おはようございます

【金融・為替】
ダウ平均は3万3430ドル(−96)に、ナスダック総合指数は1万3969(−7)に、S&P500市場も4073(−3)と3市場揃って小幅に反落して引けています。雇用改善や景気指標の好調を織り込みながら史上最高値圏で推移の株価ですが、上昇一服の一休み小康といったところでしょうか。バイデン政権ではワクチン接種急ぐ状況が続き、来週19日にまでに成人の接種完了を各州に要請すると伝えられています。本日はIMFの今年の世界経済の成長率見通しを発表し、前回1月の発表を0.5%上回る年率6.0%としました。投資会社アルケゴスに関するクレディ・スイスの損失は5200億円と伝えられ、野村の2200億円を大きく上回りました。この事件はこれまで金融市場への影響は軽微な反応となっていますが、これが氷山の一角でなければ良いのですが!

為替市場は米長期金利の下落傾向もありドル買いの動きが前日に続き弱まる展開となり、対円で109円75銭前後に、対ユーロで1.187ドル前後に続落しています。ドル指数も92.2ポイントに続落して、ドルは総じて続落基調となっています。米10年債利回りは1.658%に低下しました。投機筋の債券売りドル買いの偏ったポジションが、四半期の初期段階で買い戻しや転売を即する展開となっています。

【石油市況】
原油は59.33ドル(+0.68)に反発して引けていますが、60ドル回復の時間帯は短く大台を割り込み頭重い展開となっています。米国の景気指標の好調が続き、ワクチン接種の進行も進み経済活動の正常化期待は膨らむものの、OPECプラスの減産終了から増産に向けた動きが嫌気される状況が続きます。

【貴金属市況】
金はアジア時間に長期金利の低下傾向やドル高の一服から上昇に転じる場面が見られました。その後の欧州時間入り後はユーロ相場の下落に一時1728.2ドルに沈むも、米国時間では金利の低下に徐々にドル安方向に振れたことから再び上昇基調に転じ、午後には一時1746.7ドルと3月25日以来の高値を示現し、引けにかけても高値圏を維持して1743.0ドル(+14.2)に4日続伸して引けています。以前に当サイトでは金の底入れの条件のひとつにドル安・金利下落としましたが、本日はその流れが戻りつつあるように思われます。本日の円換算は6150円前後になります。