本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2018年09月

イタリアの債務拡大懸念

おはようございます

9月の最終営業日は欧州イアリアの債務拡大方針に揺れる状況から、通貨ユーロと欧州株が軒並み下落を強いられる展開となりました。財政赤字は2.4%に抑制して基準をクリアも、2019〜2021年度財政の赤字拡大が見込まれて大手格付け会社から伊国債の格下げ報道が相次いでいます。大衆迎合(ポピュリズム)の連立政権は以前から危うい財政政策が危惧されていましたが、来年度予算案で如実に表面化することなりました。

ユーロは1.160ドルに下落し、ドル指数は95.1ポイントに続伸しました。一方でドル円は欧州株の下落から一時113円30銭台まで円が買い戻されるも、その後の米国株が持ち直しに転じたこともあり113円70銭近辺までドルは持ち直して引けています。ダウは欧州株の下落に連れて安寄利するも、徐々に持ち直し+18ドルの2万6458ドルで引けています。10年債利回りは3.065%に上昇して引けています。

商品市場では原油が73.25ドル(+1.13)に大幅に上昇し、引き続きイラン産原油の供給不安が上昇要因となっています。トランプ大統領の身勝手な価格抑制の主張は市場には届かないようです。金はユーロに対するドル高の動きの逆風の中、以外にも堅調に推移して1196.2ドル(+8.8)と前日の下げ分を大方取り返す動きとなりました。(円換算4340円前後)欧州の財政不安を材料視したと考えたいところですが、月末のファンドの買戻しによるポジション調整とも捕らえられています。

台風がそれてくれることを願う週末です。

ドル高進行、ドル円は115円を目指す展開か!?

おはようございます

【金融・為替】
FOMCの流れを受けてドル高が一段と加速しています。ドル円は113円40銭近辺で推移し円は年初来の安値を更新、ユーロもイタリアの予算案に対する不透明感も加わり1.164ドルまで下落し、ドル指数は94.9ポイントと再び95ポイントの節目に続伸する動きとなっています。ダウは反発に転じて2万6439ドル(+54)で取引終了、米中の貿易摩擦問題は燻る状況ながら米国経済への影響は軽微で力強さに買いを集める展開となっています。10年債利回りは3.056%に小幅に弱含む水準となっています。

【石油市況】
原油は72.12ドル(+0.55)に続伸し、ブレント相場も81.72ドル(+0.38)に続伸しています。国連の公演でも米・イランの対立が改めて浮き彫りとなり、11月以降の制裁によるイラン産原油の更なる供給懸念が上昇を支える構図となっています。

【貴金属市況】
NY金はドル高進行を嫌気する動きから節目の1200ドルを大きく下回り1187.4ドル(−11.7)と1ヶ月ぶりの安値に沈み、1200ドルの攻防からは弱気に味方する展開でとなり、引き続きドルとの逆相関性を改めてサイン認識させられる動きとなっています。本日の円換算は4300円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は全般に堅調推移で、続伸基調となっています。

FOMCにサプライズなし

おはようございます

【金融・為替】
FOMCは予想通りに0.25%政策金利を引き上げ、年率2.0〜2.5%に設定することを決定しました。今後も緩やかな利上げを継続することを示し、12月利上げも「ドットチャート」から見ると前回の8人から16人中12人が支持して次回の利上げの可能性も一段と高まる結果となりました。一方でFRBの適切金利は3.0%とされていて、早ければ来年中にも緩和縮小が終える可能性も浮上しています。

ドル円は利上げ発表後に瞬間113円台に乗せる場面が見られましたが、113円台は維持できずに反落(円は反発)して現在112円70銭前後で推移しています。ユーロはややだれて1.174ドル前後に反落し、ドル指数は94.2ポイントに小幅反発して引けています。前日までに利上げを織り込んだ10年債利回りは3.061%に低下しています。ダウは反発して推移していましたが、FOMC後に長短金利が縮小して金融株中心に売られて2万6385ドル(−105)と3日続落しています。

【石油市況】
原油は71.57ドル(−0.71)に反落し、ブレント相場も81.34ドル(−0.53)に反落しています。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫が予想外に増加したことが下押し要因となっています。

【貴金属市況】
金はアジア・欧州時間にややだれて推移しながらFOMCを迎え、反発する局面も見られましたがドルの反発に押されて1199.1ドル(−6.0)に反落して引けています。円換算は4315円前後に反落予想ですが、FOMCを終えても大きな反応は見られず、引き続きドル相場との相関性がメイン材料となりすです。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が続伸して、コーンは小幅下落するまちまちな展開となっています。

