本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2015年07月

米GDPは個人消費背景に好調維持

おはようございます

7月も最終営業日となりました。今月は序盤はギリシャ問題に釘付けされて、ようやく支援に向けた動きが本格化しましたが、一難去ったら今度は中国株が暴落見舞われて金融市場は騒がしい一ヶ月となりました。そして市場の関心は米利上げ時期を巡る時期が最大の関心事として戻ってきました。

【金融・為替】
注目された米4−6月期のGDPは+2.3%と事前予想をやや下回るものの、1−3月期の速報値の−0.2%から+0.6%と上方修正されました。個人消費の好調が際立つもので、利上げに向けて着々と米経済が好調を保っていることが証明され、8月の雇用統計等好調が持続されると9月説も可能なものと思われます。

ドル円は124円20銭前後で推移していて小幅なドル高・円安が進行、ユーロは1.093ドルとユーロが小幅に軟化し、対円でも135.7円に軟化しています。ダウは1万7745ドル(−5)に上昇が一服、10年債利回りは2.262%に低下しています。

【石油市況】
原由は48.52ドル(−0.27)に小幅に反落し、ブレント相場も53.31ドル(−0.07)に小反落しています。供給過剰のファンダメンタルに加えて、ドル高が市況を圧迫しています。

【貴金属市況】
金は決め手に欠ける前日のFOMCもあり保ち合い継続しながら、1088.4ドル(−4.2)に続落して引けています。この2週間のレンジは1080〜1100ドル近辺に収斂されつつあり、下値では現物引き合いの支えが入り、戻りは投機筋の売り物が控える展開が続いています。本日の円換算は4340円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は総じて反発に転じていて、アイオワ州の一部の洪水を囃す動きに反応を示しています。

FOMC声明文は利上げ時期を読めず

おはようございます

【金融・為替】
FOMCは雇用改善に自信を示すと同時に一段と改善が進めば、利上げを行う姿勢を明らかにしています。声明文発表と同時にドル円は124円台に乗せる場面も見られましたが、利上げ時期を9月に確実視するだけのニュアンスには乏しく、123円台後半で揉み合い現在は123円95銭前後で推移し、昨日の東京市場から50銭前後の円安・ドル高水準、ユーロは1.097ドルと小幅に反落して、対円でも136.1円に軟化しています。ダウは121ドル高の1万7751ドルに続伸して、企業業績が予想を上回ったことやFOMCでの米経済見通しへの自信が支援要因となっています。10年債利回りは2.280%に低下しています。さて、FOMCに続く今週のメインイベントは今夜の米4−6月期GDPで事前予想は+2.5%で、1−3月期が−0.2%の速報値から+1%台に改訂されるという強気見通しです。今夜9時半発表予定ですが、数字によってはFOMCよりも影響が大きくなるかもしれません。注目!

【石油市況】
原由は48.79ドル(+0.81)に続伸し、ブレント相場は53.38ドル(+0.08)に小幅続伸しています。EIAの原油在庫が予想外に増加したことが要因で、株高も支援要因と見られます。

【貴金属市況】
金はFOMC待ちムードから1090ドル台で揉み合い、セッションは1092.6ドル(−3.6)で引けました。引け後のFOMC声明文は発表直後に一時1100ドルに乗せる動きも見られましたが大台維持出来ないまま1090ドル台後半で揉み合っています。本日の円換算は4350円前後で東京市場は保合いが続くことが想定されます。

【穀物市況】
穀物市況は小麦が急反落し、コーンも連れて急反落、大豆は期近しっかりも新穀限月は反落しています。株価上昇のリスクオンも、穀物には作柄改善傾向が重石となっています。

上海ショックが落ち着きFOMC待ち

おはようございます

【金融・為替】
注目された上海株は午前に一時5%前後大幅続落するも、その後はジワリ戻しマイナス1.68%にとどまり他市場への波及は限定的なものとなりました。日経平均も200円幅を超える下げも見られましたが、上海反発から一時プラス圏で推移する場面も見られ、欧米市場では総じて反発して引けています。前日から始まったFOMCは明日の日本時間早朝午前3時に発表される声明文待ちの様相、更に30日には米第2四半期GDP(事前予想+2.6%)も重要指標となります。先週から中国経済の失速観測が広まり世界同時株安につながるネガティブな環境や翌日にGDPの発表もあり、今回のFOMCでは9月若しくは12月といった具体的な利上げ時期を匂わせるものとはなりにくいと筆者は個人的に考えていますが、果たして・・・・・・?

