本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2014年08月

月末・連休前のポジション調整に平穏

おはようございます。梅雨に逆戻りの8月終盤も来週からはまた、暑さがぶり返すようです。

8月の最終営業日の米国市場はこのところの景気指標の好調さと、同時にいずれ迫り来る利上げ開始に備える慎重姿勢、さらにはウクライナ情勢をはじめとする世界に拡散する地政学上のリスクの問題といった不透明要因が、不安心理として厳然と存在する状況が続いています。レーバーデーの3連休を控えた市場は夏休みも終了し、本格的な秋相場が到来します。

ドル円は再び104円05銭と円安方向に進行、日米の金融政策の違いに投機筋の円売りも1兆2860億円に急増(シカゴ金融先物市場)しています。ユーロは1.313ドルに下落していて、来週4日のECB理事会での量的緩和開始を意識する動き、対円でも136.7円に軟化しています。

ダウは1万7093ドルと+18ドルに小幅に上昇、10年債利回りは2.343%にこちらも小幅上昇となっています。

商品市場は原油が景気指標の好調維持から需要拡大期待に上昇して、金は逆に利上げ観測台頭に小幅に軟化、但し地政学のリスクが続く中での売り込みには投機筋も警戒する情勢が続きそうです。穀物市況は概ね軟調で、再び、三たびの豊作観測に押される展開となっています。

よい週末をお過ごし下さい!

ウクライナの緊張がリスク要因に

おはようございます

8月最終営業日となりましたが今月は投資家泣かせ(営業マン泣かせ)のボラティリティの低い一ヶ月となりました。米国市場は9月1日の休日「レーバーデー」で3連休開けが秋相場のスタートとなります。相場界では「閑散に売りなし」との格言もありますが、これは活況を前提とした楽観的なもので、市場関係者という立場からすれば「閑散」という言葉は最も忌み嫌われる用語で、相場の上下は別にして9月相場の活況を期待したいものです。

【金融・為替】
ドル円は103円70銭と103円台後半の揉み合いに、ユーロは1.318ドルと軟調推移継続(ユーロ円136.7円に円が上昇)しています。ダウは42ドル安の1万7079ドル(−42)に反落し、10年債利回りは2.337%に低下しています。景気指標では第2四半期の米GDP改定値が+4.2%となり、速報値の+4.0%や事前予想の+3.9%を上回るものとなり、新規失業保険申請件数も29.8万件と事前予想を下回り、米国経済の回復基調を裏付けるもので早期の利上げ観測を予想させるものとなっています。一方でウクライナ情勢はポロシェンコ大統領がロシア軍の侵入を示唆し、NATOも1000人超のロシア兵がウクライナ領内で活動していると報じていて、緊張の高まりが続いています。

【石油市況】
原由はWTIが94.55ドル(+0.67)に続伸して、ブレント相場は102.46ドル(−0.26)に反落しています。イラクの原油輸出が継続されていることや、米原油在庫の高水準は弱材料ながら、地政学上のリスクが支える構図となっています。

【貴金属市況】
金はウクライナの緊張を受けてNY序盤に1296.4ドルに大幅に反発した後、今度はGDPが予想を上回るものとなったことから利上げ時期が早まる観測を嫌気して反落し、セッション引けは1289.5ドル(+7.0)とやや高値修正されたものの確りとなっています。本日の円換算は4305円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況も小麦輸出国のウクライナの緊張を背景に小麦・コーンが続伸していて、大豆も中国の買い付け報道に続伸しています。

レーバーデー明けまで動意薄か

おはようございます

今週は一気に秋の陽気に変わりましたが来週は暑さがぶり返すようですね!8月も終盤に入り宿題の溜まった子供たちがそわそわする恒例の季節ですが、最近は年間二学期制度が広がりもう学校も始まっているところも多いとか、米国市場でもそろそろ夏休みが終了、例年9月1日の「レー・バーデー」の休日明けから秋相場の幕開けとなります。

【金融・為替】
ドル円は103円90銭と小動きに終始、ユーロは1.319ドルとこちらも静かな動き、ユーロ円137.0円で推移しています。ダウは15ドル高の1万7122ドルに小幅に続伸して史上最高値を伺う水準での動向、10年債利回りは2.360%に小幅に低下しています。金融市場では米国の出口戦略へ向かう秩序だった展開に期待し、ユーロ圏の量的緩和突入も織り込みにいく展開となっています。不透明要因は世界に拡散する地政学上のリスクで、これまでのリスクは概ね織り込む展開ながら、戦火の地域が限定的なものにとどまるのか、或いは拡大するかによって金融市場を揺さぶるマグニチュードには開きがあるようです。

