おはようございます

【金融・為替】
米商務省は160億ドルの中国製品に対して、7月の340億ドルに続く第2弾として25%の追加関税を23日に発動すると発表しました。対する中国は対抗措置として、同規模の追加関税を23日にかけるとして対抗措置を発表しました。トランプ政権は11月の中間選挙、更に次期大統領選挙をにらみ有権者に弱みを見せられない状況から断行し、習近平主席も影響力のある長老との関係も影響して同様に追加関税を断行しました。次は第3弾の2000億ドル規模の追加関税を、米国がどのタイミングで発表するのか注目されますが、市場では関税引き上げが今後の景気指標に現れる影響を危惧する状況となっています。

ドル円は110円95銭とドル安・円安方向の動きに、ユーロは下落後に反発に転じて1.161ドル近辺で推移、ドル指数は95.4ポイントまで上昇後に95.0ポイントまで後退する動きで、特段のドル売りに要因はないもののポジション調整によるものと見られています。ダウ平均は2万5583ドル(−45)に反落し、米中の貿易摩擦を嫌気する動きに加えて、原油価格が急落に転じたことも影響した模様です。10年債利回りは2.971%と小幅な動きに留まる一日となりました。

【石油市況】
原油は66.94ドル(−2.23)に急反落し、ブレント相場も72.28ドル(−2.37)と同様に急反落しています。週間の原油在庫の統計で在庫が予想以上に減少しなかったことや、米中の貿易摩擦の蒸し返す材料を嫌気する動きとなりました。

【貴金属市況】
金は引き続きドルとの逆相関性が続き、欧州時間のユーロ安・ドル高では1210ドルを割り込むも、その後米国時間にドルが軟化に転じると金も反発に転じて1221.0ドル(+2.7)に小反発して引けました。本日の円換算は4325円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場では米中の貿易摩擦問題が再燃する環境ながら、大連の大豆相場の上昇を受けていずれ中国の米国産大豆引き合いが増加するとの見方が支援要因となり大豆が反発、コーンと小麦は前日のレンジ内も小幅上昇しています。