前日のリスク回避の動きから本日は落ち着きを取り戻し、ドル円は123円60銭と小幅に円安・ドル高水準で推移、ユーロは1.106ドルとこちらもほぼ変わらず、対円は136.7円と小幅な値動きとなっています。ダウは189ドル高の1万7630ドルに6営業日ぶりに反発し、債権相場が下落して10年債利回りは2.253%に上昇しています。

【石油市況】
金融市場の落ち着きからこのところ下落一途の原油も47.98ドル(+0.59)に小幅に反発していますが、ブレント相場は53.30ドル(−0.17)に小幅続落を強いられています。イラン産原油が来年から本格的に輸出されると見られ、中長期に供給過剰となることは避けられない見方は依然として原油市況の下押し要因となっています。

【貴金属市況】
金はアジア時間から欧米時間にかけて1090ドル台で保ち合い、NY引けも1096.2ドル(−0.2)と小動きにとどまっています。株価の下落に対する逃避買いが入りにくく、本日の株価急反発場面でも大きく売り崩されることもなく、金は独自に自分の立ち位置を探る展開となっています。米国発のマスコミ報道では弱気見通しの台頭に加えて、投機筋のネットポジションが売り越しとなったことが盛んに囃されていますが、CFTCでは21日現在87tのまだ買い越しで、おそらくオプション取引やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)での売りポジションが大きく膨らんでいるものと推測されます。但し、利上げ観測から弱気を張る向きの急増は、一旦利上げ観測が先送りされるとショートカバーが集中することも考えられ、偏ったポジションが将来的な波乱要因となりそうです。本日の円換算は4350円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦と大豆が急反発して、コーンも小幅に戻しています。穀倉地帯の天候は概ね作物の成長に適したもので、相応の豊作が今年も見込まれますが、本日は金融市場がやや落ち着きを取り戻したことから反転に作用したものと推測されます。

上海株暴落にリスクオフも金の反発は限定的

おはようございます

【金融・為替】
このところ下げ止まっていた上海株ですが、昨日再び8.5%近い暴落に見舞われています。6月中旬に5178ポイントまで買い進められこの一年で2.5倍に急騰、このあと一転して暴落して7月9日には3373に、その後政府のテコ入れから先週末から4100ポイント台に戻すも、週明け27日には3373まで急落しています。上海株急落から日本を含めたアジア市場に下落が波及し、欧米市場もこれを引き継ぐ株安の連鎖に見舞われています。世界第2位の経済大国の株式市場が、市場原理に逆らう人為的政策相場の限界が露呈されて、世界の金融市場を震撼させる事態に陥っています。

ドル円は株安連鎖から123円25銭前後で推移していて、昨日の東京市場から30銭程度の円高・ドル安水準に、ユーロは1.109ドルに続落し、対円でも136.7円に続伸しています。リスク回避の動きに強い通貨の序列は円→米ドル→ユーロとなっています。ダウは5日続落して127ドル安の1万7440ドルに、株安から米国債に資金流入して債券高を誘発し、10年債利回りは2.214%に低下しています。中国株の変調から本日開始のFOMCでも議論に登るものと考えられ、利上げの時期にも影響を及ぼす可能性が考えられます。株価に限らず商品市況の下落はインフレ率の後退につながり、当局のインフレ目標を大きく下回ることが考えられこちらも気に係るところです。

【石油市況】
原油は47.39ドル(−0.75)に続落して、ブレント相場も53.57ドル(−1.15)に続落を強いられています。世界的な株安や供給過剰から下押し圧力がかかる情勢となっています。

【貴金属市況】
金は株安から安全資産として買いに1100ドル台を回復も、欧米市場では弱気の売り物に押されて展開となっています。セッション引けは1096.4ドル(+10.9)に反発も、既に東京市場では織り込み円高分加味すると換算は4330円前後に反落となります。このところ指摘しているように、投機筋の売りポジションが膨らみ目先波乱含みの展開が想定されます。

