おはようございます

【金融・為替】
米中協議は3日間の日程を無事に終えました。中国側の輸入拡大に関する詳細を詰める協議で概ね合意した一方で、知的財産権の保護や、中国国有企業への補助金削減の問題は今回はスルーして目先の実益を優先する内容となりました。世界的な株価下落からの景気後退は避けたい思惑が双方の実利に沿った内容にとどまったものと見られ、今後は舞台をワシントンに移して閣僚級協議で詰めることになります。

また、取引終盤に先月のFOMC議事録が公表されハト派的な内容の議論であったこともあり、株式市場は米中協議プラスハト派なFOMCを好感して続伸し2万3879ドル(+91 )で引けています。為替はFOMCの内容もありドルは反落に転じ、対円で108円05銭前後に、対ユーロで1.154ドル前後に推移し、ドル指数は95.1ポイントに急反落しています。10年債利回りは2.730%に上昇しています。

【石油市況】
原油は8日続伸し53.36ドル(+2.58)に大幅に続伸しています。米中協議が無事に終了したことや、FOMC議事録がハト派的内容であったこと、更に株高のリスク選好が上昇要因となり、EIAの製品在庫の急増は嫌気されることはなく取引が終了しました。

【貴金属市況】
金は取引序盤こそドル高に押されて一時1280ドル割れ寸前まで続落しましたが、その後は反転ドル安の流れに代わって反発に転じ1292.0ドル(+6.1)で引けています。引け後のFOMCでは更にドル安が支えとなり堅調を維持していますが、円換算値は円高の流れもあり4485円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は概ね反発に転じる動きで、米中協議による中国の大豆輸入量が今後期待できる状況を好感するものとなっています。