本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2017年09月

週末、月末、四半期末は波乱なく静かに終了

おはようございます

週末、9月末、四半期末のNY市場最終営業日は比較的静かな一日となったようです。

ドル円は112円55銭前後で取引を終了、ユーロは1.279ドル、ドル指数は92.9ポイントと小幅に軟化も保合いに終始しました。ダウ平均は2万2405ドル(+23)と小幅ながら3日続伸し、10年債利回りは2.339%に上昇し、金融株の上昇に寄与しています。

景気指標ではFRBが利上げの参考値とするPCEデフレーターが発表されて前年比で+1.3%と事前予想の+1.4%を下回り、FRBの目指す2.0%に程遠い状況が再認識されています。もっとっもFOMC以降は多少のインフレ目標未達も、利上げが遅れるリスクが意識され12月利上げ説の可能性は高まったままです。トランプ大統領は複数のFRB次期議長候補と面談していると伝えられ、今後2〜3週間で候補を絞り込むと見られていて次期議長の人選は市場の注目度アップとなってきました。

商品市場では原油が51.67ドル(+0.11)に小反発し、ブレント相場も57.54ドル(+0.13)と同様の値動きとなりました。7月の米原油生産量の増加や、発表された掘削リグ数の増加には反応を示しませんでした。NY金は取引序盤にPCEデフレーターが発表され事前予想を下回ったことから1293.2ドルまで上昇するも、上昇は長続きせずに徐々に上値が重くなり下落し1284.8ドル(−3.9)に反落しました。引き続き高値で取り組んだ投機筋の手仕舞い売りに押される展開となっています。

良い週末をお過ごしください!

9月も最終営業日

おはようございます

【9月の政治と金融】
9月も早いもので最終営業日となりました。北朝鮮のミサイルや核実験の脅威が高まり、それに加えてトランプ大統領の言動がエスカレートして双方の舌戦が緊張を一層引き立てることとなりました。また、今週は大統領の公約である税制改革の内容が発表され、今後の議会に場に委ねられ実現へのハードルは低くはないものの市場の期待の高まりも否定できない状況です。金融面では来月からFRBの保有資産500兆円規模の縮小が決まり、過剰流動性の供給は徐々にではあるものの細る方向に向かうことになります。そしてFOMCでは12月利上げの可能性が高まり、シカゴの金利先物市場は80%台に高まりドル相場は強含む展開となりました。欧州では独メルケルの4選は確実視される見通しながら、議席を減らしたことやポピュリズムを標榜する右派政党が躍進したことから、投機筋の過剰なユーロの持ち高を月末にかけて解消する動きからユーロが弱含む展開となりました。来月26日のECB理事会で資産購入を減らすことが発表される見通しですが、ユーロの上昇がドラギはじめ幹部の頭痛の種となっているようです。日本では衆院が解散して総選挙ムードに入りました。小池知事率いる「希望の党」の躍進が政局や金融市場に少なからぬ影響を与えそうです。

【金融・為替】
ドル相場はFOMCでの利上げ観測の高まりや減税法案の発表からドルを買う動きが一服して、ドル円は112円30銭近辺にドル高修正、対ユーロでも1.178ドルに軟化、ドル指数は93.1ポイントに小幅に軟化しています。ダウは2万2,381ドル(+40)に続伸し、減税法への期待が上昇を支え、ナスダックやS&P500も3日続伸し、特にS&P500は史上最高値を更新しています。10年債利回りは上昇後に低下して2.307%と前日比では小幅な値動きにとどまっています。

【石油市況】
原油は51.56ドル(−0.58)に続落し、クルドの住民投票から中東の地政学のリスクを買った相場も高値警戒に利食い売りに押される状況となりました。ブレント相場は55.68ドル(−0.40)に続落して引けています。

