おはようございます

【金融・為替】
英国議会では予想通り離脱の6月末までの延期が賛成多数で議決されました。但し、これまで2度に渡って否決された離脱案を20日までに可決することが条件となり、仮に3度目の否決がなされれば更なる延期を英政府がEUに伝えるとことですが、明確な延期理由がなければEU側は認めないとの見方もあり混沌とした状況から「合意なき離脱」の可能性が残ることになります。反対に離脱案が可決されれば、6月末までの残された時間を有効に使い離脱に向けた詳細をEU側と詰めるために「合意なき離脱」を避けることが可能となります。まだまだ紆余曲折がありそうですね!

米国では先のトランプ大統領によるメキシコ国境の壁の建設を巡る非常事態宣言に対して、上院で阻止する決議案が可決されました。共和党の造反が12人加わり59対41の結果となり、トランプ大統領は拒否権を発動する意思を表明していますが、結果を覆すには上下両院の2/3以上の票が必要となり現状では壁建設は困難な状況となっています。

為替はポンドに利益確定の売りうものが出て、連れてユーロも1.130ドルに反落し、ドル指数は96.7ポイントに反発しています。一方でドル円は111円65銭前後で推移してドル高・円安に振れています。米10年債利回りは2.632%に上昇しています。ダウ平均は一日を通じて小幅な値動きで2万5709ドル(+7)に小幅に続伸して引けています。この日は米中の首脳会談が4月に先送りされると報道されています。

【石油市況】
原油は58.61ドル(+0.35)に続伸する動き、引き続きOPECの減産姿勢を評価することや、春先に向けたドライブシーズンからのガソリン需要の増加観測に上昇しています。

【貴金属市況】
金は1295.1ドル(-14.2)と反落に転じる動きとなり、この日ポンド売りに伴うユーロの下落からドル安一服となったことが売り要因となりました。今週は高値買いのファンドの売り一巡やドル安の進行が支援となり1300ドルを回復する場面も見られましたが、ドル安傾向が弱まると再び台割れに沈む展開に戻っています。本日の円換算は4640円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が反落し、コーンは続伸するまちまちな展開となり、大豆上昇一服は中国の景気指標の冴えないところを意識した動きとなったようです。