【石油市況】
原由はWTIが93.88ドル(+0.02)に小幅に続伸、ブレント相場は102.72ドル(+0.22)に小幅反発しています。WTIの受け渡し場所となるオクラホマ州の在庫は予想通り増加したものの、地政学上のリスクが下支える展開となっています。

【貴金属市況】
金は1282.5ドル(−1.8)に小反落していますが、前日に続く上下7ドル前後の狭いレンジに終始し、200日移動平均線を挟む保合いとなっています。ドル高や株高が金価格の上値を抑制し、地政学上のリスクが下値を支える構図が続いています。本日の円換算は4285円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場が大幅に続伸したことから、コーンや大豆の下げ幅が限定的なものとなっています。

株高・円安のリスクオンが継続

おはよう−ございま−す、今朝は涼しい!快適

【金融・為替】
ドル円は104円10銭と昨日の東京時間(午後3時15分)から20銭の円安高で推移、ユーロも1.316ドルに下落し(ユーロ円137.1円)とドルは主要通貨に対して下落する動きが継続しています。昨日の米景気指標では7月の耐久財受注が22.6%増と事前予想の8.0%増を大きく上回り、8月の消費者信頼感指数92.4ポイントと07年10月以来の高水準となり、金融当局の利上げ開始時期前倒しの観測にドルが堅調推移となっています。更にユーロ圏の量的緩和が来週4日のECB理事会にも決定される可能性にユーロ安がドル高に弾みをかけている模様です。ダウは前日のナスダック・S&P500に一時史上最高値を更新、引けにかけてはややだれたものの+29ドルの1万7106ドルで最高値を疑う水準で引けています。10年債利回りは2.394%に小幅に上昇しています。

【石油市況】
原油市況は前日とは打って変わってWTIが93.86ドル(+0.51)に反発して、ブレント相場は逆に102.50ドル(−0.15)に小反落しています。WTIは米エネルギー当局の原油在庫減少見通しに反応し、更に複数の景気指標好転を好感するものとなっています。

【貴金属市況】
金は昨日の東京時間は1270ドル台後半で推移していましたが、終盤から欧州時間にかけては地政学上のリスクを囃す買い物や、テクニカルに200日移動平均線を上値けた投機買いに上昇して一時1290ドルに急伸、引け値ベースでも1284.3ドル(+6.3)と確りで引けています。また、昨日のアジア市場では1270ドル台で久し振りの実需買いが入ったことも堅調推移の要因と見られます。現在は200日線をやや下回る1280ドル前後で推移、本日の円換算は4290円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は全般に軟調推移から続落基調となっています。「豊作に売り無し!」の格言が幅を利かせつつあるものの、大豊作の現状打破ではファンダメンタルの悪さを覆すには並々ならぬ、サプライズが必要なのかも知れません!

ナスダックとS&P500が高値を更新

おはようございます

今日は東京の最高気温が28度と9月中旬並みだそうで、少しは身体への負担が楽な一日になりそうです。暑さ寒さの節目のお彼岸まであとひと月の辛抱ですが、朝方人間としては日の出が5時を過ぎて、これからは昼時間がどんどん短くなるのが残念!

【金融・為替】
ドル円は週明けの東京市場で円安が進行して一時104円46銭まで進行、欧米市場では症候を保ち現在104円05銭近辺で推移しています。ジャクソンホールではイエレン議長は利上げ時期の言質を取らせなかったものの、米金融政策は粛々と出口で向かっていることが現実、米2年債利回りが一ヶ月ぶりの水準に上昇しています。ユーロは1.319ドルと軟調推移が続き、こちらは来週のECB理事会でのドラギ総裁の量的緩和開始期待がユーロを軟調推移に向かわせています。(ユーロ円137.2円)ダウは75ドル高の1万7076ドルに続伸していて、10年債利回りは2.385%に低下しています。因みにナスダックは4500に乗せ、S$P500は一時節目の2000ポイント乗せにいずれも史上最高値を更新しています。

