おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は引き続きハイテク中心のナスダックが下げを先導して、ダウ平均も2万5306ドル(−144)に続落しています。フェースブックの上昇流出問題に端を発して、ハイテク株全般に投機資金が流出する動きが続いています。ドル円は本日の日銀金融政策決定会合を控えて小幅な動きで111円05銭前後で推移、ユーロは欧州時間から堅調に推移して1.170ドル前後で推移、ユーロ高からドル指数は94.3ポイント前後に反落しています。株安・債券高の動きも影響して10年債利回りは2.975%に上昇しています。日銀は長期金利の上昇を抑えるために今月に入り昨日で3度目のオペを実施、本日の会合で副作用に対する調整が市場でささやかれていて、債券安からの金利上昇を抑えることに躍起となっています。午後の黒田会見が注目されます。

【石油市況】
原油は70.13ドル(+1.44)に急反発し、ブレント相場も74.97ドル(+0.68)に反発しています。8月に入ると米国によるイランへの制裁が本格化するとの警戒や、サウジのタンカーを先週攻撃した武装組織フーシ(支援はイラン)を経過して、引き続きこの輸送ルートをサウジが回避している状況を材料視した模様です。

【貴金属市況】
金はアジア時間でドル高が進み一時1218.1ドルまで下落も、欧州時間からユーロが反発に転じてドル安から上昇に転じ、一時1223.9ドルまで反発も戻り足も鈍く1221.3ドル(−1.7)小幅ながら続落して引けています。本日の円換算は4355円前後になります。週末発表されたCFTCではファンドのネットロングはわずかに151tまで減少、買い越しの大幅な減少の背景は弱気ファンドが新規売りを積み増していることで、年初から倍以上の規模に膨らんでいることです。ドル相場が天井打ちでもすれば空売り玉を一斉に買い戻す可能性が指摘されていますが、現状はトランプ大統領のドル高牽制発言以降ドルは総じて堅調を維持しています。因みに年初のネット買い越しは667tであったことから、現状のファンドの売り越し規模が大きいことが確認されます。

【穀物市況】
穀物市場では大豆の着鞘が高温乾燥の天候から遅れるとの見通しに続伸し、コーンと小麦も堅調を維持ています。