おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は序盤は軟調な値動きとなりましたが、FOMC議事要旨発表後にプラス圏に浮上しダウ平均は3万1037ドル(+69)に反発、ナスダック総合指数は1万1361(+39)に続伸、S&P500市場も3845(+13)に3市場揃っての上昇となりました。議事要旨では7月FOMCで0.50%から0.75%の利上げが適切とし、特段にタカ派色が強まったとの見方はなく市場ではほぼ織り込み済みの反応となりました。景気指標では先週のIMF製造業景況指数は一段悪化が見られたものの、本日は非製造業景況指数は55.3と予想の54.5と予想を上回る内容でした。

為替市場では前日に続きドル高が進行し、特に対ユーロは1.018ドルに続伸してドル指数も107.0ポイントに対ユーロとともに20年ぶりのドル高となり推移しています。ドル円は135円95銭前後にこちらもドルの強地合いが続きます。米10年債利回りは一時2.7%台に低下する場面も見られましたが、議事要旨の発表後はFRBによる引き締め強化予測から上昇し2.93%前後に上昇しています。

【石油市況】
原油は前日に節目の100ドル割れに急落の地合いを引き継ぎ、本日も午前の取引時間に一時95.10ドルまで大幅続落、午後は安値からの反発地合いからじりじりと戻し98.53ドル(−0.97)に下げ幅を詰めて引けています。前日の下げ局面では生産者のヘッジ売りを指摘する声も上がっています。金融市場のコンセンサスが景気後退を織り込みつつあり、原油市況にも需給ひっ迫観測の後退見通しに投機筋の売りが敏感に反応しています。

【貴金属市況】
前日に節目の1800ドルを割り込んだ金はアジア市場では1760ドル台中盤で小動きに推移、そのまま欧州からNY市場に引き継がれました。NY入り後は前日に続き売り攻勢と見られる動きに力なく推移、午後の早い時間には1730.7ドルと昨年9月以来の安値を示現、その後は安値を更新することないものの1736.5ドル(−27.4)に続伸して引けています。前日のNY先物では下落場面にも関わらず取組高は増加し、弱気筋の攻勢が背景にあるように思われます。RSIは23に低下(円建ては35)し、バーゲンハントの入りやすい水準が近いでしょうか。本日の円換算は7570円前後になります。