新年明けましておめでとうございます!皆様にとって良い2019年となることを願っています。

さて、米政府機関が一部閉鎖のまま新年を迎える米国市場では、市場参加者の少ない間隙を縫って円高が進行しています。昨年8月以来の110円割れとなり、日本の市場関係者にとって年末年始の休日の間に円高が進行するのは最も避けたいもので、日銀当局にとってもこれ以上ない緩和策継続中の出来事に悩ましい休暇となっていることでしょう。しかも、ダウ平均が反発基調にも関わらず米10年債利回りが低下し、対ドルばかりでなく対ユーロでも125円台に入る円独歩高の様相となっています。

ドル円の引け値は109円60銭前後で2018年の取引を終了し、ドル・ユーロは1.145ドルに小幅に続落して、ドル指数は96.1ポイントに続落して引けました。ダウ平均は2万3327ドル(+265)に反発し、10年債利回りは2.686%に低下しています。商品市場では原油が45.41ドル(+0.08)に小幅続伸し、金はドル安背景に一時1290ドルに接近もその後に失速して1281.3ドル(−1.7)に小反落(円換算4510円前後)で引けています。

気にかかる景気指標は、中国のPMI(購買担当者景況指数)が好不調の分かれ目とされる50ポイントを2年5ヶ月ぶりに割り込んだことで、米中の貿易摩擦問題に端を発した金融の不安定要素は中国経済の失速観測につながり、引いては世界経済への広がりを助長する可能性に今年の金融市場が引き続き影響を受けることになります。

NY市場は2日に取引開始され、東京は4日が「第発会」となります。良いお正月休みをお過ごしください!