2005年06月06日

日記拾遺

 昨日の日曜日、天気が良かったこともあり、タクシーの勤務明けではあったが、スタジオへ向かった。
 朝の七時ごろに帰宅し、グズグズしながら神経の昂ぶりの鎮まるのを待つ。二十時間ほどもハンドルを握っているか、それとも多少の待機(休憩)時間などはあってハンドルから手を放すことはあっても、車の傍を離れることはない。
 まして、路上を離れることなどありえない。
 常に町中。これは恐らく大概の人以上に自分にはプレッシャーになっているのだと思う。もしかしたら運転する際に擦り減らす神経以上に。
 一時間ほどもネットサーフィンしたり、テレビを見たり、お茶を飲んだり、ジュースなどを飲んで、ようやく寝床に。
 片手に本。
 寝床に入って本を読もうとすると、活字が細かすぎて、読むのが億劫でならない。もう、眠気が限界まで来ているのだ。ならば、本など手に取らなければいいのだが、ま、こうした明けの時の就寝の際に本を手にするのは、ほとんど催眠剤のようなものだ。
 眠くてならない。疲れきっている。が、それこそ二時間もしないうちに尿意などで目覚める。時計を見て、これじゃ、あまりに睡眠時間が短過ぎると、もう一度、目を閉じる。
 が、小一時間ほどで目覚めてしまい、睡魔が消え去ったわけではなく、どこか闇の中に潜んでこちらを伺っているに違いないと知りつつも、諦めてベッドを離れる。
 日曜日、サンバの練習スタジオに向かったのは、間違ってもサンバの楽器や踊りの練習のためではない。小生はとっくにめげているので、傍観者に過ぎない存在。
 実は過日、我がサンバチーム・リベルダージの練習合宿が一泊で行われ、そこでの練習風景を撮ったビデオがあるというので、入手するのが目的の一つだったのだ。
 勿論、スタジオでの練習の熱気を味わうためもある。小生が起き上がり、食事を終え、家を出たのが二時過ぎで、スタジオに着いたのが三時前だったか。いよいよこれからバツカーダというバテリアとダンサー陣との踊りと演奏の競演の時間帯という、小生の一番好きなシチュエーション。その興奮の坩堝の熱気を味わい、体に染み込ませるのが大きな目的だった。ま、これはいつものことであるが。
 そのバツカーダの間だけ、立って練習振りを観戦。ポルタ・バンディラの方たちの演技などに拍手や声援を送ったり。
 サンバの醍醐味を間近で味わえる。メンバーの特権。尤も、入場料さえ払えば、誰でも見学も体験もできる。しかも、初回は無料のはず。
 さて、徹夜勤務の疲れが体の芯まで頑固に溜まっていて、小生はスタジオに着く前から疲れきっている。バツカーダの間だけ、空元気で立っていたが、終わるとグッタリ。憧れのダンサー陣、楽器を演奏するみんなの勇姿を見たことだし、練習の後のミーティングもそこそこに帰ることに。
 スタジオを出たら、そこで憧れの人に声を掛けられた。いつも黙ってきて黙って帰るんだから…。その人の気遣いに感謝。さすがだなーと思った。でも、思うだけで、あとは今日はもうダメと、うなだれるようにして帰宅の途に。
 思えば、その人の踊る姿、誰彼や子供らに声を掛ける様子を見たのは久しぶりだったのだ。
 サンバ。これからの時代の日本におけるサンバ。何もしていない自分が生意気だとは思うけれど、体の不自由な人、心の病を抱える人だって、サンバに夢中になる人はきっといる。また、これからだってなってくれることを期待する。
 自分がその一助に、なんてのは生意気すぎるけれど、自分なりにできることはやりたいのだ。
 まっすぐ帰宅したら、もう、足も体も鉛のよう。
 けれど、通常なら最寄のJRの駅からバスで帰るはずだが、実は買い物があったのだ。それは、貰ったビデオがDVD。小生、DVDを再生する装置を持たないのだ! せっかく、日差しのきつい中、歩いて帰っているというのに。
 驚いたことに、帰り道にあるデパートの電気店が家具店に改装されていた。他の店舗にも家電コーナーはあったが、パソコンなどのコーナーがなくなっている。それだけじゃなく、その先にあるはずの電気店が工事中なのか店が閉じられている。向かい側にあったパソコン店は、携帯電話の店に変わっている!
 ってことは、パソコンを買うには、他の町へ行かないと買えないってことじゃないか。書店もそうだけど、都心などには巨大な書店がドンドン建っている。が、郊外の町の小さな書店はドンドン閉鎖され、小生の散歩の途上にあった書店も昨年、コンビニに成り代わってしまった。
 流通の合理化、資本の集中、富の集中というグローバリズムがとことん徹底しているのだ。この流れは止められない。話題にさえならないほどに。
 で、せっかくDVDを入手したけど、手で温めているだけ。いつになったら観れることやら。
 いろんな意味で疲れきった。なのに、帰宅したらすぐに寝入るはずが、疲れきって熱っぽいというのに、なかなか眠れず、やっと就寝したのは、夜の十時だったか。一眠り。三時間弱と足りない。それでも、やっと熱っぽさが少し和らいだような。
 それでも、合間合間に、少しずつ、季語随筆を綴っている。おじさんは頑張っているのだ。

