おはようございます

【金融・為替】
週末のNY株式市場は前日にまちまちな展開となり、ダウ平均は3万2803ドル(+76)に反発して引け、ナスダック市場は1万2657(−63)に反落し、S&P500市場は4144(−7)に続落して引けています。為替市場は雇用統計の内容が予想を大きく上回りドルが上昇し、ドル円は発表直後に一時135円40銭台に上昇(円は下落)し、その後も135円を挟む水準です。ユーロも1.014ドルに下落し現在も1.018ドル近辺に下落した水準です。ドル指数は前日の105.7から106.5ポイントに反発しています。米10年債利回りは2.67%から発表後に2.83%に上昇しています。

雇用者数は事前予想の25万人や前月の37.2万人を大きく上回る52.8万人となり、失業率も3.5%と同3.5%を上回り、平均時給も前月比0.5%伸び、予想の0.4%を上回るものとなり3指標が揃って予想を上回る予想外の好調を示すものでした。2四半期連続のマイナス成長に景気後退を懸念する声が上がっていますが、雇用情勢の好調はFRBの利上げに自信を持たせるもので、9月FOMCでの利上げ幅が3回連続の0.75%を引き上げる可能性を高まらせています。但し、次回FOMCでは今後の景気指標や、雇用統計も9月発表も控えていることから、その間の状況を見守る必要に0.75%引き上げの可能性も上下にぶれることになりそうです。原油・非鉄・穀物をはじめ商品市況もこのところ軟調な値動きを示し、インフレのピークアウトを示す兆候もあり次回FOMCへの予断は許されない情勢です。

【石油市況】
原油は先週末の98ドル台から今週は大きく調整安を強いられる展開となっていました。世界的な景気後退局面入りが懸念され、原油需要が今後後退するとの悲観的見方に下押されるものですが、雇用統計発表直後のドル高もあり一時87ドル割れ寸前まで下落、しかし、その後は売られすぎによる反発基調や、雇用改善による原油需要の期待に広がりに反発地合いを強めて89.01ドル(+2.02)で引けています。

【貴金属市況】
今週の金相場はドルの軟調推移や長期金利の低下、更に民主党下院議長のペロシ氏の訪台により台湾情勢の緊張もあり、一時1か月ぶりに1800ドルの大台を回復しました。本日も雇用統計発表前は1800ドル前後で推移していましたが、発表後のドル高や長期金利の上昇に押されて大台を割り込み下落、下落後は1800ドルが上値関門となり推移し1791.2ドル(−15.7)に反落して引けています。週明けの円換算は7675円前後になります。

良い週末をお過ごしください!