おはようございます

【金融・為替】
8日までの日程で米中の次官級協議が2日目を迎えますが、主な協議内容は中国側が約束した1兆2000億ドル規模(130兆円)の輸入拡大の詳細を詰めるものです。同時に知的財産保護や技術の移転問題も議論されることになっています。比較的両国が合意できやすものから協議を始めるようで、両国ともに景気指標の後退や株価下落に対応するために合意に向けた協議が続いています。

ダウ平均は米中協議への期待や、FRBの金融政策への期待に一時200ドル強続伸する場面も見られ2万3531ドル(+98)と上げ幅を詰めたものの続伸して引けています。政府機関の一部閉鎖が続き、トランプ大統領は本日の国境の壁建設に向けて国民の理解を求める演説をする予定ですが、年明けから民主が下院の過半数を握り打開が見えにくい状況が続きます。

ドル円は108円70銭前後と小幅ながらドル高・円安の地合い、ユーロは1.473ドルに続伸し、ドル指数は95.6ポイントまで続落しています。10年債利回りは株高・債券安から2.682%に小幅上昇しています。英国ではEU離脱の議会採決を来週の15日に取る予定で、今後も通貨ユーロの波乱要因となりそうです。また、年明けもフランスではマクロン辞任要求のデモが続き、英・仏の動向から目が離せない情勢です。

【石油市況】
原油は48.52ドル(+0.56)に続伸していて、OPEC+ロシアの減産が意識される展開が続き、株高や米中協議の進行期待もありリスク選好の動きも上昇を後押ししています。

【貴金属市況】
NY金は序盤のドル安を受けて一時1297.0ドル近辺まで反発しましたが、その後は米中協議への期待に株高のリスク選好の動きが妨げとなり上げ幅を削り+4.5ドルの1289.9ドルで引けました。本日の円換算は4490円前後になります。

【穀物市況】

穀物市場は大豆が米中交渉から輸出が伸びる期待に続伸し、コーンは小反落して引けています。