【石油市況】
原由はWTIがオクラホマの受け渡し場所の増加観測に93.35ドル(−0.30)に小幅に続落し、一方のブレント相場は102.65ドル(+0.36)に反発しています。一部報道ではロシア領からウクライナに侵入した戦車2両をウクライナ軍が撃破した模様で、本日はプーチンvsポロシェンコ会談が予定されていて首脳間で停戦に向けた動きが具体化されるのか注目されています。

【貴金属市況】
NY金は上下に5ドル幅のレンジの小反落から1278.0ドル(−1.3)に取引終了、ドルが主要通貨に対して上昇基調が続いていることが上値を重いものにしていて、地政学的リスクとの綱引き状態となっています。本日の推定出来高は僅かに5万枚台と振るわず、方向感の乏しいもので円換算も4370円前後となり円建ても保ち合い継続となりそうです。

【穀物市況】
穀物市況は全般に豊作観測の強まりに急反落していて、豊作による売られすぎとその反動を繰り返す展開となっています。

プーチンの本音は?

おはようございます

豪雨による土砂崩れ被害が全国に拡散、広島には東北の被災地からもボランティアが手弁当で参加しているようで、3.11でお世話になったのでそのお礼の意味を込めてとのこと。一方で夏休みを利用して研修名目で海外を訪れた国会議員は120人にのぼり、公費の支出は合計4億円とのこと・・・・・なんだかなー!?

今週で8月も最終週となりました。週末のジャクソンホールの講演ではイエレン・ドラギ・黒田といった中銀首脳からのサプライズはほとんどありませんでしたが、週明けのドル円は104円15銭と円安が進行し、ユーロも1.319ドルに軟化して、ドルが堅調推移となっています。為替市場の反応を見る限り、市場は米国の利上げ時期が最も関心事項で、やはり手掛かりとなるのは9月中旬のFOMC後の議長の会見になりそうです。

今週の米国市場では住宅関連指標や、第2四半期DGP改定値、更に消費者物価指数が注目されます。地政学上の問題では明日26日にプーチン・ポロシェンコ会談が注目されます。ウクライナ東部をプーチンは制裁確保での占領の意思があるのか、或いは制裁によるロシア経済のダメージを重要視して撤退示唆となるのか正念場を迎えているようです。

今週も宜しくお願いします

議長発言にサプライズなし

おはようございます

注目のイエレンFRB議長講演は利上げ時期の言質を取られない慎重な発言に終始したもので、これまで通り雇用情勢の回復には満足できる状況はないとしながらも、景気回復が進めば自ずと利上げの時期も早まるとうニュアンスでこれまでの議長発言を踏襲するものでした。

国際情勢ではウクライナ国境にとどまっていたロシアの支援物資積載トラック280台がウクライナ領内を通過し、赤十字同行の上の通過の約束事を破るものとなりました。これに対してウクライナ政府はロシアの行動は国際法に違反するとして非難し、両国の緊張は再び強まっています。

さて、金融市場は比較的静かに週末の取引を終了、ドル円103.9円と円安進行、ユーロは1.324ドルに小幅に反発し、ユーロ円137.6円と小動き、ダウは1万7001ドルと38ドルの小幅反落も大台を維持、10年債利回りは2.402%に低下しています。商品市況は原油がWTI・ブレントともに小反落、金は1279.3(+4.8)ドルとウクライナを手がかりに反発小反発しています。穀物市況は全般に小確りした値動きです。

よい週末をお過ごし下さい

ダウは1万7,000ドル回復、金は200日線を割り込む

おはようございます

モスクワ市内のマクドナルド4店舗が営業停止の処分となりましたが、インタビューに答えたマックファンのロシア人市民は、これからはピロシキ(惣菜パン)を食べなきゃいけないのが残念!との声、ウクライナを巡る米国のロシアへの制裁が米国の代表的民間企業を巻き込むものとなっています。

【金融・為替】
ドル円は103円80銭前後で推移していて昨日とほぼ変わらず、ユーロは1.328ドルに反発し、ユーロ円は137.9円とやや円安で推移しています。ダウは60ドル高の1万7039ドルとほぼ一ヶ月ぶりの大台返り咲きとなっています。(S&P500は史上最高値を更新)10年債利回りは2.406%に小幅に低下しています。本日は複数の指標が事前予想を上回ったことが株高の背景と指摘されていますが、今夜はメインイベントのイエレン議長の講演内容が注目されます。

