おはようございます

【金融・為替】
本日より米中の閣僚級協議が開かれる予定となっていますが、英フィナンシャル・タイムズ紙は「中国が大豆など米国産農産物の購入を拡大するのと引き換えに、制裁関税の一部を撤回する部分合意を米国に求めている」と報じ、米ブルームバーグ通信は「米政権が現状以上の関税を中国製品に課さなければ、中国は限定的な合意を受け入れる」と報じました。中国側から投げられた提案を、米国側がどのように受けるのか注目されますが、トランプ政権の現状の置かれた立場から部分合意への期待が市場では高まっているようです。

ダウ平均は米中協議の部分合意への期待から3日ぶりに反発に転じ、2万6346ドル(+181)で引けています。為替はリスク回避の後退から円相場は107円45銭近辺にドル高・円安の反応を示していますが、ユーロは1.097ドルに続伸して、ドル指数は99.1ポイントとほぼ変わらず、米10年債利回りは1.586%に上昇しています。

【石油市況】
原油は52.59ドル(−0.05)に小幅ながら3日続落し引けています。米中協議に対する期待は高まっていることや、トルコ軍によるシリア北部へのクルド軍への軍事行動による緊張の高まりは支援要因となるますが、一方で米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が4週連続増加したことで、先行きの原油需給が緩むとの見方が上値を抑えているようです。

【貴金属市況】
金は米中協議への期待に株高となっていることが上値を重い展開とさせたものの、ドルの対ユーロでの下落や、トルコとシリアの緊張が支えとなり1512.8ドル(+8.9)に反発して引けています。本日の円換算は5190円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆が続伸し、コーンは反落するまちまちな展開、大豆は中国買い期待も支援要因と見られます。