おはようございます

【金融・為替】
週末のNY株式市場はダウ平均が3万2196ドル(+466)と7営業日ぶりに反発、ナスダック市場は1万1805(+434)に続伸、S&P500市場は4023(+93)と久しぶりに3市場揃って上昇しました。特段の上昇要因は見られませんが、この日、改めてパウエルFRBが0.75%の引き上げは積極的に検討していない!との発言もあり、リスク回避姿勢が後退したことから買い戻す動きが強まったようです。

為替市場はドル指数が前日の104.7から104.5ポイントに小幅ながらドル買いが一服、ドル円は129円20銭前後、ユーロは1.04ドル前後で取引を終えようとしています。米10年債利回りは前日の2.85%から2.92%にこちらは小幅に上昇しました。

【石油市況】
原油は110.49ドル(+4.36)に3日大幅続伸して引け、終値ベースで110ドル台は3月下旬以来のことです。前日まで株価下落にも関わらず、ロシアのエネルギー政策の欧州への圧力から需給ひっ迫観測に高値を維持していましたが、本日は株価が大きく反発したことも上昇力につながった模様です。ロシアがフィンランドへの電力供給を停止としたことも、本日の上昇要因と見られます。今週はフィンランドとスウェーデンがNATOへの正式加盟申請が近いと伝えられ、ロシアによる報復措置と見られています。ウクライナのNATO加盟阻止も今回の一つの侵攻の目的、北欧の2か国が加盟すれば思惑ははずれるばかりか、西側の結束をより強めることになり大きな失敗となります。

【貴金属市況】
NY金は1808.2ドル(−16.4)に続落して引けています。今週はアジアや欧州時間で持ち直す時間帯が見られますが、米国時間に一時節目の1800ドルを割り込み一時1797.2ドルと2月4日以来の安値を示現する場面も見られました。金ETFが株安による影響から連日減少し投資家の換金売りが見られる状況に加えて、先物市場では買い方の手じまい売り、更に週後半は取組増から新規売りも増加しているものと見られます。但し、1800ドル近辺は昨年10月下旬から今年1月にかけて保合いとなった水準で、値ごろ感が働きやすい水準です。インフレの長期化観測からのインフレヘッジや、地政学上のリスクは健在なことから弱気禁物の水準に入ったものと思われます。円建ては夜間取引で一時7444円までありました。週明けの円換算は7515円前後になります。

良い週末をお過ごしください!