。

よい連休をお過ごしください
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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