おはようございます

【金融・為替】
パウエルFRB議長は10日にワシントンで講演を開き「米国経済は堅調だが、海外景気が懸念材料。市場も不安視していて金融政策は立ち止まって様子を見る時期だ!」と発言し、先週末の発言に引き続き利上げの一時停止を示唆するハト派的な内容となっています。

ダウ平均は5日続伸して2万4001ドル(+122)に続伸して引けました。為替はドルを買い戻す動きが強まり対円は108円50銭近辺で推移、対ユーロでも1.149ドル前後に堅調推移、ドル指数は95.5ポイントに反発しています。米10年債利回りは2.731%と小幅な動きにとどまっています。トランプ大統領は今月下旬のダボス会議への参加を見送り、政府機関一部閉鎖の原因は民主党のメキシコ国境の壁建設反対にあると改めて民衆党を批判しています。来週は15日の英国議会でEU離脱の採決を取る予定で、最大の注目イベントとなります。

【石油市況】
原油は時間外取引で売りに押されるも、引けて見れば52.59ドル(+0.23)と8連騰中を継続しています。米中協議が概ね成功裏に終えて過度な景気への悲観が後退したことや、FRBが改めてハト派的な発言を先週に続き繰り返したことを好感しています。

【貴金属市況 】
金はアジア時間で一時1298ドルと大台に接近する動きも、NY時間でドルが上昇する動きとなりじりじりと後退して値を消し1287.4ドル(−4.6)に反落して引けています。FRB議長の利上げ一時停止を示唆する発言は金にとって追い風要因ながら、ドル高や株高のリスク選好から手仕舞い売りが上回る展開となりました。本日の円換算は4475円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーンともに反落に転じ、米中協議の進展が思ったほど楽観できない状況を悲観する動きとなりました。