本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2015年05月

G7為替水準の議論はなし

おはようございます

「南海ひょうたん島留学」で島にこどもを受け入れたり、今年4月に念願の医師の赴任を果たし、島おこしが成功したかに思えた口永良部島の火山噴火ですが、島民が早く島に戻れることを願うばかりです。

さて、複数の米景気指標は強弱まちまちなもので、G7でも為替水準は議論の対象にはならなかったようです。ドル円は124円15銭で今週のちり引きを終了、ユーロも1.098ドルで横ばい推移、対円は136.1円で円が続落しています。ダウは1万8010ドル(−115)に続落して、10年債利回りは2.121%に小幅に低下しています。

商品市況は原油がWTI・ブレントともに急反発に転じてWTIは60ドルの大台に復帰しましたが、目立った材料はないものの投機筋のショートカバーに戻す展開となりました。金も原油高やドル安一服に支えられて1190ドルに続伸(円換算4735円)しています。穀物市況はコーンが反落して大豆が反発するまちまちな展開でした。

よい週末をお過ごしください!

12年半ぶりの円安と27年ぶりの10連続高の日経

おはようございます

【金融・為替】
ドル円はNY市場で更に円安が進行して一時124円45銭まで円安が進み、2002年以来12年半ぶりの円安水準となり現在は123円90銭前後で推移しています。27日から始まったG7では麻生・ルーの日米財務相会談で、麻生氏が急速な円安進行に警戒する発言をし、ルー米財務長官は競争力の目的のための為替誘導を牽制してドル高の進行はやや一服気味となっていますが、為替レートの問題がG7の議題とはならない見通しから日米の金融政策の違いからドル高の動きを追認するものとなっているようです。本日のG7最終日の動きも注目されます。

ユーロは1.096に小幅に反発して、対円でも135.8に続伸しています。ギリシャ支援の協議は現状では月内合意の可能性が低く、6月のIMF向け返済や国債の償還向け支払いが迫り一刻を争う段階ながら、デフォルトの可能性も残す不透明な情勢が続いています。ダウは36ドル安の1万8126ドルに反落して、10年債利回りは2.132%に小幅に上昇しています。本日も複数の米景気指標の発表があり、来週金曜の雇用統計に向けて利上げ時期観測に揺れる状況が続きそうです。

【石油市況】
原由は57.68ドル(+0.17)に小幅に反発して、ブレント相場も62.58ドル(+0.52)に反発しています。ドル高が一服したことや、原油石油在庫が4週連続で減少したことからショートカバーに戻す展開となっています。

【貴金属市況】
NY金は1180〜1190ドルの間で上下動して、引けは1188.1ドル(+2.5)と5営業日ぶりに小幅に反発しています。2営業日連続で35万枚前後の大商いとなり、高値買いポジションがある程度振るわれたことやドル高の一服、更に1200ドルを大きく割り込んだことからアジアの実需買い期待から下げ止まる展開となりました。引き続き米利上げ時期を巡る思惑からドル相場の動きに翻弄される展開が続くと予想され、ギリシャ支援協議にも影響を受けることになります。大勢は1170〜1230のレンジ相場が以前として続くものと予想されます。本日の円換算は4720円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は原油安やドル高が一服したことからコーンと小麦が急反発に転じ、大豆は小反落するまちまちな展開となりました。

ドル円は一時124円台に円安進行

おはようございます

【金融・為替】
昨日は麻生財務省の円安の急ピッチの進行を懸念する発言も、効果は限定的でNY市場で一段と円安が進行して一時124円07銭を付け、現在123円70銭近辺で推移して昨日から70銭の大幅円安・ドル高水準となっています。この週末はドイツでG7財務相・中銀総裁会議が開かれる予定で、ギリシャ支援協議が主要議題とみられますが、このところの為替相場の急変動から関係者からの発言も気に係るところです。ユーロは1.090ドルと東京時間からは横這い、対円は134.8円と総じて円相場の下落が際立つものとなっています。ダウは121ドル高の1万8162ドルに急反発(日経先物1万600円台に続伸)し、10年債利回りは2.132%に低下しています。今週は米長期金利は低下気味に推移していることから、円売りはポジションが軽くなっていた投機筋によるものとも考えられます。