【貴金属市況】
NY金は今週ドル高に押される状況が続き高値を修正する動きに一時1280.4ドルまで時間外で下落、今月上旬の高値1360ドルから80ドル前後の調整安となりましたが、本日はドル高が一服したことから下げ止まる動きとなり安値からじりじりと戻し1288.7ドル(+0.9)と小幅に反発して引けています。本日の円換算は4640円前後になります。気にかかるのは相場の下落途上にも関わらず、連日のように増加する金最大ETFのSPDRで860tを超えて昨年11月の大統領選以来の高水準となっています。米政局への不透明感や北朝鮮に代表される地政学上のリスクを意識して、利上げやドル高の流れに逆行するように逃避買いの動きが見られます。

【穀物市況】
穀物市場は農務省から発表される四半期在庫の増加観測や、収穫時期の荷の重みに押されて3銘柄ともに軟調な値動きを強いられています。

ドルの堅調地合い続き、金は続落

おはようございます

衆議院の冒頭解散が見込まれる本日の国会ですが、民進党が希望の党に合流したことによって政局が大きく揺れています。「座して死を待つ」よりも希望の傘に集結して、与党への対決姿勢を強めることが民進の最後の生き残り手段となったようです。いずれにしても、一番驚いているのは今回の解散に導いた当事者である安倍首相でしょうね!衆院選にはこれまで以上に関心が集まりそうです。

【金融・為替】
前日のイエレンFRB議長のタカ派発言からドルを買い戻す動きが続き、ドル円は一時113円26銭と7月中旬以来2か月ぶりの円安水準まで軟化し、その後はやや買い戻されているものの現在112円80銭前後で推移しています。ユーロも1.174ドルに続落して、ドル指数は93.4ポイントに続伸しています。ダウは2万2340ドル(+56)と5営業日ぶりに反発し、トランプ政権の減税法案発表を好感する動きとなりました。10年債利回りは2.309%に上昇して、シカゴの金利先物市場では12月利上げの可能性が80%台に上昇しています。減税法案の発表は市場にとってはポジティブなものながら、減税の原資を巡り議会は混乱することも予想され、実現に向けた動きには一部に懐疑的な見方が出ています。これから年末に向けて税制改革の公約の実効性はトランプ政権の正念場となりそうです。

【石油市況】
原油は52.14ドル(+0.26)と事前予想に反してEIAの在庫減少が反発要因と見られます。一方でブレント相場は57.90ドル(−0.54)に反落、クルド族の住民投票からくる緊張を買った前日の急騰の修正となっている模様です。

【貴金属市況】
金は前日のイエレン議長の発言がタカ派てきな内容となったことや、欧州の政局不安からユーロ安からくるドル高の継続に1287.8ドル(−13.9)に大幅に続落し、8月下旬以来1か月ぶりの安値で引けています。本日の円換算は4645円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は小麦の上昇の連れてコーンと大豆もしっかりに推移、豪州の小麦不作報道に端を発したものと推測されます。

金は北朝鮮リスクと利上げ観測の強弱の狭間に揺れる

おはようございます

【金融・為替】
今週に入りユーロの下落が目立つ展開が続いています。ドイツの総選挙ではメルケル氏の4選がほぼ確実視されるものの、首相が率いる最大与党は議席数を減らし、極右政党が第3党に躍進したことや、もう一方のユーロの盟主仏マクロン政権でも上院で議席を減らし、元来投機筋のユーロ買いが膨らんでいた状況でもありユーロ改革や政局不安が投機筋の売り物を誘っているものと推測されます。この日曜にはスペイン・カタルーニャ地方の独立に向けた住民投票も予定されています。ユーロは対ドルで直近高値の1.209ドルから1.179ドルに2.4%下落し、対円でも134円台中盤から132円台前半まで下落しています。ユーロ・ドルのチャートは三尊天井を示唆か?

