おはようございます。

円ドル相場は現在116円40銭前後ですいいしており、昨日3時半からは50銭前後の円安・ドル高となっています。本日の景気指標は7〜9月期のGDP改定値を+2.2%(速報+0.6%)を上方修正しております。10月の新築住宅販売件数は、3.2%減少の100万4,000戸としております。景気にとって強弱の材料となっており、先行きに対する不透明感が広がっております。ユーロがポジション調整からの利食い売りから、他通貨に対して強含んでいます。

原油は急騰しており、62.46ドル(+1.47)となっており、揉み合いから上に抜ける展開となっています。米北東部の気温低下予想や、OPEC総会(12月14日)での減産に加えて、石油在庫の予想外の減少を材料視しているようです。在庫統計は以下のようになっています。
API統計                        前週比
原油  3億3732万8000バレル   85万6000バレル減少
ガソリン2億0053万2000バレル  240万5000バレル減少
留出油 1億4076万2000バレル  349万3000バレル増加
ヒーティングオイル 6287万7000バレル  297万4000バレル増加
   
EIA統計                        前週比
原油    3億4080万バレル       30万バレル減少
ガソリン  2億0110万バレル       60万バレル減少
留出油   1億3280万バレル      100万バレル減少
ヒーティングオイル 5910万バレル      110万バレル減少

貴金属は全体に上値の重い展開となっています。原油高に追随する場面もありましたが、ドル高を嫌気した展開となっております。採算値は金変わらず・白金20円安・銀1円安・パラジウム10円安となります。