おはようございます
【金融・為替】
連休明けのNYダウは3万6302ドル(+351)に4日続伸して引け、ナスダック総合指数も1万5871(+217)にこちらも4日続伸、S&P500市場は4791(+65)に2日連続で史上最高値を更新するリスク選好の1日となりました。オミクロン株の感染拡大が続き年末商戦が不調となる予想があったものの、米マスターカードの売り上げ(11月1日〜12月24日)が前年同期比8.5%と好調を示し、消費の底堅さを好感する上昇につながりました。コロナウイルスによる感染も飲み薬が相次いで承認されたことや、オミクロン株の感染拡大も重症化症例の少なさを理由に、経済活動への影響が軽微との楽観的な捉え方が優勢となっているようです。
為替市場では株高のリスク選好の動きに円売りが進み、114円90銭前後に円安が進行して再び115円が射程圏となっています。ユーロは1.325ドル前後週末比では小幅に反発し、ドル指数は96.0とほぼ週末と変わらず、主要通貨では円の独歩安が際立っています。米10年債利回りは株高・債券安から一時1.5%に接近する場面も見られましたが、1.48%前後に前週末の1.49%台から低下しています。
【石油市況】
原油は75.57ドル(+1.78)に4日続伸し、株式市場のリスクオン相場に相乗りの印象です。オミクロン株の感染拡大も比較的症状の軽いものが多く、経済活動が大きく制限される状況にないとの楽観的な判断が相場堅調を維持させています。
【貴金属市況】
金はNY時間の午前は長期金利が1.5%に迫る上昇を嫌気して一時1803.6ドルまで下落も、その後は長期金利の低下傾向に下値を切り上げるも1808.8ドル(−2.9)に3日ぶりに小反落して引けています。本日も薄商いの状態が続いていますが、ドル相場の無風状態にも関わらず、長期金利の低迷が1800ドルの大台を維持させています。ドル建て反落も、円建ての換算値は円安フォローから6680円前後になります。今年の主要通貨建てでは円建て金が最も堅調で、年初の1ドル=103円から10円余り円安進行し10円の円安はざっくり金を600円近く押し上げていることになります。為替見通しは来年は118円から120円まで円安見通しがある一方で、105円程度の円高見通しもあり、円建て金は為替相場にも左右されることになります。
【金融・為替】
連休明けのNYダウは3万6302ドル(+351)に4日続伸して引け、ナスダック総合指数も1万5871(+217)にこちらも4日続伸、S&P500市場は4791(+65)に2日連続で史上最高値を更新するリスク選好の1日となりました。オミクロン株の感染拡大が続き年末商戦が不調となる予想があったものの、米マスターカードの売り上げ(11月1日〜12月24日)が前年同期比8.5%と好調を示し、消費の底堅さを好感する上昇につながりました。コロナウイルスによる感染も飲み薬が相次いで承認されたことや、オミクロン株の感染拡大も重症化症例の少なさを理由に、経済活動への影響が軽微との楽観的な捉え方が優勢となっているようです。
為替市場では株高のリスク選好の動きに円売りが進み、114円90銭前後に円安が進行して再び115円が射程圏となっています。ユーロは1.325ドル前後週末比では小幅に反発し、ドル指数は96.0とほぼ週末と変わらず、主要通貨では円の独歩安が際立っています。米10年債利回りは株高・債券安から一時1.5%に接近する場面も見られましたが、1.48%前後に前週末の1.49%台から低下しています。
【石油市況】
原油は75.57ドル(+1.78)に4日続伸し、株式市場のリスクオン相場に相乗りの印象です。オミクロン株の感染拡大も比較的症状の軽いものが多く、経済活動が大きく制限される状況にないとの楽観的な判断が相場堅調を維持させています。
【貴金属市況】
金はNY時間の午前は長期金利が1.5%に迫る上昇を嫌気して一時1803.6ドルまで下落も、その後は長期金利の低下傾向に下値を切り上げるも1808.8ドル(−2.9)に3日ぶりに小反落して引けています。本日も薄商いの状態が続いていますが、ドル相場の無風状態にも関わらず、長期金利の低迷が1800ドルの大台を維持させています。ドル建て反落も、円建ての換算値は円安フォローから6680円前後になります。今年の主要通貨建てでは円建て金が最も堅調で、年初の1ドル=103円から10円余り円安進行し10円の円安はざっくり金を600円近く押し上げていることになります。為替見通しは来年は118円から120円まで円安見通しがある一方で、105円程度の円高見通しもあり、円建て金は為替相場にも左右されることになります。