FOMC前に株は利益確定も、原油が続伸し商品は堅調

おはようございます

【金融・為替】
米国株は69ドル安の2万6492ドルに続落していて、トランプ大統領の貿易不均衡は認められないとの発言から米中の貿易摩擦の過熱に対する警戒や、2日目の討議を迎えるFOMCを控えて利益確定の売りものに押された形となりました。日米の閣僚協議では日本が避けたい自動車への関税引き上げは免れる見通しながら、TPPの関税率の範囲で米国の農産物輸入を増やすことや、天然ガスの輸入増加などにまとめて明日の首脳会談につなげる見通しとなっています。

米10年債利回りがついに3.1%台に乗せて明日の利上げを織り込む展開となり、ドル円は112円95銭と113円台に接近しています。一方でユーロは米国に次ぐ出靴戦略の明白な流れもあり1.764ドルに上昇し、ドル指数は94.1ポイントに小幅に反落しています。

【石油市況】

原油は72.28ドル(+0.20)に続伸し、ブレント相場も81.87ドル(+0.67)に続伸しています。イラン産原油の減産が強まる状況に、トランプ大統領が国連演説でイラン産原油の購入禁止を改めて要求したことが上昇要因、一方でOPECに増産を要請する相反する発言が上値を抑える要因ながら効果は限定的となっています。

【貴金属市況】
金は欧州時間終盤にユーロが上昇すると連れて買われ、ドル安が支えとなり1205.1ドル(+0.70)と小幅に続伸して引けています。円換算は4350円前後になります。FOMCでの利上げはほぼ織り込んでいますが、終了後のパウエル議長の発言内容に関心が集まっています。

【穀物市況】
穀物市場は大豆の反発に見られるようにコーンは続伸、売り飽き気分や原油高を意識した値動きとなっています。

米中摩擦長期化嫌気5日ぶりの反落

おはようございます、昨日の「中秋の名月」雲間から見事に大きく輝いていました。

【金融・為替】
既報の通り米中の貿易摩擦がエスカレートしています。減税と財政出動に潤う米国経済ですが、摩擦の長期化観測からいずれ影響は避けられない状況です。一方で延期された未明に開かれる予定の日米の閣僚協議は茂木氏とライトハイザー氏(米通商代表)は日本時間の夕方以降に持ち越しされることになり、自動車関税の引き上げを避けることができるのか注目されます。

NYダウは5日ぶりに反落に転じ−181ドルの2万6562ドルで取引終了、米中の貿易摩擦が中期化する見通しをさすがに嫌気する売り物に下落を強いられる展開となりました。ドル円は112円75銭近辺で引き続き円安・ドル高の展開が続き、両国の金利差や金融政策の違いを反映させる動きとなっています。ユーロは1.174ドルと週末と大差ない水準で、ドル指数は94.2ポイント前後で下落後に戻すも週末とほぼ変わらずの状況です。10年債利回りは3.078%に上昇し、本日と明日予定されるFOMCでの利上げを意識する動きとなっています。

【石油市況】
原油は72.08ドル(+1.30)に大幅に続伸し、同様にブレントも81.20ドル(+2.4)に続伸しています。週末開かれたOPEC+非OPECの会合では、増産に向けた合意が期待されていましたが、合意に至らずトランプ大統領の要請に沿わない結果を嫌気しています。

【貴金属市況】
NY金は1204.1ドル(+3.1)と小幅に反発に引け、引き続きドル相場次第の展開となっています。欧州時間のドラギ総裁の発言からユーロが上昇し一時1208ドル台浮上も、NY時間でドルが買い戻される動きから上昇幅を削る展開となりました。本日の円換算は4340円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は米中摩擦の影響から大豆が下落も、コーンは好調な輸出成約量を受けて上昇するまちまちな展開となりました。

来週は関税発動とFOMC

おはようございます

週末のNY市場は特段の景気指標の発表はなく、ダウ平均は前日の史上最高値を塗り替え+86ドルの2万6743ドルに続伸して取引を終了しました。但し、ハイテク中心のナスダックやS&P500は小反落して引けています。ダウはボーイングなど中国関連株を買い戻す動きが目立ち、24日より発動される関税の引き上げも対話期待が勝るリスク選考となっています。