【石油市況】
原由は57.51ドル(−0.52)に続落し、ブレント相場は62.06ドル(−1.16)に大幅に続落しています。米在庫や生産量の減少観測も、イラクの生産増加観測やドル高が重石となっているものと見られます。

【貴金属市況】
金は米国時間序盤に1183.0ドルまで続落する場面が見れましたが、出来高を伴う大商いから目先売り物が一巡して1185.6ドル(−1.9)の小幅続落にとどまっています。前日の出来高は34万枚に達して本日の推定も同水準となっていますが、取組高の減少は限定的で投機買いのポジション調整はまだ不十分といった印象です。下げ幅が小幅にとどまったことはドルが対円ほど対ユーロでの上昇が限られたことも影響しているものと推測されます。本日の円換算は4710円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦が大幅続落したことに伴いコーンも続落して年初来安値の更新を余儀なくされたものの、大豆相場は売り過剰からカバーに小戻ししています。

ドル高急加速に株価も商品も下落

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は昨日の東京市場で年初来の安値122円04銭を抜き、一気にストップを巻き込み円安が加速して122円70銭台に進行、米国市場では先週末のFRB議長の年内利上げ示唆の発言や、本日発表された複数の景気指標が改善傾向を示し一時123円33銭に更に加速しました。同時にユーロも4月中旬以来の1.086ドルに続落して、ユーロ円は133.8円とやや円買い優勢の展開となっています。米利上げ観測は一時来年に先送りとなる観測が萎み、9月以降の年内利上げの可能性からドル指数も4月下旬以来に硬化しています。

米利上げ=流動性が減少=ドル高進行の循環からこれを嫌気して、本日は株式市場・商品市場共に大きく下落を余儀なくされています。ダウは190ドル安の1万8041ドルに下落して、10年債利回りは2.132%に低下しています。シカゴの日経先物は2万450円に小幅に続伸して日本の株価は円安効果に高値を更新しています。昨日は菅官房長官が円安を容認する発言もあり、円売りに安心感が広がって年内125円を見通すアナリストも増えています。国内産業の空洞化から輸出企業への好影響も限られ、輸入企業には円安が値上げにつながり消費者マインドにとってもマイナスの効果もあります。円安ペースのピッチは早く、米国でもドル高を問題視していて、内外の要人発言でブレル可能性も考えられます。

【石油市況】
原由は58.03ドル(−1.69)に大幅に続落して、ブレント相場も63.72ドル(−1.65)に大幅続落しています。ドル高の進行や株価下落が下げ要因と見られ、需給も供給過剰なことからWTIの60ドル堅持の阻害要因となっています。

【貴金属市況】
金は米利上げ観測の再開から大商いを伴い下落、アジア時間で1200ドルの節目を割り込むと下げが加速し、欧米市場での更にドル高が加速したことから1186.9ドル(−17.1)で取引を終了しています。前週に140tのロングを積み上げたファンドの手仕舞い加速から31万枚を超える出来高で、1月に1,300ドルを突破したとき以来の大商いを伴っています。本日の円換算は4690円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況もドル高や株安・原油安の影響から軒並み下落を強いられる展開となり、作柄の好調なことも上値を重いものにしています。

連休明けでNY市場再開

おはようございます

昨日の地震は久しぶりにちょっと怖い思いをしましたね。スマホや携帯から一斉に緊急地震警報が鳴りだして、あの音は特に心臓に悪い!

さて、ニューヨーク市場はメモリアルデーにて休場で今朝の入電はありません。121円台中盤で推移のドル円相場ですが、昨日は4月の日本の貿易収支が発表されて3月の黒字から一転して赤字に陥っています。3月は原油急落の恩恵もありましたが、4月は原油反発から再び赤字に転落しています。製造業の海外移転が日本に戻らない限り、円安が続いても貿易収支の黒字化は難しいようです。

本日からNY市場は通常に戻りますが、今夜は4月の耐久財受注・ケースシラー住宅価格指数・新築住宅販売・消費者信頼感指数等複数の景気指標が発表されます。利上げを巡るドル相場の思惑から、商品市場もドルの強弱に翻弄される展開が続きそうです。

