おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場はダウ平均が3万0483ドル(−47)に小反落して引け、ナスダック総合指数も1万10538(−16)に、S&P500市場も3759(−39)に揃って下落して引けています。前日の急反発地合いから続伸する時間帯っもありましたが、引け際に失速しての引けとなりました。バイデン政権ではインフレ抑制策として対中関税の引き下げに前向きな姿勢を示していましたが、協議は一先ず打ち切り先送りとなりました。中国製品の安値が米国企業の収益を悪化させているとの根強い見方があり、期待先行もありながら簡単な問題ではないようです。

為替市場はドルが軟調な展開となり、ドル指数は前日の104.4から104.1ポイントに続落しています。ドル円は136円台前半で推移し、現在は136円15銭前後と東京時間より小幅な円高・ドル安で推移、ユーロは1.056ドル前後に続伸して推移しています。注目のパウエルFRB議長の上院での議会証言は「インフレ2%に注力、米経済は非常に力強く、金融引き締めの対処は可能」とした一方で、ソフトランディングの達成は難しく、リセッション(景気後退)の可能性にも言及し、先のFOMC直後の会見内容を概ね踏襲したことからサプライズは有りませんでした。米10年債利回りは前日の3.27%から3.16%に低下し、ドル軟化の要因ともなったよです。

【石油市況】
原油は106.19ドル(−3.23)に急反落して引け、世界的なインフレ傾向が長期化の兆しもあり、原油の先行き需給緩和観測に戻りを売られる展開となりました。

【貴金属市況】
金はアジア時間はドル高を嫌気する展開に一時1824.5ドルまで続落して推移、米国時間ではパウエル議長の発言に目新しいものはなく、ドルが軟化する展開に戻り足を強める展開となり一時1850.3ドルまで反発、しかし、この節目の水準では売り物も待ち構えているようで押されて軟化、3日続落の1838.4ドル(−0.4)で引けたものの、下押し場面では買い物に支えられる兆候も見られています。本日の円換算は8010円前後になります。