【穀物市況】
穀物相場はコーン・小麦・大豆共に大幅に続落し、天候の回復に加えて原油や株安に投機筋のロングポジションが大きく振るわれる状況となっています。

FOMC待ちの金融情勢

おはようございます、早いもので7月も最終週となりました。

安倍政権の支持率が初めて逆転しました。憲法学者が違憲判断を下した安保法案を数の力で押し切った強引な政局運びに総スカンを食らったもので、自国民より先に米国に公約発言したことから引くに引けない強引さが露呈しました。本来であれば憲法改正を経て進めるもので、解釈の仕方ひとつの法改正の限界も見え隠れします。安倍政権の安保での暴走が国民の間で危惧される危機感を持たせたことも、支持率の低下につながった模様です。

さて、今週のメインイベントは28・29日両日のFOMCで、今回は議長会見がなく日本時間30日午前3時の声明文の発表から利上げ時期を探ることになります。住宅指標や雇用情勢に改善が見られFRBの利上げを後押しする側面と、原油や非鉄・貴金属・穀物といった商品相場の急落からインフレ期待が後退、世界第2位の中国経済の停滞懸念、更には企業決算が予想を下回り株価の下落基調が続くなか、FRBは利上げ時期をめぐる難しい舵取りが求められます。

今週も宜しくお願いします

NY金は売り過剰から引け後に反発

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は123円80銭と昨日から20銭程度の円高・ドル安で今週の取引を終了、ユーロは1.097ドルとほぼ変わらず、対円も135.9円と小幅保合いで終了しています。ダウは163ドル安の1万7568ドルに3日続落しています。この日発表された6月の新築住宅販売が予想されたほど振るわず、昨年11月以来の水準に落ち込んだことや、このところの中国経済の失速懸念からハイテク関連株中心に売られています。10年債利回りは2.258%に低下しています。市場の注目は来週のFOMC(28・29日)に移っています。

【石油市況】
原由は48.14ドル(−0.31)に4日続落し、ブレントも54.62ドル(−0.65)に続落しています。引き続き供給過剰のファンメンタルの悪さや、商品市況の全面安も原油市況の足を引っ張る図式となっています。更にイラン産原油の供給開始の可能性や、利上げを前にドル相場の堅調推移が予想されることも弱気勢を勢い付かせている模様です。波乱要素は弱気一辺倒に傾く投機筋のポジションでしょうか。

【貴金属市況】
金はアジア時間の序盤に20日の仕掛けを連想させる売りに一時1080ドルを割り込み、その後はジリジリと戻して1085ドルに、米国時間序盤では再び売り叩かれて一時1072.3ドルと安値を更新して、引けにかけてはやや戻したものの1085.5ドル(−8.6)に反落して引けています。欧州の金融危機が一服して相場の下支え要因を失い、米利上げ観測台頭から投機筋の売り攻勢が仕掛けられていることや、SPDRの残高が連日減少して金離れが加速していること、更に買い本命の中国のファンドから大口の仕掛けも見られて売り方の回転が効き、強気のファンド勢が降ろされている情勢です。発表されたCFTCでも売りポジションが前週比で50t増加して495tに膨れ上がり、ここ数年間では最大のポジションとなっています。原油同様に波乱要素は売り方ファンドのポジション拡大で、例えば利上げ観測の後退等一旦弱気のトーンが下がると、一斉に買い戻し急騰場面を作ることも考えられます。NY金引け(日本時間午前2時半)後はじわりと水準を切り上げて、1100ドル近辺まで戻していることも売り過剰のカバーによるものと思われます。円建ても夜間に一時4288円まで沈み年初来安値をつけるも、週明けの円換算は4360円前後に戻ることになります。

