本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2016年04月

連休の間隙を縫い円高進行

おはようございます

日本の連休の間隙を縫うように円高が進行して4月最終営業日が終了しました。ドル円は106円40銭前後で取引終了、日銀のレートチェックの噂がでていますが米景気指標の複数が事前予想を下回りドル安が進行しました。ユーロ圏も第1四半期のGDPが前年比+1.6%と予想以上の発表がなされた前日から上昇が続き1.144ドルに続伸し、対円では121.8円に続落(円は続伸)しました。日銀の追加緩和見送りから円やユーロが強いという表現よりも、ドルが利上げを急がないドル安基調継続が背景にあるという表現がむしろ的を得ているのかもしれません。

4月最終営業日は日本の市場が休日もアジアや欧州の株式市場が軒並み下落し、ダウも序盤は150ドルあまり下落する場面が見られましたが引けにかけては下げ幅を縮小したものの1万7773ドル(−57)に続落して引けています。金融政策は緩やかな利上げに向かう好環境ながら、今週は企業決算が思ったほど伸びずに1万8000ドルの大台が再び遠のき史上差高値の更新はお預けとなりました。10年債利回りは1.824%に上昇しています。

商品市場は連日のドル安背景に特に金相場が一時1299ドルまで大幅に続伸し、引け値ベースでも1290.5ドル(+24.1・換算4390円)に大幅に続伸して引けています。ドル高背景に前日に取組高は52万枚台に急増し、CFTCでもネットロングが686トンに増加して買いすぎは否めませんが、ドル下落の逃避買いの一旦が金市場への資金流入につながっているようです。原油はWTI・ブレントともに月末週末要因から利益確定の売りを消化しながら小幅に反落して引けています。

日銀への期待が失望に

おはようございます

それにしても動かない日銀がサプライズとなりました。為替は111円台半ばから一時108円割れに円相場が急伸し、日経平均は+200〜−600円に急落となり日本の金融市場は日本の金融市場は混乱して、ネガティブな市場の空気は海外にも波及する一日となりました。黒田総裁の発言通りに導入したマイナス金利の効果を見極める段階とはまさにそのとおりながら、市場の追加緩和を織り込む先走りが大きな失望につながりました。筆者個人も追加緩和は既定路線でしかも既に市場に織り込んでいるものと考えていましたが、よもやの追加見送りとなるとは予想外で多くの市場参加者を狼狽させることになりました。

日本の追加緩和見送りにアジア株も連れて急落し、欧州株も円に連れてユーロが急反発したことも嫌気されて急落して取引を開始しましたが、米国株が比較的落ち着いた展開から前日引け値前後まで戻して引けました。但し、米国では1〜3月期のGDPが+0.5%に減速したことや、著名投資家アイカーン氏がアップル株を売りに出したとの報道を嫌気して1万7830ドル(−210)に急反落して引けています。

海外市場のドル円相場は108円10銭前後で取引を終了、ユーロは1.135ドル、ユーロ円は122.8円で終えています。一方の商品市場はドル相場の下落が追い風となり軒並み上昇しています。WTI原油は46.08ドル(+0.70)にブレント原油も47.91ドル(+0.73)にそれぞれ続伸して年初来高値を更新し、金も1266.4ドル(+16.00・円換算4375円)に大幅続伸しました。穀物相場や銅などの非鉄相場も堅調な値動きで、ドル安背景に商品相場の堅調が際立つ一日となりました。

連休はまだ初日です、良い休日をお過ごしください!