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この記事へのコメント
何かに夢中になれるって素晴らしいことだと思います。
そして私も弥一さんの世界で
のんびりさせていただける幸せを味わっています。
本当に素晴らしいブログの数々・・・見習いたいと思います。
これからもお体に気を付けて頑張ってくださいね。
Posted by 兎禰 at 2005年06月06日 20:21
サンバに夢中。といっても、片想いだけどね。結構、サンバの記事とか書いているし、画像も載せているけど、サンバ関係者からのアクセス、少なくともコメントはなし。悲しい。これが現実なんだね。小生は大抵が片想いに終わるんだな。
でも、好きなものは好きなんだから、邪険にされても追っ駆けする。自分なりにサンバの一層の隆盛に貢献したい!
ネットの世界じゃ、サイトを閉じる方が続出。寂しい思いをしています。それぞれの思いや事情があるのだろうから仕方ないけど、馴染みの方が消えていくのは寂しい。
覗きに行くサイトが消滅すると、気力が萎えるし。
自分なりに頑張るけど、さ。
兎禰さん、これからも宜しく!
Posted by やいっち at 2005年06月06日 23:43
片想い、それも素敵なことですよ。
好きな物は好き!そうですよね!
人がどう言おうと自分が好きなんですもん、それでいいのよね。
(今、書きながらいろいろと自分にも言い聞かせています)
私もネットを始めて今までの生活では味わえなかったことをたくさん経験しました。
きっと、ずーっと続けて行くだろうな!?って思います。
あるサイトのMさんも閉鎖して寂しがっていますし(^_^;)
少しのあいだはブログを継続させておしゃべりだけはしたいらしいです。
ま、時々は立ち止まったりすることはあるでしょうけれど・・・
その為の休憩もOKかな?なんて思っています。

こちらこそどうぞ宜しくお願いします。
Posted by 兎禰 at 2005年06月09日 15:23
兎禰さん、こんにちは。
兎禰さんという名前の由来、分かりました。なるほど、でした。
サイトは一旦、開設したら維持する。意地でも維持する。というのも、持続する大変さを知ってしまったから、一旦、止めたら再開する気になれるか分からないし。
兎禰さん、ネットに限らないけど、あくまで自分のペースでってのが大切だと思う。家庭の事情その他で書けなかったり、そもそもネットを毎日、覗けないってのが普通なのかもしれないし。
書いたり、人様のサイトを覗きたいっていう気持ちを大切する。それが持続の秘訣なのかな。

とはいいながら…。
人には気軽に、気の向いたときに日記や詩を書くように、などと言いながら、自分では結構、重いノルマを課している。でも、そうしないと書かないことを自分で分かっているからね。
Posted by 弥一 at 2005年06月10日 12:56
そうなの!
私もそう思いながら書けない日が続いて・・・
最近は、書くことを忘れてしまったかのようなHP。
あまり深く考えなくてもいいのかなぁ?と思いながら
『書く』『表す』ということを難しく考えてしまっているのでしょうね。
もっと気楽に書けるようになりたいな!って思います。それが目標。
私のようにぐうたらな人間には、毎日の目標を持たさねばいけませんね。
Posted by 兎禰 at 2005年06月14日 20:07
 小生の場合は、書くことが好きだということもあるけど、書く事に関しては、執心している側面も。文章表現に楽しみを見出している。
 だから、書くことが時に億劫でも、それは仕方ないことだと思っている。季語随筆も、日々、テーマを見つけるのはとても大変。特に翌日が仕事という時間的余裕のないときは、逃げだしたくなることも。それでも、やる。
 コメントなど、文章だらけのサイトには寄せづらいだろうなと思いつつも(自分だって、そんなサイトは読むのが辛い!)、自分は自分の流儀でやるしかない。
 兎禰さん、あくまで自分のペースが大事。そのペースは人によって違う。とにかく、自分が心地いい、自分にストレスがたまらないってことが大事なような気がするだけです。

 
Posted by やいっち at 2005年06月14日 22:04