おはようございます。

ワールドカップもベスト16が早くも激突し、ウルグアイとガーナがベスト8進出を決め、アメリカと韓国が涙を飲んでいます。日本はパラグアイと29日に決戦を控えており、予選リーグの夢を実現させてベスト4目指して頑張ってほしいところですね!

さて、昨日のセミナーですが、講師はおなじみ豊島逸夫さん(WGC日韓代表)と深野康彦さん(FP)でした。日経新聞者主催とあってか、相場観や今後の見通しに関しては口の重いものでしたが、先物会社主催とは違うので当たり前といえば当たり前でしょうか。

そんな慎重な言い回しの中からひとつふたつ紹介します。豊島さん米国のマネタリーベースが09年に急増してほぼ倍増していることを指摘し、バーナンキ議長があくまでも非常事態対応で、事が過ぎれば資金回収に向かい平常時に戻すと主張するものの、供給はたやすいものの回収の難しい点を指摘、しかもECBまでもがギリシャ債の購入を始めたことから、米国から欧州に広がる資金供給の回収は今後困難を極めると指摘しています。

金価格に関しては「実質金価格」を提示して、80年の800ドル台は現在までの物価上昇(インフレ率)を加味すると、おおよそ1,600ドルを示現してもおかしくないと欧米市場の金関係者が指摘しており、瞬間風速の870ドル台は2,200ドルを意味するとのこと、当サイトでも以前に取り上げていますが、改めて新鮮味を感じさせられました。

また、昨日の当サイトでも取り上げたように、現在の円建て金価格は円高により今年の高値にはまだ100円余り及ばないことを上げていますが、深野さんの意見によればゼロの付く年と5の付く年にドル円相場は転換していると指摘、今年は2010年ですからゼロの年にあたり、ドルがボトムを付ける可能性があることを指摘、円高から円安方向に転換して、しかもドル建て金価格が上昇を続けると「円高金価格」も大きく上昇するというシナリオでした。

金価格を強気する当サイトではあえて悪材料を割愛しておりますので、そのあたりは了承ください。16万トンの地上在庫は株式や債券市場からすると弱小市場であり、輪転機にかけると無尽蔵に刷れるペーパーマネーとは一線を画することになります。時価総額600兆円市場は世界の投資家の取得ニーズにはとても満たしきれないことが現状、となれば価格上昇によって需給を調整することが今後の課題となるものと思われます。目先の値動きではなく、3年、5年、10年の長いスパンで見ると有望な市場であることに疑いの余地はないように思います。