FOMCは6月利上げの含み残す

おはようございます

【金融・為替】
FOMCは予想通りに政策金利は据え置かれ声明文に注目が注がれるものとなり、注目されたのは「世界の経済・金融情勢が引き続きリスクをもたらしている」との前回の文言が削除されたことで、6月利上げの可能性をのこしたことです。ドル円はこれを受けて一時111円75銭まで円安が進行も、そのご米長期金利が低下に向かったことから現在111円50銭前後で推移しています。据え置きには前回同様カンサスシティ連銀ジョージ総裁が利上げを主張して反対しています。6月利上げに含みを残し市場へのけん制も怠らない準備のようですが長期金利は下げに転じたことから、金融市場は長期的緩和を見込む展開となっています。ユーロは1.132ドルに続伸し、対円でも126.3円に上昇(円は下落)しています。ドル円は円が続落もドルは総じて横ばいもしくは弱含む展開となっています。ダウは51ドル高の1万8041ドルに続伸し、10年債利回りは1.861%に低下しています。

【石油市況】
原油はEIAの在庫増加に一時44ドルを割り込むも、米原油生産量が1年半ぶりに落ち込んだことに反応を示し反転上昇して45.33ドル(+1.29)に大幅続伸して引けています。ブレント相場も47.18ドル(+1.44)に続伸しています。在庫よりも生産量に視点を移し旺盛なファンド買いも上げ賛成の展開となっています。

【貴金属市況】
NY金はFOMCでの緩和期待に1250.4ドル(+7.0)に続伸して引けましたが、引け後の時間外でFOMC声明文が発表され6月利上げの含みも残したことからやや反落し、現在の時間外では1246ドル近辺で推移しています。本日の円換算は4440円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆が小幅に続伸も、コーンと小麦は反落しています。投機的な買い先行の穀物市況も天候プレミアムを買い、目先の買い過剰の修正局面と見られます。

輸出企業の円買い予約が円安基調阻止要因

おはようございます

【金融・為替】
日銀の追加緩和策期待に111円90銭まで軟化した円相場は、短期間での下落の修正から一時111円を割り込む場面も見られましたが、日米の金融会合を控えて現在111円20銭前後で推移しややドルが軟化しています。ユーロも1.126ドルに反発し、対円は125.3円前後で推移しています。ダウは26ドル安の1万7977ドルに小反落して、10年債利回りは1.905%に上昇しています。政策金利の据え置きが予想されるFOMCですが今回は議長会見やドットチャート(今年の利上げ回数予測)はなく、声明文の内容が注目されます。年1〜2回を織り込む市場ですが次回利上げ時期をめぐる金融当局と市場との微妙な対話(緩和長期化期待の市場と、過度な期待牽制の当局)や駆け引きが注目されます。日銀の追加緩和はすでに市場に織り込む図式となっていて、2016年の主要輸出企業の想定レートが前年の117円から大きく上昇して、110から115円に置く企業が増えてすでに円買い予約が円安方向を抑制しているとの指摘もあり、日銀の緩和内容にサプライズがなければ再び110円を割り込む円高も考えられます。

【石油市況】
原油は42.64ドル(−1.09)に反落し、ブレント相場も44.48ドル(−0.63)と反落に転じています。特段の売り材料はないものの、このところの上昇に対する修正売りや、サウジやイランの増産観測に押された模様です。

【貴金属市況】
週末のドル高に伴い急反落した金ですが、週明けのドル相場の反落に伴い反発して1240.2ドル(+10.2)で引けています。ドル相場との逆相関性の動きが続き、引き続きレンジ相場が継続しています。こちらも米FOMCのイベントを控えてポジションを傾けにくい状況が続いています。本日の円換算は4400円前後になります。

【穀物市況】
先週はドル安や南米の天候悪からの減産観測に大きく上昇して年初来高値を示現した穀物相場ですが、週末から週明けには買い過ぎの調整の急落、そして本日はドル相場の軟化に反応を示し反発に転じています。引き続き投機的売買が市場を荒い値動きにさせるもとの推測されますが、ファンダメンタル的には世界の穀物在庫が豊富なために大相場につなげるには米国の天候条件が大きく悪化する等の条件が必要となりそうです。

日米の金融政策に注目

おはようございます

4月も早いもので最終週となり、週末にはGW入りとなります。谷間の二日間に有休をとり9連休の方もおられると思いますが、我々の相場の世界は暦通りで谷間も立ち合いが通常通りあります。

