夕方更新した白金同様に、ゴムは逆鞘の優等生でした。

つまり2004年11月から日柄にして、1年半以上の間上昇したわけであり、スタート地点116円80銭から、終着点324円50銭まで約3倍という大相場に発展したわけですが、その間に一時は20円幅の逆鞘となりました。そして逆鞘から同鞘化していく途上の、7月の下旬辺りからの下げが強烈となったのはご存知の通りです。

逆鞘の優等生もいつしか、同鞘から順鞘に変わる頃からはすでに劣等生でした。
劣等生に変身してからというもの、「上昇志向」が消えうせ、落ちるところまで落ちたというところでしょうか。

しかし、この劣等生はいつ「心を入れ替えて」優等生に戻るのかが重要です。

目先は3月の安値238円90銭が下値抵抗線ですが、すでにリーチのかかった状態です。
この重要な抵抗線を守ることが出来なければ、これは落ちるところまで落ちきっていなかったことになります。

期近から期中限月は、300円前後の引かれ玉が鈴なり状態であり、ファンドの玉も整理途上とも思われます。220円或いは最悪の場合は200円割れも、否定することが出来ません。その意味で238円90銭を守れるのかどうかは、重要なポイントとなるものと考えられます。

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