自宅で出産した男児の遺体を放置したとして、警視庁竹の塚署は、無職の中村めぐみ容疑者(43)を死体遺棄容疑で逮捕し、1日発表した。「赤ちゃんがかわいそうで手放すことができず、部屋の中に置いていた」と述べ、容疑を認めているという。

 署によると、中村容疑者は昨年11月28日、東京都足立区にあるマンションの一室で男児を出産。男児は亡くなっていたが、遺体をポリ袋に包み、部屋の中に放置した疑いがある。中村容疑者は「お金がなくて病院に行けなかった」と話しているという。出産当時、この部屋で交際相手の40代男性と暮らしていたが、男性は12月下旬に部屋を出ていったという。署は男性からも事情を聴いている。
                       
生まれることが判っていたなら、もっと早く誰かに相談することは出来なかったのだろうか?

という私自身、若き日に子供を下してしまっている。
私の場合北海道旅行で知り合った東大生と付き合いが始まった。
私とお仲間の女性(女子大の寮の)4人で北海道旅行に出かけていた大学生最後の夏休み。
彼の方は同じ東大生2人での旅。
住所など教え合って帰京してから、「会いたい」という電話が私にかかってきた。私は寮生活は2年生まででその後は学生アパート(大学の近くの)で一人暮らしをしていた。
その当時どんな心境だったかよく覚えていないが、何故か他のお仲間に声をかけず、一人で彼と会うことにしてしまったのだった。
そして付き合いが始まり若い故の成り行きで、子供が出来たことを彼に告げると「おら、知らんぞ!」という言葉が返ってきた。 
即私はこの人はそうゆう人なんだ。と判断して、だれにも相談せずに一人で産婦人科へ行き、堕胎手術を受けたのだった。その後彼に会って「下したから」と伝えるとなんと彼は「産んでも良かったのに」
その時の愕然とした気持ちは今でも忘れられない。
その後二人の仲はかみ合わなくなり、彼は勝手に別れを告げてきた。同じ東大生の女性との付き合いが始まったとの事。
本当にみじめな終わり方であった。(大分時が経てからネットで彼の名前を入力したら出てきた。奥さんの手記だったのか忘れたが彼は早々逝ってしまっていたことを知る)
自殺したいような心境になった。親にも話せず、その後大学のクラスメイトと一緒にアパートを借りて住むことになった。友達にはいろいろ話していた。
その後名前は忘れたが女性の先生のセミナーに参加し、そこで知り合ったのが主人であった。
その主人も一昨年の8月に67歳の若さで逝ってしまった。およそ42年ほどの夫婦であった。
平成7年の暮れにパーキンソン病(原因はシンナーらしい。民芸色の家具の吹き付け塗装でシンナーを日々吸い込んでいたことが原因かと思われる)にかかってしまい、病名が判明したのは平成9年になってからだったが、薬を飲みながら家具の製造の仕事を続けていたのだが、神経に作用する薬なので妄想、幻覚なども強く、おかしなことを口走ることも多かった。
次第に薬が増えてそれでいて効きにくくなり、平成16年頃からは寝たり起きたりの生活が始まる。

この間私は建築士会の女性委員会のお仲間と「らいてうの家」の設計の仕事にかかわる。
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平塚らいてうさんは私の大学の大先輩でもあった。
女性が生き生きと生きる生き方を教えてくださる素晴らしい先輩だ。

その後主人の症状は次第に悪化していき、最後の3,4年は嚥下障害がひどくなり口からは食べられなくなって、胃ろうでの食事になった。
口から食事は入れなくても、痰や唾は口の中に溜まるので頻繁に吸引機で吸引をしていたのだったが最後は私の睡眠中に嚥下障害が出ていたようで、気が付いた時は手遅れで肺炎症状が出て、それが直接の原因で逝ってしまったのだ。

夫婦とはたとえ病人であっても居てくれるだけで心は満たされているものだと、つくづく実感した。
もちろん経済的にもだが。
若い方々に言いたい。たとえどんなトラブルが生じていても、相手の事を大切にして日々過ごすことが、自分の幸せに繋がるのだということを。
人は一人では生きられない。誰かの為に、誰かの役に立ってこそ生きる資格があると思う。
                      
  




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夫を亡くしたとき読む本
出版文化社編集部
出版文化社
2002-08-15