外為市場では英メイ首相が離脱交渉へのネガティブな発言からポンドが下落し、連れてユーロも反落に転じて1.175ドル前後に、ドル指数はユーロ安を受けて94.2ポイントに反発しました。ドル円は一時112円80銭に接近する場面が円の安値で、ドルの上昇とともに軟化して112円55銭近辺で取引終了、それでも今週の円安地合いは継続され株高のリスク選考のなかでは円売りが続きそうです。

商品市場は原油が70.78ドル(+0.46)に反発し、前日のトランプ大統領の口先介入も効果薄で再びイラン産原油のもたらす供給不安から買い戻す動きとなっています。金は対ユーロでのドル高の動きに反落を強いられる展開で、NY時間はドルの反発に伴いじりじりと値を削る展開に1201.3ドル(−10.0)に反落(円換算4325円前後)して引けています。

よい週末をお過ごしください!

ダウが史上最高値更新のリスク選好に

おはようございます

「違う意見を押さえつけるのではなく、強みに変えていく党でなければならない」とは総裁選後の小泉進次郎議員の言葉、党員票で石破氏が善戦し存在感を示したとの受け止められますが、安倍一強のおごりや、もりかけを戒める結果とも受け止められます。世界では独裁政治やポピュリズムがはびこる流れのなかで、安倍さんに今後の日本の行く末が担われるわけですから兜の緒をを引き締めて任期の3年間を全うしていただきたいものです。

【金融・為替】
株高が続きこれに伴い円安も進行、ダウ平均は2万6656ドル(+251)に3日続伸し、今年1月につけた史上最高値を更新して引けました。来週24日から米中ともに3度目の関税引き上げ措置を発動し貿易摩擦は一段とエスカレートしているものの、10%課税は米消費者に大きな影響を及ぼさないことや、来年1月に25%にまで引き上げる以前に中国との協議の可能性への期待が残る、更に来週の25・26日のFOMCでは利上げ確定の状況から米国への資金流入が予想される等々、市場が上昇するのに都合の良い点ばかりが指摘されています。悪材料も好材料に作り替える市場のマジックというところでしょうか!?

ドル円は112円45銭前後まで円安が進行する一方で、ドルも弱含みに推移して、ドル売り、円売りの対極はユーロで1.177ドルまで続伸し、対円でも132.5円前後に1円強の上昇を見せていていて、リスク選好の動きの典型的な反応を示しています。10年債利回りは3.078&と午前に上昇後に横ばい推移となっています。

【石油市況】
原油は70.80ドル(−0.32)に小反落し、ブレント相場も78.70ドル(−0.70)に反落しています。トランプ大統領がOPECに増産を要請するという口先介入から利益確定の売り物に押された模様です。そもそもイスラエルの米大使館の移動や、イランとの核合意放棄で中東を混乱させて原油高の原因を作った張本人のわがまま言いたい放題!個人間でも国家間でも孤立を深めそうです。

【貴金属市況】
金はドル安の流れを受けて続伸し1211.3ドル(+3.0)で引け、8月16日の安値1162.7ドルからの引き引け値ベースでの戻り高値を更新して引けています。今週は売り過剰と言われて久しいNY金の売り方のカバーも一部にみられるようになっています。本日の円換算は4355円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場もリスク選好の影響を受けて続伸していて、豊作を織り込む動きから反転上昇に転じています。

李首相発言で対話期待広がる

おはようございます

【金融・為替】
中国の李首相は講演で人民元安を望まないとし、米国に対して対話を呼びかける内容の発言をしました。トランプ大統領は中国が今回の関税引き上げに報復すれば中国からのすべての輸入品に25%課税すると発言し、強硬な姿勢を尚も崩していなものの市場は貿易摩擦の緊張が和らぐとの期待からリスク選好が続き、ダウ平均は2万6405ドル(+158)に続伸して引けています。10年債利回りが3.083%に更に上昇したことも金融株の支援材料となった模様です。ドル円は112円台前半で揉みあう動きで現在112円25銭前後で推移、ユーロも小幅な値動きで1.167ドル前後で推移、ドル指数は94.5ポイントと前日比小幅推移しています。


米中の貿易摩擦緩和期待のリス選好の動きですが、一連の関税引き上げの報復合戦は世界経済への不透明感が一層進み、減税効果の賞味期限が迫る米国では今後の景気指標にも影響を及ぼすと考えられ、リーマンから10年経過で投機マネーが再び膨らみ、悪材料が出てもいいように、いいように受け取りがちな市場となっています。カネ余りのなせる業でしょうね!

