おはようございます

【金融・為替】
G7では改めて米国の保護貿易主義が警戒され、これ以上エスカレートすれば世界経済のブレーキとなる可能性も指摘される状況の中、米朝会談という重要イベントを控えて金融市場は比較的静かに様子を見る週明けの取引となりました。更に本日よりFOMC初日の討議が始まることもあり、ポジションを傾けにくい市場環境が続くことになりそうです。米朝会談は本日日本時間午前10時から始まり、会談終了後にトランプ大統領の会見が開かれる見通しで、大統領は本日中にシンガポールを後に米国の帰途につく予定とされています。

ドル円は110円丁度を挟む保ち合いで推移、ユーロは1.183ドル前後で推移、ドル指数も93.5ポイントと比較的小幅な動きに終始しています。10年債利回りは2.957%に小幅に上昇し、ダウ平均は2万5322ドル(+5)と小幅続伸して引けています。G7による自由貿易の亀裂が危惧される状況も、市場は無難に消化して次の米朝会談、FOMC、ECB理事会に備えているようです。

【石油市況】
原油は66.10ドル(+0.36)に小反発し、ブレント相場は76.46ドル(±0)と変わらず、OPECやロシアが22日のOPEC総会で増産に向けた議論を進めているとの報道を裏付けるようにロシアやサウジが5月・6月に産油量の増加が確認され神経質な動きとなっています。

【貴金属市況】
NY金は1300ドルを挟む展開が続き引け値ベースでは1303.2ドル(+0.5)と小幅高も、ドル相場ももち合う動きから小幅な値動きにとどまっています。金市場でもイベントラッシュを前にポジションを傾けにくいことは同様で、イベントによる新たな材料の出現待ちといったところでしょうか。本日の円換算は4590円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は週明け発表となった作柄が引き続き良好な生育を示し、軒並み下落する低調な値動きとなっています。