おはようございます

【金融・為替】
お屠蘇気分が吹っ飛ぶような円高が進行する外為市場、日本時間3日の午前に一時105円割れに見舞われる場面があり、その後は幾分落ち着きを取り戻すものの現在も107円55銭で推移、12月28日の大納会午後3時は111円10銭前後で下から3円強の大幅な円高・ドル安で推移しています。対ユーロでも年末比で4円前後の円高・ユーロ安の122円60銭前後で推移しています。一方でユーロは上下動はあるものの前年比では小動きに終始して1.139ドル前後、ドル指数は年末の96.5ポイントから対円での上昇背景に96.2ポイントに下落しています。ドル安背景に米10年債利回りも年末の2.743%から2.554%に低下しています。

ダウ平均はアップルの10〜12月期の売り上げの下方修正からアップル株が前日比10%超の下落に見舞われたこともあり、急反落に転じて−660ドルの2万2686ドルで引けています。売上高引き下げは中国でのアイフォーンの売り上げ減少が原因で、アップル以外の中国依存銘柄が連れて大きく下落を強いられる展開となっています。米中の貿易摩擦問題による中国経済の減速が、米国の中国依存比率の高い企業への業績を直撃するもので、今年も米中問題が世界経済の主要課題となりそうです。

【原油市況】
WTI原油は47.09ドル(+0.35)に続伸していて、年明けから開始されているOPECプラスロシアの減産措置を意識した流れとなり、株安のリスク回避の動きの影響は限定的なものとなりました。

【貴金属市況】
NY金は株安のリスク回避の動きから安全資産として買いが入り、1294.8ドルに大幅に続伸して戻り高値を更新する展開となっています。但し、円建て金は円高に上昇を削がれる換算値となり4470円前後になります。一方で金ETF最大のSPDRは10月以降3か月連続増加していて、12月も前月比+26.03tの761.64tとなり静かに増加傾向が継続し、米中の貿易摩擦背景の世界経済や政治の変調を意識した安全資産として金を見直す動きが広がっているようです。

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーンともに続伸する展開で、南米の天候異変に反応を示しています。