おはようございます

お盆休みの方も多いと思いますが、取引所は暦通りなので今週も通常通り取引が行われます。

さて、週末のトルコ・ショックが尾を引く状況が続いています。12日にトルコのエルドアン大統領は米国人牧師の開放を否定し、米国に対する対決姿勢を改めて示しています。トランプ政権の関税引き上げの強硬策に対して現状では折れる様子を見せず、関係は一層こじれる状況で関係改善の糸口が見えない情勢となっています。

先週はトルコリラだけでなく、ロシア・ルーブルも下落、更に南ア・ランドやアルゼンチン・ペソ、インドネシア・ルピアそして中国人民元と新興国市場通貨が幅広く売られています。通貨安は各国の持つドル建て債券の返済能力を脅かすもので、金融市場では新興国市場からの資金流出とともに懸念される状況となっています。

さらに、トルコ経済の混乱はトルコに融資の多いユーロ圏の金融機関への健全性が疑われる状況もあり、先進国通貨ではユーロの下落につながっています。先週は当面の抵抗線であった1.56ドル近辺を割り込む下落に見舞われ、週明けはさらに下落して1.38ドル台まで続落しています。ユーロの下落を受けてドル指数は95.6ポイントを抜けて一気に96ポイント台に上昇し、週明けは更に96.4ポイントまで続伸しています。ドル高と同時進行は我らが円相場で、週明けは一段買い進められる展開に現在110円50銭近辺まで続伸しています。

今週はどの程度トルコ・ショックが尾を引くのか注目されますが、トルコの財政・経済力はすぐに危機につながるほど悪くはなく、徐々に落ち着きを取り戻すとの見方もあります。

今週もよろしくお願いします!