【穀物市況】
穀物市況は天候の回復を嫌気してコーンと大豆が大幅に続落して、小麦も急反落しています。

銅相場6年ぶり安値が商品市況の重石

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は123円90銭前後で推移していて昨日の東京から10銭程度の円高・ドル安水準に、ユーロは1.098ドルに小幅に反発して、対円でも136.1円に小反発しています。米新規失業保険申請件数が25.5万人と事前予想を大きく下回り、雇用情勢の好調を再認識させるものとなりました。一方で3Mやキャタピラーなどの決算が予想を下回り、ダウは3営業日続落の1万7731ドルに下落しています。来週は28・29日両日のFOMCが開かれ声明文内容で利上げ時期を探ることになりますが、雇用の改善傾向が続く好条件とは相反するドル高による企業業績の伸び悩みが対照的で、利上げ時期に関して早すぎても遅すぎてもダメで、FRBメンバーの悩みは深まるものとなりそうです。10年債利回りは2.269%に低下しています。

【石油市況】
原由は48.45ドル(−0.74)に続落し、ブレント相場も55.27ドル(−0.86)に続落しています。原油在庫の高水準が続くことや、中長期の供給過剰など厳しい市況環境が続いています。また、非鉄市況では中心銘柄の銅相場が年初来安値を更新していることも嫌気要因と見られます。

【貴金属市況】
金はアジア時間では終盤にかけて値頃感や実需買いに支えられて1100ドル台に戻すも、米国時間には再び売り込まれて大台割れとなりました。引け値ベースでは1094.1ドル(+2.6)と11営業日ぶりに反発していますが、戻り幅は小幅なものにとどまっています。ワールドゴールドカウンシルは相場水準下落から、インドや中国需要の回復見通しを明らかにしていますが、米利上げ観測の接近で欧米投資家のあいだでは弱気見通しも多く下値を固める段階には少しの時間を要しそうです。NY金は今週の急落から取組高を2万4,000枚減らし投げが加速し、東京市場でも1万枚前後減少しています。本日の円換算は4340円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況はようやく小麦が反発したものの、大豆は続落し、コーンも戻りは小幅なものにとどまっています。天候の回復や商品市場全般に低調なことも、穀物市況の人気後退につながっている模様です。

金はリーマン以来の10営業日連続安

おはようございます

【金融・為替】
米国では中古住宅販売が8年半ぶりの好調を示し、先週の新築住宅販売に続き住宅市況の好調が再認識される状況となりました。住宅市況の持ち直しから米利上げ時期の9月説の可能性にドル円は一時124円10銭台にドル高・円安が進み、現在は123円95銭前後で推移して昨日の東京から30銭前後の円安・ドル高水準、ユーロは1.092ドルと小動きに、対円は135.4円とこちらも小動き推移となっています。ダウは68ドル安の1万7851ドルに続落して、ナスダック市場でアップルやヤフー・マイクロソフトなどのハイテク銘柄の決算からの失望売りが波及したものと推測されます。10年債利回りは2.325%とほぼ変わらずで推移しています。

【石油市況】
原由は49.19ドル(−1.67)に急反落して、ブレント相場も56.13ドル(−0.91)に反落しています。APIとEIAともに増加したことから、これを嫌気する売り物に押された模様です。終値ベースでの50ドル割れは4月上旬以来3ヶ月半ぶりとなっています。

【貴金属市況】
金は前日の引けでは1100ドルの大台を維持しましたが、取引終了後からアジアの時間帯では大台を割り込み推移、NYでは一時1085ドル台に続落して引けも1091.5(−12.0)と大幅続落して引けています。これは10営業日連続安で08年のリーマンショック以来の出来事となっています。欧米の株式市場が下落するも逃避買いが限定的で、冴えない状況が続いています。ETF市場では今月に入り20t程度減少して700tを割り込み、利上げ接近と共に金利のつかない金から資金流出が続いています。アジアでは日本の投資家初め打診的な買い物が入っていますが、市況を下支えするには力不足の状況で上値の重い印象がネグ得ない情勢です。一方でこのところの下落により取組高が大きく減少して買い方ファンドのポジション整理が進み、RSI等の指数が売られすぎのゾーンに突入しています。米利上げ観測が主な弱気要因と考えられ、このところの下げ局面は利上げ先取りをある程度織り込む弱気な展開が続いています。本日の円換算は4350円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場が引き続き続落し、コーン・大豆も天候の回復から総じて軟調推移を強いられています。

