おはようございます

【金融・為替】
ダウ平均は3万1060ドル(−8)に小反落も、ナスダック総合指数やS&P500は堅調で引き続き史上最高値圏で推移してリスク選好の動きを維持しています。このところ注目を集める米10年債利回りは前日に一時1.182%まで上昇しましたが、その後は修正に転じて1.090%に低下して推移しています。為替市場は逆にドルが小反発に転じ、対円で103円85銭前後、対ユーロで1.215ドル、ドル指数は前日の90.0から90.3ポイントに小反発しています。

今夜のパウエルFRB議長の(プリンストン大主催の経済討論)の発言前に、ブラード・セントルイス連銀総裁は「政策決定の具体的な時期に関しては言及しない」との発言も長期債利回りの低下の要因、先週は複数の関係者がテーパリング(量的緩和縮小)に関する発言をしたことから、今夜の議長発言で緩和策の維持やその時期に言及するのか注目されます。ユーロ圏ではイタリアの連立政権に不協和音が発生し、連立解消の可能性も伝えられ政治的なリスクがユーロ売り要因となっています。そして議長発言とともに最大の関心事項は、バイデン次期大統領の経済対策の規模に関して市場は注目しています。

【石油市況】
原油は52.91ドル(−0.30)に6日ぶりに小反落に転じています。6日間で5ドル余りの上昇幅に至り、そろそろ利食い売りに押されてもおかしくない状態となっていたことや、2つのイベント前にして足ふみというところでしょうか。

【貴金属市況】
金はドル高の一服や債券利回りの上昇一服もありアジア時間から堅調に推移し、一時前日比18ドル高の1863ドルまで大幅に反発しました。但し、ドル売りが一服して欧州時間ではイタリアの政局不安からユーロ安・ドル高の流れに変化すると徐々に上値が重くなり、そのまま米国市場は小幅保ち合いに推移して1854.9ドル(+10.7)で引けています。本日は前日とは逆に引け後の値動きは薄商いの参考値ながら10ドル前後軟化し、本日の円換算は6180円前後になります。金に関しても本日の2つのイベント待ちというところでしょうか。