おはようございます

【金融・為替】
今日からワシントンでG20財務相会議が開かれますが、会議に先立ち米財務長官ムニューシン氏が税制改革に強い意志を示したことから株式市場が好感されるリスクオンとなりました。ダウ平均は2万587ドル(+174)に急進し、10年債利回りは2.241%に上昇しました。ドル円も金利差拡大もありドルを買い戻す動きが強まり、現在109円30銭前後の円安・ドル高で推移、ユーロも1.071ドルに軟化して、ドル指数は99.7ポイントと下落基調から反転上昇に転じました。

財務長官はまもなく税制案を公表して、年内に法案を成立させると強気発言をしています。もっとも減税の原資を減税による自然増収としていて心もとないもので、共和党内の保守層の取り込みも高いハードルと見られています。23日(日)はフランス大統領選の第1回投票を控え、マクロン氏が優勢と世論調査は伝えています。マクロン氏が決選投票に残れば同氏が新しい大統領に就くとの見方が優勢ですが、英国の国民投票や米大統領選の前例もあり予断は許されない情勢です。

【石油市況】
原油は50.27ドル(−0.17)と小幅ながら4日続落し、一方のブレント相場は52.99ドル(+0.06)と下げ止まる動きとなりました。OPECの減産延長の動きを横目に、おひざ元の米原油生産の増加観測が上値を抑える展開となっています。

【貴金属市況】
金はドル高や金利上昇に上値重く一時1280ドルを割り込む場面が見られましたが、安値では買い戻す動きも強まり引けにかけては反発して1283.8ドル(+0.4)と小幅ながら反発して引けました。週末の仏大統領選、25日の朝鮮人民軍85周年記念行事、28日の米債務上限問題から暫定予算を組む問題等、政治や地政学のリスクが待ちかまえる状況が続き金市場にとっては逃避買いが入りやすい環境が続きます。本日の円換算は4490円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場の軟調推移が続き年初来の安値を示現、大豆やコーンとて世界的に大量の在庫を抱える環境は同様で続落を強いられる展開となりました。