おはようございます

【新旧FRB議長の対談】
パウエルFRB議長がバーナンキ、イエレン両前議長との討論会で「FRBの持つ米国債などの資産圧縮は問題が起きれば変更をためらわない」と発言し、利上げに関しては「柔軟に見直す用意がある」として金融市場の混乱に配慮する姿勢を示しました。

【米雇用統計】
12月の米雇用統計は就業者数が31.2万人増と発表され、前月の17.6万人や事前予想の18万人を大きく上回りました。これによって18年は平均して20万人を超える雇用を確保したことから、米雇用情勢の好調を維持していることを確認することとなりました。また、失業率は3.9%は0.2ポイント悪化し、平均賃金は前年同月比で+3.2%と概ね好調な数値となっています。雇用増は年末商戦の小売業が貢献するものとなりましたが、一方で自動車大手のGMのリストラもあり、米中摩擦の影響は今後の数値を見ることになります。

【金融・為替】
ドル円相場は108円45銭前後と過剰な円高進行の反動や、株高のリスク選考の動きから円は弱含みに推移しました。一方でユーロは1.40ドル近辺まで反発する前日とは真反対の反応を示し、ドル指数は96.1ポイントまで続落しています。10年債利回りは2.661%に上昇しています。NYダウは反転上昇に転じて+746ドルと2万3433ドルに急反発して前日の急落分を取り返す動きとなりました。雇用統計の好調維持に加えて、パウエルFRB議長の金融政策への柔軟姿勢を評価する動きや、米中の次官級協議が開かれること、更に3ヶ月ぶりの中国の預金準備率の引き下げの報も好感された模様です。

【商品市場】
WTI原油は47.96ドル(+0.87)に続伸しEIAの原油在庫が予想外に小幅に増加を見せたものの、OPECの減産姿勢の評価や株高のリスク選考の動きを好感するものとなっています。反対にリスク選考を嫌気して下落に転じた金は1285.8ドル(−9.0)に反落して引けました。この日はアジア市場の株安から逃避買いを集めて一時1300ドルの大台を回復も、順調な雇用情勢や株高のリスク選考の動きに買いが萎む展開を余儀なくされた模様です。(円換算値は4475円前後)

良い週末をお過ごしください!