投機筋は円売り縮小と金買い拡大に

おはようございます

米国市場はメモリアルデーで、英国市場もスプリング・バンク・ホリデーで休場です。本日はアジア市場だけがオープンで静かな一日が予想されます。

週末はイエレンFRB議長の口から年内利上げの可能性を示唆し、ドル円は121円の中盤まで円安が進行、今週も複数の米景気指標(耐久財受注・住宅販売・消費者信頼感指数等)が発表される予定で、円相場は122円04銭の年初来安値を意識する展開となります。CFTC(米商品先物取引委員会)によると19日現在の投機筋の円売りの持ち高は2750億円で、2年前のピークの1/7程度にポジションが縮小していて、景気指標次第では今後円売りポジションが膨らむ可能性もあります。一方で週末の日銀金融政策会合では黒田総裁は現状では追加緩和の必要性がないと発言し、政府や経済会からの極端な円安誘導を懸念する動きに協調するものとなっています。この水準からは政府要人や経済会から円安牽制発言にも注意が必要となります。

NY金はこのところ米景気指標の悪化傾向から利上げ先送り論の台頭もあり投機買いを集め、CFTCによると19日現在のネットロングは381tと前週比+140tに大きく買いに傾いています。1200ドル乗せからアジアの実需買いは不冴えで、金ETFもむしろ持ち高を減らしていて、膨らんだ投機買いのポジション調整の可能性も考えられます。

今週もよろしくお願いします

利上げは年内想定、ピッチは穏やかに(イエレン議長)

おはようございます

注目されたイエレンFRB議長の講演で、想定通りの景気の回復が続いた場合年内のいづれかの時期に利上げすろことが適切とし、但し利上げのペースは穏やかなものになると発言しています。これによって年内利上げと同時にその後の引き締めが穏やかになるとし、市場の一部にあった利上げ時期が来年にずれ込むとの見方が幾分後退しましたが、その後のペースはゆっくりとしたもので想定内のものでした。

外為市場では議長の発言から年内利上げの可能性の高まりもあり、ドルは総じて堅調に推移してドル円は121.5円前後で推移し年初来の円の安値水準に、ユーロはギリシャ支援を楽観視する見方もあり1.106ドルに続落、ユーロ円でも133.8円でユーロが続落しています。

ダウは53ドル安の1万8232ドルに反落し、10年債利回りは2.209%に上昇しています。商品市況は概ね軟調に推移、WTIやブレント相場は前日の急伸の修正もあり1ドル前後の反落、金は決め手に欠ける展開に小幅続落(換算4700円)しています。穀物市況は原油安やドル高から続落しています。

米国は週明けはメモリアルデーの3連休に入ります。よい週末をお過ごしください!

連休控えて原油以外は小動き

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は121円05銭前後で推移していて昨日の東京市場とほぼ変わらず、ユーロは1.111ドルでこちらも小康、ユーロ円も134.5円と外為市場は静かな一日となりました。ダウも+0.34ドルの1万8285ドルで小動きに終始、10年債利回りは2.188%に低下しています。複数の米景気指標は好悪まちまちなものとなり、利上げ時期に影響するほどではなかった模様です。本日はイエレンFRBの議長の講演で利上げ時期を示唆するのか注目されます。米国市場は25日メモリアルデーで3連休に入ります。

【石油市況】
原由は60.72ドル(+1.74)に大幅続伸していて7営業日ぶりに大台を回復、ブレント相場も66.54ドル(+1.51)に大幅続伸しています。前日に発表されたEIAの在庫減少を手がかりに投機買いを集めたようです。

【貴金属市況】
金は前日に小戻ししましたが、本日は反落して1204.1ドル(−4.6)で引けています。ETFの減少傾向が続くなかで、アジアの実需買いも低調で、単独強気ポジションの投機買いが高値つかみとなり、調整を余儀なくされているようです。今夜はイエレン議長の講演から利上げ時期を巡る発言が注目され、発言内容次第ではブレル可能性も考えられます。本日の円換算は4680円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦の急伸に連れてコーンが続伸も、大豆は小反落しています。大豆・コーンは作付進捗が順調に進行して、上昇の手がかりが少ないものの、小麦相場のイレギュラー的動きに左右される展開が続いています。