一方でFOMC後では初のイエレン議長の講演があり「FOMCはゆっくりし過ぎないように注意すべき、時間をかけた小幅利上げなければ、景気過熱のリスク」と発言して、12月利上げに向けてタカ派であることを再認識される内容でした。議長発言がNY時間の昼頃に広がるとドルはじりじりと上昇して、対円では再び112円台に硬化して現在112円25銭近辺で推移し、ドル指数も93.0ポイントまで上昇しています。ダウは2万2284ドル(−11)と小幅ながら4日続落、本日は共和党上院ライアン議員から税制改革の概要の発表が予定され期待値の後退も影響している模様です。10年債利回りは2.229%に上昇して、12月利上げを織り込みに向かう上昇となっています。

【石油市況】
原油は51.88ドル(−0.34)に小反落し、ブレント相場も58.44ドル(−0.58)に反落しました。引き続きイラクのクルド自治区の原油供給に不安が付きまとうことを材料にしていますが、明日の米石油在庫発表を控えて利食い売りに押された模様です。

【貴金属市況】
NY金は前日に北朝鮮リスクに反応を示して急反発しましたが、本日は欧州情勢からユーロの下落が進み、同時にドル高をもたらせたこと、更にイエレン議長の講演内容がタカ派的なものとなり前日とは反対に下落して1301.7ドル(−9.8)に反落して引けています。北朝鮮の地政学的リスクと、追加利上げの強弱の材料に翻弄される週となっています。本日の円換算は4660円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆相場がハーベストプレッシャーを受ける下げに、コーン・小麦も追随しる動きとなりました。

北朝鮮外相発言にリスクオフ

おはようございます

【金融・為替】
週明けの金融市場は平穏な動きを続けていますが、NY市場のお昼に北朝鮮の外相が北に転回する米戦略爆撃機を撃墜する権利があると発言し、市場は一気にリスクオフの反応を示しました。ドル円は112円台前半から111円70銭前後に円を買い戻す動きとなり、ユーロもドイツやフランスの選挙結果を受けてユーロが下げ止まる反応を見せました。ドル指数は対円では弱含むも、ユーロをはじめとする他主要通貨に対しては堅調で92.6ポイントに上昇しました。ダウへ週末の引値前後で揉み合うも、北朝鮮外相発言から下落に転じて53ドル安の2万2296ドルに続落し、10年債利回りは2.220%に低下しました。

挑発発言の応酬が依然として続いていますが、市場の慣れも発言内容がエスカレートすれば嫌気要因としてまだ反応するようです。米朝の緊張という地政学上のリスクは、これまでにない賞味期限の長い特異なものとなっていることが現状です。欧州ではメルケル首相の4選確実も、事実上は議席数を減らして連立政権成立への不透明さ、更には第3党に躍進した極右政党の躍進、仏マクロン政権の上院での敗北など欧州の連帯や移民問題が蒸し返されています。

【石油市況】
原油は52.22ドル(+1.56)に大幅に続伸し、ブレント相場も59.02ドル(+2.16)と同様に続伸しています。イラク北部のクルド人自治区で独立を問う住民投票では賛成多数の見込みですが、原油のパイプラインを巡りトルコ経由の分を切断する可能性をトルコのエルドアン首相が発言したことから、原油供給を巡る懸念から投機買いの動きが出ているようです。

【貴金属市況】
週明けの金はドイツの選挙を受けてユーロが軟化してドル高が進んだことから軟調に推移、1290ドル前半で弱含む値動きを続けていましたが、北朝鮮の外相発言から地政学上のリスクを意識した買いに急上昇して1300ドルの大台を拡幅後、更に上値を伸ばして1311.5ドル(+14.0)に大幅続伸して引けています。本日の円換算は4690円前後になります。

【穀物市況】
シカゴの穀物相場は大豆が続落も、コーンと小麦は堅調で週明けの取引が開始されました。

メルケル勝利で4選確実視される

おはようございます

国内では安倍首相の記者会見が予定され、衆議院解散を宣言して総選挙に入ります。解散を適切と見ない世論が上回るものの、自民党以外の受け皿が現状では弱く、公明を含めた与党が過半数を上回る議席を確保する見方が大勢のようです。

海外ではドイツの総選挙が行われ、ドイツ国民が求めたのは安定と平和、メルケル率いるキリスト教民主同盟が第2位に大きく水を開けて大勝し、メルケル首相の4選もほぼ確実視されています。今後は連立の行方が注目されると同時に、一方で極右政党が第3党に躍進したことがサプライズでドイツ国民の移民等を巡る意見の対立も透けて見えています。

