おはようございます

【金融・為替】
NYダウは遂に史上初の2万7000ドル乗せて2万7088ドル(+227)で引けています。前日に開かれた下院でのパウエル議長の発言が予想以上にハト派的な内容となり、今月末の利下げが確実視される状況に加えて一部には0.50%幅の引き下げ再び期待する向きもあるようです。一方で本日発表された消費者物価指数(CPI)のコア指数が事前予想を上回ったこともあり、月末までの今後の景気指標も重要視され判断基準となりそうです。

為替は前日のドル買いが一巡する展開で、ドル円が108円50銭前後と前日の108円割れからドルを買い戻す動きとなり、ユーロも1.128ドルから1.125ドルに反落し、ドル指数も一時96.7ポイントに下落も97.0ポイントまで反発して前日とほぼ変わわずの水準となっています。10年債利回りが2.141%に更に上昇したこともドル買い優勢の要因と見られます。

【石油市況】
原油は60.20ドル(−0.23)に反落していて、OPECがまとめた5月のOECD(経済協力開発機構)に加盟する国々の原油在庫が2か月連続の増加となったことが上げ一服につながった模様です。

【貴金属市況】
金は前日のパウエル証言に続き前月のFOMC議事録が後押しして、アジア時間では一時1429.4ドルと今月3日以来の高値を示現(円建ては4946円)しました。その後の米国時間入りに発表されたCPIコア指数が事前予想を上回り、月末のFOMCでの利下げ期待がやや後退(0.50%が0.25%に)したことからドルが反発に転じたこともあり、下落に転じて1406.7ドル(−5.8)と3日ぶりに反落して引けています。本日の円換算は4890円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は農務省の作付け面積の減少との見方に生産量の減少を意識し、大豆・コーンともに続伸しました。また、小麦相場の上昇も影響されたようです。