今日も一日お疲れ様でした。

日本時間の朝方「ウォール・ストリート・ジャーナルのネット・ニュース版」で、米国の政策金利FFレート据え置き説が流れ、売り物殺到からのスタートとなりました。殆どの銘柄が急落後の急反騰となりました。それだけに米国の金利政策の影響が大きい情勢で、ポジションが膨らんでいるだけに、万一据え置きとなれば投機筋が「一斉に非常口に殺到する」ことになります。

貴金属も他銘柄同様に安寄りしたものの、ニュースを否定するかのように反発しておりますが、疑心暗鬼の心理状態は相場付きにも現れており、不安定な状態で引けております。

穀物は期近限月中心に急落を強いられており、フレートが最高値を更新していることを横目に思惑筋の手仕舞いが殺到した情勢です。コーンについては当月の商社玉の内容が前の月とは様変わりしており、買い大手は大衆勢となっていることが急落要因と思われます。大豆の期近限月はコーン次第の展開です。

コーヒーは期近限月の大手ファンドの買戻しも一巡気味なことから、今後は鞘すべり懸念再来というところでしょうか。逆に海外市場でのファンドのロングが厚めの状況から、乾燥懸念後退のブラジルの天気を見ると、玉整理が近々入るものと考えられます。

今夜は眠れない方が多いと思いますが、明日に差し支えることのないようにほどほどにしてください。当方もFOMCが終えてからレポート作成となりますので、明日も忙しくなりそうです。睡眠不足は仕事と相場の大敵です。