おはようございます

ペンシルベニアの下院補選の投票結果は投票から1週間が経過しても正式確定が出ていませんが、民主党候補の勝利がほぼ確実視されています。近郊に鉄の町ピッツバーグを持つことから有権者には白人労働者が多く、これまでは共和党の牙城と目されていましたが敗戦の色が濃くなっています。そもそも今回の輸入制限措置はこの選挙に間に合うに発表されたいきさつからも、トランプ政権のダメージは少なくないようです。

正式に関税引き上げの輸入制限が発動されるのは今週末の23日ですが、日本や欧州といった同盟国への方針も明白でなく、欧州は既に具体的な報復品目を詰めていることから、発動が決まると世界貿易戦争勃発の様相に陥る可能性もあります。米国の本来のターゲットは中国であることは明らかで、中国へは鉄鋼・アルミに加えて知的所有権などの個別引き上げも今後数週間以内に発表するものと思われ、米中関係の悪化観測もあり世界経済に暗雲が漂う状況となっています。

また、今週は20・21日両日にFOMCが開かれ、0.25%の政策金利引き上げが決定される見通しです。その後の声明文やパウエル議長の会見に注目が移り、今年の利上げ回数が3回or4回かで金融市場には少なからぬ影響を及ぼしそうです。

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