ドル高一服に原油・穀物反発も金は玉整理に小幅続落

おはようございます

【金融・為替】
ギリシャ支援合意からリスクオンの動きも米IBMや航空機関連の業績が振るわずNYダウが反落し、ドル高基調もやや一服症状となりました。ドル円は123円85銭と昨日の東京市場から60銭程度のドル安・円高で推移、ユーロも1.093ドルに反発し、対円でも135.5円に反発しています。ダウは181ドル安の1万1万7919に反落して大台割れに、10年債利回りは2.339%に低下しています。

【石油市況】
原由は50.36ドル(+0.21)に反発して、ブレント相場も57.04ドルに反発しています。特段の反発要因は見られませんが、ドル高の一服や、このところの下落に対するリバウンド的な戻りと見られます。

【貴金属市況】
金はドル高進行の一服感からNY取引の序盤に1110ドルに接近する場面が見られるも、その後は徐々に上値を切り下げて1103.5ドル(−3.3)と7日続落となっています。ギリシャの金融危機が支援合意から後退していること、加えてイランの核協議合意、米・キューバの国交正常化の動き、更に米利上げの年内の可能性の高まり等悪材料が目白押しとなっていることや、ギリシャ支援決定意向に株高のリスクオンの動きから最大金ETF・SPDRが700t割れに減少、更には中国人民銀行の保有金が予想を下回り上海金市場で大口売りが出されたなど、金を取り巻く環境がネガティブなものとなっています。英FT誌や日経新聞にも金や商品市場の弱気観測の時期が目立ち、NY先物でも弱気筋が幅を利かせています。一方では日本の田中貴金属では、7月に入り価格下落から金や白金の売れ行きが伸びて、逆張り日本の投資家は積極購入しています。NYの弱気ファンドのポジションも大きく積み上がっていて、きっかけがあれば一斉にショートカバーに動くことも想定されます。テクニカルではオシレーター系が売られすぎゾーンにあることも気に係るところです。本日の円換算は円高も加味され4370円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦が続落したものの、コーンと大豆は反発に転じています。ドル高の一服や原油価格の反発が下支え要因と見られます。

ドル高背景に商品市場が全面安に

おはようございます

連休中に全国的に梅雨明け、同時に猛暑日続きで身体に応えますね。暑さに負けずにこの夏も過ごしたいものです。

【金融・為替】
先週支援が確定したギリシャではつなぎ融資を受けて遅延しているIMFと20日返済予定のECB向けに計68億ユーロ返済して、銀行の窓口も引き出し額や海外送金の一部制限を設けながらも開かれました。しかしながら証券市場の再開はまだ見送られて、部分的に未整備ではありますが徐々に通常モードに戻りつつあるようです。

ドル円は124円30銭前後で推移していて週末比で25銭程度の円安・ドル高で推移、ユーロも1.082ドルに続落し、対円でも134.5円に続落しています。ギリシャ問題が支援決定で落ち着きを取り戻し、市場の注目は徐々に米利上げ時期に移っています。米景気指標は特に重要な発表はなく、ダウは13ドル高の1万8100ドルに小幅に上昇しています。10年債利回りは2.372%に上昇しています。

【石油市況】
原由は50.15ドル(−0.74)に続落し、ブレント相場も56.65ドル(−0.45)に反落しています。ドル高や中長期の供給過剰からWTIは節目の50ドル割れ寸前の水準となっています。

【貴金属市況】
金は昨日のアジア時間に大口売りが入り一時1080ドルを割り込む急落に見舞われ、その後のNY市場では1100ドルの大台を辛うじて維持したものの1106.8ドル(−25.1)と大幅続落して引けています。ギリシャ危機が後退し、イランと6ヶ国の協議も合意、米国とキューバの国交回復などで安全資産として金の立ち位置が低下していることや、米国の年内利上げ観測が強いことから金利を産まない金の人気低下が避けにくいこと、さらに週末発表された中国人民銀行の保有金(1628.25t)が予想を大きく下まったことも投機売りの口実を与えたものと推測されます。本日の推定出来高は26万枚前後で大商いとなり、NY金のRSIは23ポイントとテクニカルでは売られ過ぎゾーン入りとなっています。本日の円換算は4400円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は産地の天候が回復していることや、金や原油といった主要商品の急落、さらにはドル高基調が穀物市況にも影響しているようです。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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