先週のFOMCでは資産縮小を10月から開始することを決定しましたが、事前のアナウンス効果もあり株価への影響は軽微との見方が態勢を占めているようです。但し、12月利上げに向けたタカ派的な見通しはややネガティブサプライズとなり、年末に向けた景気指標関連の発表が今後も利上げのあるなしに関わり注目されます。

今週は本日米下院ライアン氏が税制改革の詳細を発表します。市場の期待値をどの程度高めるのか実効性を含めて注目されます。明日はFOMC後初のイエレン議長の公演が注目されます。利上げの阻害要因であるインフレ指標への言及や、トランプの減税政策等の公約の関係も気にかかります。そして勿論、米朝の緊張による地政学上のリスクの高まりも注目されます。

今週も宜しくお願いします。


海外市況は静かな週末

おはようございます

太平洋上での水爆実験に北朝鮮は言及し、米朝の指導者の報復発言がどんどんエスカレートしています。北の指導者は別にしても、世界の覇権国家として自負がトランプ大統領には欠けていることが明白、金正恩の行動や発言に関して国際社会から避難されるべきは当然ながら、米国の代表たるものもう少し大人の風格が欲しいものです。トランプ大統領の「一事が万事」では困りますね!

さて、FOMCというメインイベントを終えて週末の金融市場は比較的静かな波風の小さいものとなりました。

ドル円112円05銭、ユーロは1.194ドル、ドルINDEX(指数)は91.9ポイントと為替は前日の値動きの範囲内に収まり、ダウ平均は2万2349ドル(−9)と小幅な値動きに終始、10年債利回りは2.257%は小幅に低下しました。FOMCメンバー16名のうち12人が12月利上げを支持したことは金融市場のサプライズとなりましたが、実行の可能性については今後は特にインフレ指標が注目されることになりそうです。

商品市場もWTI原油は引き続き50ドルを巡る攻防が続き、前日に急落した金は小戻しして再び1300ドルの攻防となっています。原油はOPECの減産延長や減産幅を拡大する動きが注目され、金は12月利上げの実効性を睨みながら、北朝鮮情勢を見極める展開が年末に向けて続きそうです。

良い週末をお過ごしください!

出口に向かうドルとユーロが堅調、取り残される円

おはようございます

【金融・為替】
前日のFOMCでは12月の追加利上げの可能性を温存したことから、シカゴの金利先物では利上げの可能性が一時の30%から一気に70%台に跳ね上がりました。昨日の日銀会合後の黒田総裁の緩和維持発言から112円70銭まで円安進行が一先ずいっぱいいっぱいとなりましたが、それでもNY市場を経過したドル円は現在も112円50銭前後で推移していて日米或いは日欧の金融政策の違いを映しているようです。一方のユーロは急落から一転して急反発に転じて1.193ドル前後で推移、ドル指数は92.1ポイントに小反落しています。NYダウは2万2359ドル(−53)と7日連続史上最高値更新後に10営業日ぶりに小反落し、10年債利回りは2.278%に小幅低下しました。

【石油市況】
原油は50.55ドル(−0.14)に小反落し、ブレント相場は56.43ドル(+0.14)に小幅続伸するまちまちな展開となりました。今週はイラクの石油相による減産拡大や延長への前向きな発言が注目されました。本日はOPECの閣僚監視会合が予定されていて、前述した政策への討議が注目されています。

【貴金属市況】
前日のNY金は1316.4と反発して引けましたが、その後のFOMC後に一気に下落に転じてアジア時間では1300ドルを挟む攻防となり、欧米時間では更に一段売り込まれて1294.8ドル(−21.9)と節目の大台を割り込み急反落して引けています。12月利上げの可能性を残したことから、ハト派的な内容を期待していた投機筋の悲観売りを誘いこむものとなりました。800tに迫る投機筋のネットロングは買い過剰の状況から、手仕舞いによる下落が入ったものと推測されます。本日の円換算は4660円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーン・小麦がそろって小幅に上昇もしくは続伸しています。