さて、週末の急速な円安・ドル高がサプライズ的動きとなりましたが、今週27・28日両日の日銀金融政策会合で追加のマイナス金利導入ならば日銀から銀行への貸出金利もマイナス金利を導入するとうもので、銀行の負担を事実上軽くなるとのことから金融株中心に急伸しました。先に銀行協会からマイナス金利を批判する声も上がったことから、批判をかわして銀行の収益にも配慮したとして市場は好感する反応を示しました。

週明けのドル円は111円80銭前後で推移していて3週間ぶりの円安水準となっています。一部には115円に向かうとの声もあるようですが、日本の市場が大型連休に入ることや、追加緩和策を先取りする動きから日銀会合時にはすべて織り込み、反転しての円高の動きにも注意を払ったほうが良さそうです。

日銀会合の前は米FOMC(政策金利発表は日本時間28日午前3時)が開かれます。今月イエレン議長は緩和的なスタンスの正当性を主張していて、6月利上げの示唆をすることは考えにくい状況ながら、市場は今年は利上げが1回という緩和頼みの政策依存症ともいえる姿勢を当局がなんらかのかたちでけん制することも考えられ、こちらも注意が必要となります。日米欧ともに緩和的な金融政策のスタンスに今の金融市場が成り立ち、中銀の金融政策への依存が高まっています。中央銀行が緩和から利上げに向かう場合の衝撃も将来考えられ、市場の自立が問われる必然性を求められています。

今週もよろしくお願いします

日銀貸出のマイナス金利導入検討

おはようございます

昨日の午後ドル円の当面の壁とみられた110円を抜け、ドル高・円安の動きに弾みがつく動きとなりました。来週27・28日の日銀金融政策会合において、追加の緩和策が発表されるとの思惑に反応を示しました。量的・質的緩和+マイナス金利の導入に緩和策の限界が囁かれる最近の情勢ですが、当座預金に預ける民間銀行にマイナス金利を適用したことから、金融機関の経営に悪影響があるとして銀行業界からも批判の矛先が日銀に向けられていました。

今回の関係者のリークでは日銀が民間金融機関に貸し出す金利も一部マイナス金利を採用し、金利面で銀行を支援するもので銀行へのある意味ボーナスとして受け止められてメガバンク始め金融株が急伸しました。効果のほどはさておき110円の抵抗線を抜けてテクニカルな円売りもあり海外市場にも円安が波及し、NY市場のドル円の終わりは111円70銭近辺の大幅な円安・ドル高で取引を終了しました。週初の107円台後半から見れば、4円幅もの動きとなりました。

市況はダウが20ドルほど反発して1万8000ドルの大台を回復し、前日反落した原油は50〜60免身し、原油や一部非鉄を除くと他の商品はドル高にほぼ全面安し、金はドル相場が対円ばかりでなく対ユーロでも反発し、ドル高背景に1230ドル(−20$・円換算4390円)と大幅に下落して引けています。このところ上昇した穀物相場も買われ過ぎの修正となっています。

来週は日銀の会合前日にFOMCがあり、声明文の内容で今後の利上げ見通しに対してどのように伝えられるのかも注目され、金融政策たのみの金融市場は波穏やかとは行かないようです。

よい週末をお過ごしください!

原油も株価も高値修正に

【金融・為替】
ドル円は総じて動意に欠ける展開で現在109円40銭近辺で推移、動きが見られたのはユーロでECB理事会では予想通り政策金利は据え置かれたものの、市場の一部に緩和期待があったのか決定と同時に急伸し、その後は徐々に元の水準に戻して何事もなかったかのように現在1.128ドルで推移しています。ユーロ円は123.5円に下落(円は反発)しています。ドラギマジックの手詰まり感もユーロ反発要因となりましたが、少なくとも中長期に渡る緩和策に変わりなく水準は元のさやに納まりました。来週はFOMCと日銀会合ですが、日本円に関しても追加緩和のあるなしにかかわらずユーロ同様に荒れることも考えられます。FOMCではすでに4月利上げ見送りは織り込まれているものの、6月以降の会合での利上げの可能性などが声明文にどのように織り込まれるのか注目されます。ダウは決算シーズンで失望を買う銘柄が一部に出たことや、原油価格が高値修正の反落もあり1万7982ドル(−113)に反落しています。10年債利回りは1.869%に低下しています。