FOMC議事録は6月利上げ説後退も年内説を温存

おはようございます

【金融・為替】
注目のFOMCは6月利上げ開始の見送りの可能性を示唆しましたが、年内利上げの可能性の含みを残し市場への反応は限定的なものとなりました。ドル円は一段と円安が進行して昨日から40銭円安・ドル高の121円30銭近辺で推移し、3月10日以来の円安水準となっています。ユーロは1.109ドルに続落しており、ECBの債券購入やギリシャ支援の楽観からのユーロ売りが続き、再びユーロ・ドルのパリティ(等価)が意識される水準となっています。ダウは20ドル安の1万8285ドルで小幅に反落し、10年債利回りは2.260%に低下しています。本日は米中古住宅販売や、景気先行指数、新規失業保険申請件数と複数の景気指標の発表があり、来週は25日(月)のメモリアルデーの休場から3連休となります。

【石油市況】
原由は58.98ドル(+0.99)と6営業日ぶりに反発に転じ、ブレント相場も65.03ドル(+1.01)に反発しています。このとこのろ下落に対する修正高となり、米原油在庫が3週連続減少したことや、ドライブシーズンを控えた需要増加期待に支えられる展開となっています。

【貴金属市況】
金は前日の急落からさらにドル高に押されてアジア時間終盤に1202.7ドルに続落するも、1200ドルの大台を維持したことから目先の修正安が一巡して、セッション引けは120.8.7ドル(+2.0)と小反発して引けています。その後のFOMC声明文は大きくブレル要素が小さく、小幅小康に推移しています。本日の円換算は4705円前後になります。ETFの減少傾向や1200ドル以上の水準ではアジアの実需買いが後退していることが上値を押さえ、利上げの先送り観測が下値を支える構図となっています。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場が反発に転じたものの、コーンと大豆は作付け進捗が順調に推移していることを背景に続落を強いられる展開となっています。

7年ぶりに好調の住宅指標のドルが急伸

おはようございます

【金融・為替】
ユーロ圏からはECBクーレ理事が5・6月の債券購入ペースの加速を示唆、米景気指標では4月の住宅着工件数が事前予想を大きく上回り7年ぶりの好調な数字となったことから、ユーロ売り・ドル買いの動きが復活し、連れて円相場も続落しています。ユーロドルは1.114ドルに急反落し、対円も134.4円に急反落しています。ドル円も120円65銭前後で昨日の東京市場から70銭の大幅な円安・ドル高で推移、住宅指標の改善傾向に利上げ時期先送り観測が後退しています。それにしてもこのところの米景気指標に対するドル相場(利上げ時期)を巡る思惑が錯綜する目まぐるしい展開は少し異常な印象を受けさせられます。明日の日本時間午前3時にはFOMC議事録の発表、更に週末はイエレン議長の講演が控えていて、米利上げ時期を巡る観測にドル相場は一喜一憂する展開となりそうです。ダウは13ドル高の1万8312ドルと小幅な続伸も高値を更新、10年債利回りは2.288%に急上昇しています。

【石油市況】
原由は57.26ドルに大幅に続落し、ブレント相場も64.02ドルに続落しています。目新しい材料はないものの、商品市況全般にドル高を嫌気する動きに下落していて原油市況も例外ではありませんでした。60ドル以上の価格帯は一時的に採掘を中止したシェールの復活の可能性を示し、米原油在庫の減少を妨げることから投機買いも躊躇させられる状況となっています。

【貴金属市況】
金は1220ドル台前半に低下して保ち合いが続いていましたが、住宅着工が予想を大きく上回りドル相場が急伸したことを嫌気して急落、一時1205.1ドルにまで下落して引け値ベースでも1206.7ドル(−20.9)に6営業日ぶりに急反落して引けています。先週の1200ドル乗せから今週の1230ドル乗せまで一貫してNY金は取組高を増加させ、ファンドの100t近い新規買いを集めましたが本日の急落からロングは大きく振るわれる展開となっています。今後も利上げ時期を巡る思惑にドル相場が波乱含みに展開するものと推測され、ドルとの逆相関性に動く金相場の値動きも翻弄されそうです。本日の円換算は4670円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況もドル高や原油・金安といった商品全面安の影響から、小麦・コーン・大豆ともに下落を強いられる展開となっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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