FOMCはタカ派的内容

おはようございます

【金融・為替】
保有資産(バランスシート)の縮小は10月より開始することが決定され、これはアナウンス効果もありすでに織り込んでいてサプライズはなし、注目されたメンバーの金利予想では1.5%を見込む今年4回利上げの見方は後退したものの、メンバーの今年末の中心値は1.375%と6月時点と変わらずで12月利上げの可能性を排除していないことが市場のサプライズとなった模様です。その後のイエレン議長の会見ではインフレ鈍化は一時的要因との見解を繰り返したことも、利上げの意思表示として受け止められた模様です。

FOMCを受けてドル指数は92.4ポイントに上昇してドル高が進行、対円は112円30銭に、対ユーロも1.188ドル前後で推移しています。ダウ平均は2万2412ドル(+41)に7日続伸し、債券は続落して10年債利回りは2.277%に上昇しています。予想されたよりもタカ派的な内容ながら、株高のリスクオン相場が継続しています。もっとも12月のFOMCまでまだ3か月間の期間を残している状況で、利上げに対してFRBがギブアップするには時期尚早とも言えることができるでしょうか。

【石油市況】
原油は50.41ドル(+0.93)と50ドルの節目を突破して急反発、ブレント相場も56.29ドル(+1.15)に急反発しています。前日に続きOPEC第2位の産油量を誇るイラクの石油相が減産の延長や、減産幅の拡大に前向きな発言を繰り返していることが好感されている模様です。

【貴金属市況】
アジア時間から金は比較的堅調に推移したままニューヨーク時間に突入し、NY金はFOMC前に通常取引が終了することから1316.4ドル(+5.8)に反発して終了しました。その後のFOMCの内容が予想以上にタカ派的なものとなり、引け後の金は急反落に転じて一気に1300ドル大台を上下する攻防となっています。本日の円換算は4680円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が大口の輸出成約に反応を示し反発に転じたことから、コーンと小麦も堅調に反発しています。

FOMC待ち

おはようございます

【金融・為替】
週明けの日経平均は北朝鮮問題や台風の被害拡大もなんのその、2万0299円と年初来の高値で取引を終了しました。欧米市場も株式市場の活況は続き、ダウ平均は2万2370ドル(+39)と6営業日連続の史上最高値を更新しました。ドル円は一時111円80銭まで円安進行し、2週間前の107円20銭から大きく円安方向に振れ、現在も111円55銭前後で推移しています。ユーロは逆に1.199ドルに反発し、ドル指数は91.8に小幅に下落しています。株高・債券安から10年債利回りは2.242%に低下しています。

本日で2日目の討議を終えるFOMCでは資産縮小決定がほぼ確実視されるなか、次の利上げ時期を巡る議長の会見内容や、メンバーの金利予想(ドット・チャート)が注目されます。前回6月は16名中8名が今年の政策金利を31.375%として、12月利上げを予想していました。予想が据え置かれるとなると12月利上げの可能性が高まり取りは上昇、反対に低下すればドル売りの材料となります。政策金利発表は日本時間明日深夜3時、続いて議長会見は3時半からの予定です。

【石油市況】
原油は49.48ドル(−0.48)に反落し、ブレント相場も55.14ドル(−0.34)に続落しました。ハリケーンの影響から米石油精製はフル稼働に至らない状況から、原油在庫の増加傾向が予想されることが50ドル前の足踏みにつながっている模様です。一方でOPEC第2位の生産量を誇るイラクが追加の減産に前向きな意思を示したことが、原油価格の下支え要因となっています。

【貴金属市況】
金はNY時間の午後の早い期間帯にドル高が進み一時1308.7ドルまで売り込まれる場面が見られたものの、その後はユーロが急反発してドル安の動きに流れるとともに金も反発に転じて1310.6ドル(−0.2)に小幅続落にとどまりました。円安の流れの中でもユーロが引き続き強い地合いを維持して、結果的にドル高阻止の働きを示しドル高金価格のサポートとなっています。通常は円安基調下の円建て金価格が下落するケースが多いのですが(ドル高でドル建て価格下落が勝る)ユーロの動きがこのところ円の動きに対峙するケースが増えて、円建て金価格の推移が読みにくくなっています。本日の円換算は4690円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は概ね軟調な値動きで、収穫の進行によるプレッシャーが上値を重いものにしています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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