2019年12月11日

旅日記ーその3

旅日記ーその3
12月11日日 水曜日
旅に病み 夢は 枯野を 駆け巡る (松尾芭蕉句)
松尾芭蕉は、−ボクの曖昧な知識によれば、生涯安住の居を構えず
弟子たちに招待を受けまた訪れて、旅を住処(すみか)としたようだ。
表面的な事しか知らないのだが、彼に憧れ羨ましく思う。
ボクも取材としてスケッチ旅行をするのだが、1日歩き回って徒労
に終わるときもある。
菜の花や 月は東に 陽は西に
日常の中に、感動は至る所にあるのだろうが、観察眼の未熟さだろう。
息子の正樹と12月16日から5泊6日日程で沖縄へ旅をする。
「沖縄へ行ってくるよ!」と触れ回っていると、
「沖縄は海がきれいだよ。」とか
「食べ物が美味しいよ。」といってくれるが、
ボクは、沖縄の生活の風景を描きたいのである。
正樹は写真を撮りまくると張り切っている。
宿の予約はとらず行き当たりばったりの「無計画の計画」で今回は
石垣島と竹富島を回る。
沖縄は初めてで、ワクワクするような未知との遭遇を期待している。



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2019年12月04日

旅日記ーその2

11月30日
旅日記ーその2
翌日11月10日、静岡市に行き、バスで日本平に登り駿河湾越しに
富士山を眺めた。素晴らしいで、ースケッチをした。
物見遊山の合間に仕事意識が、ピョコット顔を出す。

11月22日(金)に新幹線で東京に出かけた。
ニューヨーク時代のテニス仲間と飲み会である。
ボクは15年前からテニスをすることはなくなったが、年に2,3度
飲み会で集まるのである。スポーツで繋がった人間関係で屈託なく
本音で付き合える間柄で、ボクにとって精神的な栄養剤である。
翌朝9時、正樹と東京駅で待ち合わせ、上州新幹線で高崎へ、在来線
に乗り換えて桐生市へ。
11月中桐生市の「ギャラリーオマドーン」で個展をやっており、そ
れに出席するためである。週末のみ。
(1時間水彩画教室)を開催し、見に来てくれたお客さんと楽しんだ。
小学生の時以来、絵を描いたことが無いという人が、たいていなので
あるが、(私にも絵が描けるんだ。)と喜んで自作の絵を持って帰っ
てもらった。
旅も絵も,未知との遭遇みたいなものである。


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2019年11月27日

旅日記ーその1

11月26日 火曜日
旅日記ーその1
ボクみたいな人間にとって、時間の配分が微妙でどこまでが
遊びでどこからが仕事なのか区別がつかない。
遊び心がなければ仕事にならないし、仕事をしながらが「これ
って遊びだよなあ」と思ってしまう。
11月9日、10日、静岡の寸又峡温泉いってきた。
「富士見会」という千葉の会員に入っていて、この10年毎年
この時期に忘年会をやるのである。
今年は、SL列車に乗り寸又峡の(夢のつり橋)を渡り温泉に浸
かって宴会。機知に富み下ネタ駄洒落冗談饒舌笑いのオンパレ
ードである。
この日1日1万6千歩を歩いた。普段1日2千歩も歩かないボクには
過酷な運動であった。


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2019年11月04日

いつまでも餓鬼心ーその18

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いつまでも餓鬼心ーその18
11月4日 月曜日
2週間かけて、「意賀美神社(おかみじんじゃ)」の絵馬を完成させた。
なんせ、1.8mx1mのデカさである。
床にブルーシートを敷いて、看板を置いて、簡単な板を渡したやぐらを
組んで、ヨガ体操のような姿勢でペンキを塗っていく。
横から塗ったり、逆さから塗ったり、赤を塗ったら乾くのを待ち、青を
塗ったら乾くのを待つ。
面倒くさいが、餓鬼が落書きをしているような気分になって来る。
来年は、子年でオリンピックが行われる。
それらを素材にデザインして、絵馬を描いた。
ネズミが狛犬のように向かい合って、(あ、うん)。
ユーモアのある絵馬ができあがった。
バンザーイと叫び、息子とガッチリ握手した。