【石油市況】
原油は70.40ドル(+1.18)に続伸し、ブレント相場も79.40ドル(+0.37)に続伸しています。イラン産げ油の減産見通しに加えて、EIAの週間原油在庫の減少が上昇を後押ししています。李首相発言から人民元の下落に歯止めがかかる状況や、上海株の上昇からドルが軟化したことを背景に1208.3ドル(+5.4)に続伸して引けています。本日の円換算は4330円前後になります。

【貴金属市況】
中国の李首相の発言から人民元安が止まり上海株が上昇、対ドルでも元安の流れが止まり、ドル安からの動きに反発に転じて1208.3ドル(+5.4)で引けています。本日の円換算は4330円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は連日の下落による下落からの売られ過ぎ感や、米中の貿易摩擦緩和期待から総じて反発に転じています。

関税率10%にとどまり一転リスク選好に

おはようございます

【金融・為替】
米国の中国への2000億ドルに上る追加の関税引き上げの報に、中国も同600億ドルの報復関税引き上げの報も、身構えていた市場は既に織り込み済みの反応を示しリスク選好の動きとなり、アジアからの株価上昇に欧米市場も呼応してダウは+184ドルの2万6246ドルに反発しています。為替市場ではリスク選好からドルが上昇して円とユーロが反落する展開で、ドル円が112円35銭前後のドル高・円安に、ユーロは1.667ドルに反落し、ドル指数は94.6ポイントに小幅反発しています。10年債利回りは3.048%に上昇しています。

年内の引き上げ幅を10%に抑えて一段の引き上げは来年以降となりますが、中国との交渉予知を残したとの見方や、年末商戦を控える米国民の負担軽減を狙ったとの指摘もあります。今回の大規模な関税引き上げは来週予定されているFOMCでも議論の対象となるものと思われ、9月利上げは揺らぎようのないもののそれ以降への影響が及ぶ可能性も考えられます。

【石油市況】
原油は69.85ドル(+0.94)に反発し、ブレント相場も79.03ドル(+0.98)に反発しています。11月からの制裁によるイラン産原油の供給不安が下値を堅いものとし、一方で米中の貿易摩擦の激化は需要減退観測につながる悪材料となり双方の綱引き状態のなかで、サウジの高官がブレント相場は80ドル台が望ましいとの口先介入が本日の材料となっています。

【貴金属市況】
NY金は対ユーロでのドルの上昇を受けて小反落し1202.9ドル(−2.9)で引けています。米中の貿易摩擦がエスカレートする現状は世界最大の金需要国である中国への悪影響から、金需要の減速をイメージさせるもので投機筋の弱気の材料ともなっている模様です。本日の円換算は4320円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は総じて続落していて米中の貿易紛争が嫌気される展開と、収穫の進展からハーベストプレッシャーを意識する展開となっています。

第3弾発動前にリスク回避

おはようございます

【金融・為替】
週明けの海外はトランプ大統領から中国との貿易に関する重大な発表があるとの報道を受けてリスク回避の動きに、ダウ平均は2万6062ドル(−92)に反落し、ドル指数は94.5ポイントに反落し、ドル円は序盤に112円10銭台まで続伸後(円は続落後)に111円85銭前後で現在推移しています。ユーロは1.168ドルに反発し、10年債利回りは3.00%と節目の3%台に乗せています。市場の引け後に発表ということですが、現状はまだ発表されていない模様です。中国株は昨日3年10か月ぶりの安値を示現し、追加制裁第3弾に身構える状況で日本株への影響も少なくない模様です。

【石油市況】
原油は68.91ドル(−0.08)に小反落し、ブレント相場も78.05ドル(−0.04)に小反落して引けています。イラン産原油の供給不安の強材料と、米国の中国への関税引き上げから利益確定の売り物と交錯する展開となっています。

【貴金属市況】
金はアジアからNY市場開始前後までは1200ドルを割り込む水準で揉みあう展開が続いていましが、NY時間に入ると米中の貿易摩擦がエスカレートする懸念からドルが軟化に転じると上昇して1205.8ドル(+4.7)で引けています。本日の円換算は4310円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は総じて軟調な展開で、米中貿易摩擦の懸念から上値の重い展開となっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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