【石油市況】
原由は93.36ドル(+0.51)に続伸していて、ブレント相場も102.63ドル(+0.35)に続伸しています。足元の原油在庫は高水準であることや、イラクからの原油輸出に支障は見られず、ウクライナも首脳会談からの緊張緩和期待が高まる中、米景気指標の好調維持や株高に支えられる上昇となっています。

【貴金属市況】
金はアジア時間に200日移動平均線のある1284ドルを下抜く展開となり、ストップ売りを巻き込み一時1276ドルに急落、欧米市場では1280ドル台に戻す場面も見られましたが、その後は200日線に復帰できないまま1274.5ドル(−19.8)で取引を終了しています。世界に広がる地政学上の問題が今週は一服していることや、ドル高基調や、FOMC声明文の利上げ時期の前倒し観測を嫌気要因として、ファンドの手仕舞い売り誘発が下げ要因というところでしょうか。本日の円換算は4270円と円建ては為替が下値支えとなっています。

【穀物市況】
穀物市況は全般に堅調推移となっていて、豊作の環境を織り込み、一部には「豊作に売りなし!」との声も聞かれますが、果たして。。。。。?

タカ派な議事録内容にドルが続伸

おはようございます

【金融・為替】
注目されたFOMC議事録は予想されたものより「タカ派的」(景気改善が続けば利上げ時期を早める)となり、外為市場ではドルが主要通貨に対して下落しています。ドル円は103円75銭前後で推移し、昨日から55銭の大幅な円安で4月上旬以来の円安水準となっています。ユーロも1.325ドルと大幅に続落していて、ユーロ円は137.5円とやや円安推移しています。ダウは59ドル高の1万6979ドルと大台復帰に接近していて、10年債利回りは2.426%に上昇しています。明日のイエレン議長の講演がさらに注目される状況です。

【石油市況】
原由はドル高やリビアの原油輸出再開に圧迫されましたが、WTI9月納会が96.07ドル(+1.59)に跳ね上がり他限月も確りと推移しました。ブレント相場も102.28ドル(+0.92)に反発しています。

【貴金属市況】
金はアジア時間から1290ドル台半ばで推移していましたがセッション引け後は、FOMC議事録のタカ派内容を嫌気していて続落し一時1287ドルに下落し、現在はやや持ち直して1291ドル前後で推移しています。本日の円換算は4305円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は総じて反落に転じていて、現地の生育状況の調査などから豊作度合いを嫌気するものとなっています。

プーチンvsポロシェンコ会談に株高・金安に

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は102円90銭と昨日から35銭の大幅な円安・ドル高で推移、ユーロも1.331に続落していて、ユーロ円は137.0円と小動きに終始しています。ダウは80ドル高の1万6919ドルに続伸して、10年債利回りは2.401%に上昇しています。米景気指標では7月の米消費者物価指数が+0.1%と前月よりも低下して2月以来の低水準となり、米金融当局のインフレ・ターゲットの期待を下回るものの、逆に7月の新築住宅販売が109.3万件と予想を上回りました。更に株高に貢献した要因はウクライナ・ポロシェンコ大統領とロシア・プーチン大統領の首脳階段が来週26日開かれると発表されて、ウクライナ情勢の緊張緩和に向けた期待の広がりが雲の間隙を縫う展開となったものと推測されます。

【石油市況】
原由は94.48ドル(−1.93)と期近限月中心に大幅に続落していて、明日に控えた納会内部要因や、イラクの原油輸出の安定や、ウクライナの緊張緩和の動きに下押し圧力を受けているようです。ブレント相場は101.56ドル(−0.04)に小幅に続落していますが、中物以降は下げ止まる展開となっています。

【貴金属市況】
金は1,300ドル台を維持してNYの立会開始も、住宅着工や好調を維持したことから利上げ観測浮上要因を嫌気した売り物に一時1294.1ドルに沈み、その後も上値重く推移していて1295.9ドル(−2.6)と小幅続落したまま引けています。更にウクライナの緊張緩和や、ドルの主要通貨に対する堅調地合いも上値を重いものにしています。今週は連日出来高が10万枚を割り込み、1,300ドルのせめぎ合いながらも決定的な変動要因見られず保ち合い継続といった状況です。本日の円換算は4290円前後になり、円建て金価格も保ち合い継続に方向感の定まらぬ値動きが続いています。

【穀物市況】
穀物市況はコーンや小麦が小幅に反発して、大豆は小幅続落の小幅な値動きとなっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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