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2019年10月20日

いつまでも餓鬼心ーその17

10月20日 日曜日
いつまでも餓鬼心ーその17
仕事というものは、
人がしなければならないものからできていて、
遊びというものは、
人がしなくてもいいものからできている。
ーと、ボクが尊敬するマーク トウエインはのたまわれる。
そこで、ボクは苦悩するのである。
絵描きとして「絵を描く」ことは仕事か?と。
売れるか売れないかもわからぬ絵を、こんな風に書けば面白
かろうと楽しんでしまう。

10月25日から、ボクの主催する「生徒展」を枚方市の会館で
行う予定である。
助手は息子とその友人のみ。
1人2点の出展の絵を50点集め額装し展示する。
1点1点眺めながら、(うまいなあ!)(すばらしいいなあ)
と感動しながら、これがまた楽しくて面白いのである。

今年も、また伊賀美神社の「絵馬」を依頼された。
1mx1,8mの大物である。
制作時間は1か月。
謝礼はいただくのだが、絵の具、筆代、その他の材料費で吹
っ飛んでしまう。重労働で時間がかかるので、助手の正樹に
「もう来年は、ヤメようか?」と言えば、
「Daddy, 遊びだよ!祭りだよ。それにコミュ二ティーへの
貢献だよ!」と鼓舞された。
それもそうだと、ユニークなデザインとユーモアを考えて面
白く楽しんでやろうと頑張っています。
完成したら、公開します。乞うご期待!!



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2019年10月09日

いつまでも餓鬼心ーその16

いつまでも餓鬼心ーその16
10月16日 水曜日
毎朝コーヒーを飲みに行く喫茶店のオーナーに、町内会の運動会に
参加しないかとさそわれた。
「イデさん。ジム通いしてんだから、走れるでしょう!?」
「イヤイヤ、もう無理ですよ。小学校、中学校時代は、リレー選手に
選ばれるほど、早かったんだけどなあ。」
少年時代へワープする。
勉強は嫌いだったが、学校は大好きで楽しかった。
悪戯坊主で、逃げ足も速かった。
運動会は、大活躍できる場であった。
当時の雄姿が蘇ってくる。
♬ 鍛え 鍛えし 運動会。来たれり、来たれり
  アーアー愉快! ー − −
  真っ先駆けて 遅れは とらじ。
そんな歌を、いまだに覚えている。
「運動会」その言葉に胸トキメク思いがするが、
「町内会のソフトボールの試合に出て、ヒットを打って、欲張って2塁
打にしようと走ったら、真ん中あたりでこけちゃった経験があります。
全力疾走なんて、10mもできないんじゃないですか?」
走るばかりじゃなく、玉入れなどもありますよ。それにお弁当つき
ですよ。」
「いく、いく、参加しまーす!」
年甲斐もなく、バーカ!
それでも、ウッシッシ!


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2019年10月02日

いつまでも餓鬼心ーその15

いつまでも餓鬼心ーその15
10月2日 水曜日
絵画教室での茶飲み話。
生徒さんが、2,3日前落語を聞きに行って聴いた落語の枕。
老婦人が、人差し指で体の至る所を触ると、触った処すべてが
痛むので慌てて、病院へ駆け込んだ。
「先生! 私の体、どうなってしまったのでしょう?」
「貴方、指先の骨がおれています、」(爆笑)
すると、別の生徒さんの話。
「7 8 9。 10は何故 7を怖がるのか? わかる。」
seven,  eight, nine   → seven   ate  nine.  (7が9を食べた。)
注:eight=ate  同音異義      ateは、eatの過去形(食べた)の語呂
合わせ。
昨日、息子と息子の友人と3人で行きつけの焼き鳥屋に行った。
酔ったので、「先に帰るよ!」と席を立つと、息子曰く、
「Daddy,   Are  you   a  frog ?」(あなたは、カエル か?)
「? ? ?)
(あなたは、帰る。?)
「オヤジ ギャグだよ!無視して!はっはっは。」だって。
「しょうもなーあ!」
とバカにしようと思ったが、少しは日本語が上達したんだと
「おもろい!おもろい!」と褒めてやった。
ボクの行きつけの飲み屋さんに行くと、ママさんが、
「この人、ガカ(画家)さんですよ。」と他の客に紹介する。
ボクはムキになったふりして、
「ボクは、馬鹿ではない、画家です。」と訂正する。
先日は、「この人、えの先生(絵の先生)です。」と紹介さ
れた。ボクはムキになって、抗議した。
「ボクは、エロ先生ではない!」
オヤジギャグながら、お後がよろしいようで!!!



