おはようございます

【金融・為替】
米国が輸入自動車への関税引き上げが週末の金曜日に迫る中、トランプ大統領は6か月先送りすると伝えられています。日欧に対して米国は通商交渉中は引き上げないとしていたことから当然視されていますが、米中の景気指標の複数が事前予想を下回るネガティブな雰囲気の中で株価をマイナスからプラスに反転させるものとなりました。一方で米中の貿易問題に関してムニューシン財務長官は、これまでに合意された複数の事項を中国側が覆したと発言して、合意への道のりの険しさを表明するかたちとなりました。

ダウ平均は2万5648ドル(+115)に続伸し、週明けの600ドル強の下げを2日間で半分取り戻す展開となっています。為替はドル円が109円55銭前後、ユーロが1.120ドル、ドル指数は97.5ポイントと前日比ではほぼ横ばいとなっています。米10年債利回りは2.375%に低下しておよそ1か月半ぶりの低水準となっています。

【石油市況】
原油はEIAの原油在庫が増加しているものの、62.02ドル(+0.24)に小幅続伸して引けています。中東でサウジの石油施設が攻撃を受けていてイスラム過激派と見られますが、背景にイランの資金支援があると考えられ、ホルムズ海峡を含む中東の地政学上のリスクが意識されています。

【貴金属市況】
金は1297.8ドル(+1.5)に小反発していて、米中の景気指標が事前予想を下回ったことから1300ドルに返り咲く場面も見られましたが、株価が反発に転じたことから大台維持はなりませんでした。本日の円換算は4555円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は引き続き降雨による作付け遅れの観測から堅調に推移しています。