おはようございます

【金融・為替】
ドル円は119円75銭前後で推移していて昨日の東京とほぼ変らず、ユーロは1.091ドルと小幅反落し、ユーロ円は130.7円とこちらも小動きに終始、依然として米利上げ時期がやや先送りされる見通しや長期債利回り低下がドルの軟化の背景にあり、利上げ時期を巡る不透明感が広がりが見られ、週末のイエレン議長やFRB重鎮のフッシャー副議長の講演内容が注目されます。ダウは104ドル安の1万8011ドルに続落し、10年債利回りは1.867%に低下しています。

【石油市況】
原由は47.51ドル(+0.06)に小幅上昇も2番限以降は反落していて、ブレント相場は55.11ドル(−0.81)に反落しています。高水準の米原油在庫や、ドル高是正の一服から軟調推移を強いられる展開となっています。明日の週間在庫統計が注目されています。

【貴金属市況】
金は4日続伸して1191.4ドル(+3.7)に小幅に続伸しています。ドル安の動きが一服も利上げ時期が9月に先送りさえれる可能性の高まりや、ギリシャ支援の不透明感が金価格を支える流れが続き、売り過剰のファンドのポジションの調整も一役かっているようです。一方で先週までアジアの実需の活発な買い物は、今週は価格が上昇に転じたことから買いは引込み逆に転売の益だしの動きも見られるようです。目先はドル建ての1200ドルと円建ての4600円乗せがあるのか注目されます。本日の円換算は4580円前後になります。

【穀物市況】
穀物相場は米南部の降雨によりコーンの作付遅れにつながる可能性にコーンが続伸して、大豆はドル高に押されて小反落、小麦は冬小麦の作柄良から急反落するまちまちな展開となっています。