おはようございます

【金融・為替】
イタリアの再選挙回避に向けた動きから前日までの南欧危機がやや緩和され、ユーロは対ドルで1.66ドルに反発し、対円でも127円台まで反発しました。ドル円はリスク回避の後退で108円85銭前後に円が軟化し、ドル指数は94.0ポイントまで反落しています。ダウ平均は2万4667ドル(+306)に反発し、前日急伸した債券相場は売り物が入り、10年債利回りは2.841%に上昇しています。

イタリアでは再選挙を避けるために、再び連立合意に向けた動きが見られ大統領が拒否した財務相候補を入れ替える動きがあり、バラマキ政策実行の可能性がやや後退して国債利回りの低下とユーロの下落に歯止めをかけるものとなりました。しかし、大衆迎合政党の連立には変わりなく懸念が燻ることになりそうです。また、北米カナダ・メキシコや欧州へのアルミや鉄鋼の関税免除措置も本日までが期限となっていることや、対中貿易の制裁品目の明示が来月15日となったことなど不透明な情勢が続くことになりそうです。

【石油市況】
原油は68.21ドル(+1.48)に反発し、ブレント相場も77.50ドル(+2.11)に反発しています。減産緩和に向けた動きもこのところの急落局面から一転して、減産継続方針に戻した模様で再び買い物を集めています。緩和することによる影響で価格下落を伴うことが、緩和見直しに向けた動きとなった模様です。供給のパイプの操作次第で価格決定権を握っておきたいのが本音なのでしょうね!?

【貴金属市況】
金はドル高修正の方向から反発に転じて1301.5ドル(+2.5)に小反発しています。ドル高という下押し要因と、南欧不安という上昇要因が交錯する状況が続き1300ドルを挟む攻防となっています。上値抵抗は1307ドル台に控える200日移動平均線で、ここ数日は関門となっています。本日の円換算は4550円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は週明けに発表された作柄の好転を嫌気して、軒並み下落を強いられています。