おはようございます

【金融・為替】
週末の雇用統計が今週の大きなイベントとみられますが、この日フィッシャーFRB副議長が景気指標次第で年内2度の利上げの可能性に言及し、ドルは一段上昇して対円が103円丁度を挟む水準に、対ユーロでも1.141ドルに反発してドル指数は96ポイント台に乗せています。週末の雇用統計の事前予想は雇用増が18万人となっていますが、20万人を超えると9月利上げの可能性が高まり一段のドル高要因となり、15万人を下回ると9月の利上げの見送り観測が高まりドルは急反落する可能性があります。市場では仮に事前予想を上回っても9月利上げに懐疑的な見方も依然として根強く、雇用統計後のFOMCぎりぎりまで利上げ時期を巡る思惑にドル相場た米金利の上下動が続く波乱要因となりそうです。

【石油市況】
原油は46.35ドル(−0.63)に続落し、ブレント相場も48.37ドル(−0.89)に続落しています。ドル上昇の動きに加えて、イランが年内さらに20万バレルの増産するとして9月の非公式会合への悲観的観測の広がりに嫌気売りに押される展開となりました。

【貴金属市況】
ドル指数が8月8日以来3週間ぶりに96台に乗せるドル高を嫌気する売り物に押されて反落、ブリグジット後の安値1310ドルを一時割り込み1308ドル台に下落、引けにかけてはやや戻すものの1313.0ドル(−10.7)と終値ベースでは6月下旬のブリグジット報道以来の安値となります。次の下値目途は1300ドルの大台で雇用統計の内容次第で一段とドル高進行となれば割り込むことも想定されます。とはいえドルとの逆相関性が強いドル建て金相場は一段下落しても、我らが円建ては円安に支えられそうです。本日の円換算は4320円前後になります。欧州の金融機関の信用不安が燻り、英国のEU離脱の本格交渉は来年以降となり影響はまだ未知数の不透明感が払しょくできず、米利上げ後の新興国市場からの資金流出懸念、そしてテロの世界への拡散傾向など金を取り巻く環境は安全資産として位置づけを大きく弱めることは考えにくい状況です。

【穀物市況】
小麦相場の4ドル割れ示現にコーンも年初来安値を更新し、連れて大豆も続落を強いられています。小麦の世界的な豊作観測が重荷となり、コーンや大豆も収穫時期が接近してハーベストプレッシャーが意識されています。