【石油市況】
原油は時間外取引で一時44.49ドルと5か月ぶりの高値示現も、その後は最近の急激な上昇相場を修正する動きに軟化して43.18ドル(−1.00)に反落して引けています。ブレント相場も44.43ドル(−1.27)に反落しています。投機的な買いがこのところ悪材料を吸収しながら上昇を続けましたが、本日は利益確定の売り物に押された模様です。原油上昇が他の国際商品価格押し上げに一役買っていましたが、原油反落は本日の商品安を牽引するものとなり、今後も原油価格の推移が商品市況全般に大きな影響を及ぼしそうです。

【貴金属市況】
金はアジア時間には1240ドル台後半でもち合っていましたが、欧州時間にはドルの一段安に伴い1260ドル台まで上昇し、ECBの追加緩和見送りにユーロ高・ドル安が急ピッチで進んだことから勢いを増し一時1272.4ドルと3月上旬以来の高値を示現しました。その後はユーロ高の修正からドル安修正の動きとなり、徐々に上値を切り下げる値動きとなりセッション引けは1250.3ドル(−4.1)に反落する値動きの荒い動きとなっています。引け後もややだれて現在1247ドル近辺で推移して、本日の円換算は4370円前後になります。原油同様に投機筋は買い過剰の状態にありますが、米金融当局の緩和姿勢の評価の裏返しが金人気を支える構図となっています。

【穀物市況】
穀物市況はこのところの上昇ピッチの修正や原油価格の反落からコーンと小麦は急反落に転じましたが、大豆は節目の10ドルを維持したことからその後上昇に転じ続伸して引けています。

原油高牽引のリスクオン

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は109円80銭と円安・ドル高の動きが続き、原油高・株高のリスクオンの動きに加えて、地震による日本経済への先行き懸念も円売り要因となっているものと推測されます。ユーロは本日の理事会における政策金利据え置き見通しに序盤は堅調も、原油や株価上昇のリスクオンにドル買い優勢となり1.129ドルに円とともに軟化し、対円は124.0円と小動きに終始しました。ダウは原油高好感に続伸して1万8096ドル(+42)で引け、年初来高値を更新しています。10年債利回りは1.845%に上昇していま。

【石油市況】
原油は押し目買い意欲が強くWTIが42.63ドル(+1.55)に、ブレントも45.80ドル(+1.77)に大幅続伸しています。クウェートのストライキ収束に時間が序盤は下落していましたが、米原油在庫が予想外に小幅増加にとどまったことや、ドーハで決裂した産油国協議に関してイラク石油省高官から5月にロシアで再度会合の場を設けるとの発言に反応を示しました。現状の価格推移は悪材料の出現で押したところはすべて拾い直す動きが続き、買うための口実探しが奏功する強気相場の展開となっています。

【貴金属市況】
金はドル安の後退や株高の悪材料にもめげずに下げ渋る展開は原油と同様で、一時1260ドルに接近後ややだれて1254.4ドル(+0.1)と堅調を維持しています。引け後の時間外ではドル高に押されて高値修正の1244ドル近辺で推移し、本日の円換算は4375円前後になります。商品市況は原油高が引っ張る形で貴金属・非鉄・穀物市況が全般高となっていますが、一時資源安を材料に売り込まれた反動高といったところでしょうか。金も原油に連れる展開でインフレヘッジニーズとの解釈も可能ながら、原油高が株高を推し進めて金融市場が安定に向かえば逃避買いニーズ後退の意味合いながら、現状は投機筋のポジションが上げ賛成にあるために前者の意向を反映しています。1〜3月期に増加の一途の金ETFは4月入りから持ち高を減らし、一頃の勢いが鈍る動きとなっていることや、アジアの実需も1200ドル中盤の水準は高値見送りに振るわない状況ながら、それらを先物市場の投機買いがカバーする動きとなっています。

