おはようございます

米国のイラン核合意を受けてイランの外相が明日から英・仏・独首脳と会談を持ち、米国抜きの核合意継続を議論することになります。先週シリア国内のイラン革命防衛軍に攻撃を加えたイランの天敵であるイスラエルは、本日5月14日が建国70週記念日にあたりお祝いムードの中、米国大使館が商都テルアビブから首都であるエルサレムに移転する行事も記念に花を添えることになります。

さて、ドルの実効為替レートを示すドル指数は93ポイント台に乗せて年初来高値の水準にありますが、このところ発表された消費者物価指数(CPI)の伸びは事前予想を下回り、FRBが参考視するPCEデフレーターの個人消費支出も予想を下回るものとなりドル高が一服するのか注目されます。物価上昇の鈍化はFRB利上げが年内3回を下回る可能性を意味し、金利差拡大が縮小するとの見方からドルの上値が抑えられることになります。一方で日本でのインフレ目標は程遠くマイナス金利継続、欧州もドイツの景気指標の好調もこのところ予想を下回るものが多く、加えてイタリアの政局が混乱していることから当初見込みの6月のECB理事会での出口戦略の進行見通しも後退、ドルが大きく下落することはなさそうです。

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