おはようございます

【金融・為替】
ダウ平均は2万9483ドル(+44)に小反発して引け、朝方に一時200ドル続落する場面も見られたものの3日ぶりの反発に転じています。米国ではコロナウイルスによる新型の死者数が25万人に上り、足元では感染拡大による行動制限が再び強まる状況にあります。また、本日発表された週間の新規失業保険申請件数が74.2万人に5週間ぶりに増加に転じ、雇用情勢の後退も懸念される状況となっています。ワクチン開発によるニュースは一通り織り込んだものと思われ、市場はポジティブな新たな材料を模索、この日、上院の民衆党と共和党の追加経済対策の今後の協議に合意とのニュースがありましたが、本来両党の対策を巡る財政出動の金額ベースは大きな隔たりがあり、協議への期待も半分といったところでしょうか。JPモルガン・チェースのCEOは公の場で議会を非難し、コロナに苦しむ経済の現状を嘆いています。

為替はドル円は欧州時間に104円20銭前後まで円売りが進んだものの、その後は再びドル売りに押されて103円75銭前後の円高水準に戻ってきています。ユーロは1.187ドルに上昇、ドル指数は92.2ドルに小幅にドル安進行、日本円の上昇が目立つ状況が続きます。

【石油市況】
原油は41.90ドル(−0.11)に4日ぶりに小反落に転じています。ワクチン開発による経済の正常化期待も、足元の感染拡大を本日は嫌気する反応を見せています。

【貴金属市況】
NY金はレンジ内(1850〜1900ドル)の動きが続きますが、アジア時間から軟調に推移しNY時間序盤の対ユーロでのドル高に一時1850.0ドルとレンジ下限付近まで下落、その後は値ごろやドル高一服から反発に転じたものの1861.5ドル(−12.4)と3日続落して引けています。一方で我らが円建て金は円高に押されて一時6206円まで売り込まれる場面があり、このところのレンジの下限を抜ける水準となっています。現状は為替1円で金1g当たり60円の変動となり、ドル建て金1ドル=3円となり、為替1円とイコールはざっくり20ドル前後になります。本日の円換算は6230円前後になります。