【穀物市況】
穀物市況も原油高・株高のリスクオンの動きに大幅続伸し、ファンダメンタルの悪さから弱気を張ったファンドのカバーが連日入る展開に堅調推移となっています。

株高のリスクオンに金も便乗高

おはようございます

【金融・為替】
3月の米住宅着工件数は前月比ー8.8%と事前予想を下回りました。最近発表された小売売上高や鉱工業生産も予想を下回るものが多く、米国の利上げは4月見送りはほぼ確実視され6月に焦点が移されている感があります。一方で21日(木)のECB理事会では追加緩和見送りの公算が強く、ユーロを買い戻してドルを売る動きが目立つようになっています。一方で日銀は来週28日の金融政策決定会合での追加緩和のあるやなしかは不透明で、黒田日銀に委ねられています。インフレ目標が円高で遠のく状況や、熊本の地震被害から消費者マインドは下降気味となれば迷うところのない場面と見られますが、マイナス金利の拡大は銀行協会から反対されていることや、万一追加緩和の効果が限れると今後の金融政策頼みの限界も見えることになり難しい判断を迫られることになります。

ドル円は109円25銭前後で推移、ユーロは1.135ドルに続伸し、対円は124.0円前後で推移しています。ダウは+49ドルの1万8053ドルに続伸し、10年債利回りは1.786%に上昇しています。

【石油市況】
WTI原油は41.08ドル(+1.30)に続伸し、ブレント相場も44.03ドル(+1.12)に続伸しています。先のドーハ協議の決裂から強気ファンドが振るわれたリバウンド的な戻りや、クウェートの石油労働者のストライキが3日目に突入していることから反発と見られます。クウェートは日量280万バレルの生産量でストライキにより110万バレルに落ち込んでいるとも伝えられ、需給の均衡に向かうとの思惑が進行しているものと思われます。

【貴金属市況】
金は特段の強材料の出現はないものの、欧州時間入りから大きく買い進められて先週12日の戻り高値に迫り一時1258.5ドルまで上昇し、引けにかけても高値維持し1254.3ドル(+19.3)に続伸して引けています。3月11日の高値1287.8ドルから調整入りして一時1210ドルを割り込む場面も見られましたが、その後は持ち直して1210〜1260ドルのレンジに収まっています。金融市場が落ち着きを取り戻し株価が8か月ぶりに高値次元のリスクオンは向かい風も、米金融当局の緩やかな金融政策を頼みの綱に強気な展開が続いています。本日の円換算は4370円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は原油をはじめとした商品全面高の追い風や、南米アルゼンチンの豪雨やブラジルの干ばつを手掛かりに全面高で引けています。

原油安と円高のネガティブな週明け

おはようございます

熊本の地震の被害状況が分かるに従い人的被害や、家屋の崩壊等明らかになるにつけ、一刻も早く余震が収まり今後の復旧が速やかに進むことを願うばかりです。住民被害はもちろんこと、企業の工場群も大きな被害を受けていることから本日の株価にも影響することは避けられないようです。

海外では週末G20が開かれ日本から参加した麻生財務相は円高懸念の共有に奔走し、ラガルドIMF専務理事の同意も取り付け「円売り介入」の正当性を取り付けたようにも見えましたが、会議の閉幕時のルー米財務長官から「円相場は秩序だっている」との発言があり、しかも日本は内需拡大に動くにように注文を付けられ事実上の介入阻止を示唆する発言となりました。週明けのドル円相場は一段円が買われて、現在108円20銭の円高・ドル安で推移しています。

もうひとつの注目材料はドーハで開かれた産油国の会合で、生産凍結合意ができなかったことです。増産を主張して不参加のイランの扱いが紛糾し、最終的にサウジアラビアがイランも例外ではなく同意できないと主張して会議は物別れとなりました。この後取引が始まる時間外の原油価格の一段の下落が懸念されます。

今週もよろしくお願いします!
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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