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2019年09月22日

いつまでも餓鬼心ーその14


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いつまでも餓鬼心ーその14
9月22日 日曜日
i忙しい。
脳みそが、コマがスピンするように高速に回転している。
10月月は、教室の生徒展があり、そのための準備。
額装、案内状の制作と案内状の発送、公報の記事文。
言いだっしっぺはボクであり、一番やりたいのがボクであるから、
全責任を負って当然である。
11月は、群馬県の桐生市でボクの個展。
このための作品制作。
それに、四季折々の絵手紙の秋バージョンの住所書き。
2年前、100通くらいで始まったのに、今や400通になった。
これら、全部ゼーンブ好きで楽しんでやっているのだが、猫の手
を借りたいほど忙しいので、(マサキ!)(マサキ!)と雑用を
やらせ、こき使っている。
「なっ!結構面白いだろう?」となだめながら。
いくら好きな事でも、集中力は切れる。
気分転換に(遊び)を考えた。
アルミのビール缶にカッターナイフで筋を付けて風力スピンを作
った。面白くて、続けざま5つも作って、窓際につるした。
ボクって、まったくマメで器用だなあとおもう。



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2019年09月13日

いつまでも餓鬼心ーその13

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9月13日 金曜日
いつまでも餓鬼心ーその13
ボクは絵描きだから、絵を描く、絵画教室で絵の指導するという
生活をしている。
絵を描きながら、思い出の中を彷徨することがある。

小学中学校の頃、1年先輩で長尾さんという子がいた。
絵が好きで上手で、その子の影響でボクも絵が好きになったと思う。
彼は長崎市内の進学高校に進んだので、その後親交はなかったが、
年賀状の交換はあったのである。
東京の芸大を受けるという意気込みが書いてあった。
ボクも田舎の高校で美大を受けるつもりであったから、刺激を受け
た。
その後、ボクは美大を2浪して(絵の才能はない)と断念した。
3浪して関西大学の文学部に入学した。その年の夏休みに北海道を
浪しようと出かけ、札幌の街を歩いている時、すれ違った男に
「あれ
?」と思ったら、彼が戻って来た。
「君は、もしかしたら、井手くんか?」
「やっぱし、長尾さんでしたか?」
長崎の人間が、6年ぶりまったくの偶然で札幌の街で再会。
薄野のスナックバーでバーテンダーをやっているから飲みに来いと
名刺
をもらった。
「タカッちゃん。絵のほうはどうなった?」
「2浪したバッテン、絵の才能が無いのがわかってのであきらめま
した。」
「そうか。足を洗うならはやいほうがいい。オレは芸大には行けな
かったが、
今だあきらめきれずに、独自で絵を描いている。」
この言葉で、また「火」がついた。
漫画絵が好きで、我流で絵を描いてた餓鬼が、いつの間にか自分が
一番好きことで生きていることに、幸せを感じている。
これって、やっぱし餓鬼心!









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2019年09月05日

日記

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9月5日 木曜日
お盆前に、息子の正樹に、
「墓参りに行こうか?」と提案したら
「行く!行く!」と賛同した。
天候やスケジュールの関係で伸び伸びになり、やっと8月末に
実行できた。
線香とロウソクと花とビールとお菓子を買って出かけた。
井手家の墓は兵庫県の西宮市にある。有馬温泉へ行く途中の
山の中腹にある。墓石に水をかけ、草むしりをして帰って来た。
家紋のことや、お盆の由来などをボクの知る限りを説明した。
「Daddy. ボクの生まれ育った家の近くを散歩してみないか?」
4歳前まで西宮に住んでいたので、かすかな記憶があるらしい。
古い大きな屋敷のある地区だったが、阪神淡路大震災で大きな
被害を受け、町並みはまったく変貌していたが、
「ここだった!」というところは見つけた。
駅前に喫茶店があり「ここに毎日、コーヒー飲みに来てたよ」
と話すと
「コーヒー,飲んでいこうか?」
とふだんあまりコーヒーを飲まない正樹が言う。
30数年前のことで、店の名前もオーナーも変わっていた。
内装も変わっていたが、雰囲気はかすかに残っていた。
お盆の里帰りみたいな、1日小旅行であった。



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