おはようございます

【金融・為替】
NYダウは前日比831ドル安と今年3番目の下落となり2万5598ドルで引けています。10年債利回りが再び3.225%7年ぶりの水準まで上昇し、金利高による企業業績への影響が懸念されたことや一部小売業の破綻の噂に利益確定売りが広がる展開となりました。また、ムニューシン財務長官が中国に対して為替操作をしないことを要求したと報じられ、米中の貿易摩擦を含めた緊張の高まり、更には中国の景気指標の後退も影響した模様です。市場の不安心理を表す恐怖(VIX)指数は24ポイントに接近し前日から4割上昇、不安心理の増幅を示す20を大きく上回るリスク回避の動きが強まりました。

為替市場ではリスク回避姿勢が強まりドル円は112円20銭近辺まで続落(円は続伸)し、ユーロも英国のEU離脱交渉の楽観見通しが引き続きユーロ買いを促す展開に1.152ドルに続伸し、逆に新興国通貨が広く売られる展開となりドル指数は95.4ポイントに続落しました。

【石油市況】
原油は73.17ドル(−1.79)に急反落し、ブレント相場も83.09ドル(−1.91)に反落しています。ハリケーン「マイケル」はカテゴリー4の強い勢力のままフロリダに上陸していますが、株価急落からのリスク回避の動きが広く商品市場に波及して下落を余儀なくされる展開となっています。

【貴金属市況】
NY金は取引中盤には株安に連れて反落も、その後はドルが軟化したことや、一部に安全資産としての買い物に続伸して1193.4ドル(+1.9)に続伸して引けています。引け後も堅調に推移して円換算は4305円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は原油や非鉄市場と大半の商品市場の下落を受けて連れ安症状となっています。