おはようございます

【金融・為替】
日経平均は2万4000円に乗せてスタートも取引経過とともに失速に転じ、高値から300円余り下落して引けは前日比で100円余り下げる展開となりました。世界的な株高もバブリーに膨らむ投機資金の存在感が強く、地に足の着いたというよりも浮ついた危うさをはらむ危機感を感じずにはいられません!ドル円は111円05銭近辺で推移、ユーロは1.223ドル、ドル指数90.5ポイントと為替市場は比較的静かなものの、米10年債利回りが2.611%まで上昇するもドルを買う動きは限定的となっています。ユーロに関してはこのところの上昇について、一部のECB幹部よりユーロ高の牽制発言が相次ぎ更なるユーロ買いを躊躇するものとなっています。ユーロ高が続くとユーロ建ての輸入物価下落につながり、出口戦略に向かう欧州中銀にとっては望まないところで、輸出の鈍化も懸念さることも想定されます。ダウ平均は2万6017ドル(−97)に反落し、前日の急騰に対する調整安となっています。

【石油市況】
原油は63.95ドル(−0.02)に小反落して引けています。原油在庫は予想通りに9週連続減少したものの、米原油生産量が拡大を続けていること、また、OPECの12月の生産量が4か月ぶりに増加に転じたことが重石となっていますが、グッドニュースは買い!バッドニュースには耳を貸さないという傾向は引き続き強く、投機主導の強気相場が続いています。ブレント相場も69.31ドル(−0.07)に小反落しています。 

【貴金属市況】
金はユーロの軟化もありアジア時間から1330ドルを割り込む場面が見られ、欧米の時間帯にユーロが持ち直すも反発力は限定的なものとなり1327.2ドル(12.0)と6営業日ぶりに反落しています。原油同様に悪材料には聞く耳持たない展開も、昨年9月の高値や節目の1350ドルを前に足ふみ状態となっています。週末発表されるCFTCでは投機筋の一段の買い越し拡大が予想されます。一方で本日米上院では政府機関閉鎖回避の債務上限問題の採決を控え、下院で採決されたものの上院の攻防の不透明感が金市況の下値を支える図式にもなっています。本日の円換算は4730円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が小幅に続伸も、コーンは小反落に転じています。5年連続の豊作に恵まれた米国の穀物市場では、原油や非鉄・貴金属のような投機筋の買い物は限定的で、ファンダメンタルの悪さを投機筋が嫌い他銘柄からみると一線を画するもので資金流入は限定的なものとなっています。