おはようございます

【金融・為替】
前日のダドリーNY連銀総裁が9月利上げに言及したことから7月のFOMC議事録が注目されていましたが、インフレ目標の2%到達のために今後の指標を見極める必要性がるとの見解で一致したとして、9月利上げの可能性の低下にドル相場は一段下落する反応を示しています。

ドル円は議事録発表直後に100円ちょうどまで円高が進行し、現在100円25銭前後で推移しています。ユーロも1.128ドル前後に続伸(ドルは続落)し、ドル指数は94.7ポイントに続落しています。ユーロ円は131.1円と小幅に保ち合いに終始しました。ダウは前日比マイナス圏で推移も議事録発表後にプラスに転じ1万8573ドル(+21)の小幅反発となり、10年債利回りは1.561%に低下しています。

【石油市況】
原油は46.79ドル(+0.21)に小幅ながら6日続伸し、半値戻しから0.618の黄金比率圏内に入ってきました。ブレントも49.85ドル(+0.02)に小幅続伸しています。ドル安の流れが続いていることや、来月の非公式会合への期待がここまでの上昇要因となっているようです。

【貴金属市況】
金はNYの立ち合い時間は前日の反発による値を消す軟調な展開で1344.8ドル(−7.9)で取引を終了、引け後のFOMCでは9月利上げの可能性の低下にドル安が支援となり反発し、現在は1349ドル前後に戻して推移しています。本日の円換算は4330円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆が急反発に転じ、連れてコーン・小麦も反発して前日比では続伸して引けています。豊作観測が上値の重い展開を強いるものの、原油高やドル安を好感しての反発基調が続いています。