おはようございます

【金融・為替】
米国の対中貿易への第3弾2000億ドル規模の関税引き上げの可能性にリスク回避の動きが波及した前日の金融市場でした。これを受けてアジア・欧州と軒並み下落した株安はこの日もダウ平均の序盤に一時250ドルを超える下落を伴う展開となりましたが、アップル株が史上初の時価総額1兆ドル到達もあり、ハイテク株中心に上昇して下げ幅を縮めて−7ドルの2万5326ドルと小幅続落で引けています。為替もドル円が一時111円30銭前後でドルの下落が止まり現在は111円60銭前後で推移、ユーロは1.158ドルまで下落して3週ぶりの安値を示現し、ドル指数も95.1ポイントと3週ぶりに95ポイント台に上昇しています。一方で10年債利回りは2.988%と3%を小幅割り込む動きとなっています。

本日は日本時間午後9時半に雇用統計が発表される予定(雇用者数+20万人、失業率3.9%、平均時給前月比+0.3%)ですが、特に平均時給の上昇がFOMCの利上げに対する影響が大きく注目されています。

【石油市況】
原油は68.96ドル(+1.30)に急反発し、ブレント相場も73.45ドル(+1.06)と同様に反発しています。来週から米国のイラン制裁が本格化される見通しの中、イランの大規模軍事演習が予定されているとの報も買われた要因と考えられます。

【貴金属市況】

金はユーロが3週ぶりに1.6ドルを割り込みドル高が進んだことから、じりじりと値を下げる展開に1220.1ドル(−7.5)に続落して引けています。米中貿易摩擦による影響から中国はじめ、新興国通貨の下落も当事国通貨建ての金価格を割高にしていることから、金需要の鈍化観測も投機筋の売りを集める要因となっている模様です。引き続き強気ファンドの後退に対して、売り方ファンドが幅を利かせる展開となっています。本日の円換算は4330円前後となり、円建て相場も下値探りとなっています。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が中国との報復対象銘柄から続落も、コーンと小麦は小反発しています。