June 08, 2012

猜疑心と虚栄心、そして愛 『J・エドガー』

パッケージ
監督:クリント・イーストウッド
出演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジュディ・デンチ
アメリカ映画 2011年 ・・・・・・ 6点




猜疑心と虚栄心、そして愛



なぜタイトルが「J・エドガー・フーバー」でも「フーバー」でもないのかなと思っていました。

なるほど、彼をひとりの人間として描くドラマにするにはフーバーの名前は先入観が強すぎてマイナスだと判断されたんですね。だからフーバーの文字を入れずに『J・エドガー』としたのかなと。本当にそうかわかりませんが、そのように感じました。

若いころ

情報の重要性と有用性を誰よりも知っていたアメリカ近現代史の怪物、FBIの帝王にして現在に続く科学捜査の生みの親、などと評されるもいまだに謎に包まれた人物でもあるようです。
逆に言えば、その謎の部分をどう料理するかが映画製作者の腕の見せ所でもありますよね。
 

素材としてはおそらく最高、監督はイーストウッド、フーバーを演じるのはレオナルド・ディカプリオ!期待せずにはいられないメンツですよね。

執務室

結果としては、非常に手堅いつくりだったと思います。変に面白さを追求して妙な陰謀論をぶち上げなかったのは正解ですね。
それをするならオリバー・ストーンあたりを監督にしてタイトルを「フーバー~アメリカを影で操った男~」とかにしているはずですし、あくまでフーバーをめぐる人間ドラマであるわけですね。
 

ただ、彼には友人も恋人もいない孤独な人間ですので、主に、同居している母親(ジュディ・デンチ)、忠実な秘書であるヘレン(ナオミ・ワッツ)、部下にして特別なパートナーでもあるクライド(アーミー・ハマー)をめぐるストーリーになります。

三人

保守的で高圧的な母親を見ると、彼の人生が抑圧と重圧からスタートしているのが良くわかりますね。
彼が女装癖を持っていることが明らかにされますが、保守的な母親から死んだ方がマシと言われてしまいます。

同性愛傾向については作品では明示していませんが、クライドを愛していると呟いたりしているのを見ると、彼は同性愛傾向を持っているが母親からの抑圧で表に出せないのかなと感じました。

二人

彼にとって母親が唯一絶対の存在らしく、忠実に母親の「いいつけ」を守っているのかなと思うわけです。本質的には、母親に褒められたいだけの子供なのかもしれません。おそろしく有能で頭の切れる子供ですが
()
 

そりゃ、性格も歪んでいくよなぁと感じますね。

母親と

傲慢、支配欲、権力欲、猜疑心、被害妄想、虚栄心、コンプレックス、小心者、・・・たくさんの負のキーワードが想起されますが、死の前日にクライドに彼なりの愛を伝える場面は良かったです。やっと母親の呪縛が解かれたのかと思いました。
今まで自分に正直に生きることができなかった不器用で孤独な老人の解放でもあったわけですよね。

20代から70代まで演じきったディカプリオが素晴らしいですね。

老人2

老人になっている
60年代と青春の2030年代を交互に織り交ぜていくのですが、エレベーターでの切り替わりは素晴らしかったです。
青春時代の回想を補助的に機能させて、主軸はあくまで孤独で年老いた権力者にしているのも良かったですね。

また、虚栄が満載の回顧録もほかの極秘ファイルと同じようにヘレンに処分されているのを見ると、ヘレンもフーバーという一人の人間の正しい理解者だったのですね。

ヘレン

1920年代の衣装や車の雰囲気の良さがよく出ていましたし、イーストウッドらしい手堅く完成度が高いけど、どこか心理変遷などの展開が読みやすく演出も意外性がなかったかなとも感じました。
落ち着いた老成を感じる反面、あまりにも余裕がありすぎて面白味が薄かったのではないのかなと思いました。

イーストウッドも撮影当時で御年81歳。
いまだ枯れることのない才能と感性は十分に感じられるとは思いますが、鍛え上げられた職人技という手クセだけで撮っている(それだけでも素晴らしいですが)、いわば高いレベルでの思考放棄みたいなものもちょっと垣間見られたかなと感じたわけです。

95点~100点取れる秀才が、努力を怠ったか手を抜いたりして、80点に収まっているようなもどかしさも感じてしまいますがどうなのでしょうか。 

パートナー

とにかく、まだまだお元気に映画を撮り続けてほしいですね。

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虚実に包まれた謎の人物である、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた映画。一応、歴史的事実を元に描かれていますが、フーバーを巡る物語自体は、創作という形になっています。1972年のフーバーが回顧録を口述していると言う設定で物語は進み、時に応じ...
34. 映画「J・エドガー」  [ FREE TIME ]   June 23, 2012 23:34
映画「J・エドガー」を鑑賞しました。
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J・エドガー(原題: J. EDGAR) 394本目 2012-06 上映時間 2時間17分 監督 クリント・イーストウッド 出演 レオナルド・ディカプリオ(J・エドガー・フーバー) 、 ナオミ・ワッ ...
44. J・エドガー  [ 風に吹かれて ]   August 03, 2012 16:13
FBIに48年君臨した男公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover監督: クリント・イーストウッドFBI初代長官として、アメリカの秘密を握ってきた男、J・エドガ

この記事へのコメント

1. Posted by maki   June 15, 2012 08:37
こんにちは♪

孤独で老いた権力者が求めるのは、なんだろうか。自分の半生を記録すること?それを賞賛され認めてもらうこと?
虚栄と虚飾にみちた伝記が作られていく様は哀しい姿でもありましたね
ただ本人はもう「そう思い込んで」いたのかもしれない。事実とは違うけれど。
ただ、老いても毎日二人が一緒に食事する時間をつくるというのは、いいですね
二人の老境の愛にじんときてしまいました
「二度とするな」と拒絶されても、それでも底には愛が感じられたのでしょうか、常に側にいるって凄い事ですよね
2. Posted by Quest   June 18, 2012 06:35
makiさん、コメントありがとうございます。

毎日必ず食事をするっていう約束事は良かったですね。
最後の最後で愛を彼なりの表現(副長官にしたのは失敗だったとか、最初に観た瞬間に運命を感じたとか)で伝えたシーンがよてもよかったと思いました。全然素直ではないのですけどね(笑)
なかよく二人で競馬を見ているシーンが、若いころも年老いてからも変わらずだったのが、彼らの愛がずっと変わらなかった証かもしれないですね。
3. Posted by かのん   June 21, 2012 22:02
たしかにかなり手堅い作りのドラマでしたね。でも私としてはもうちょっと遊びの部分も入れて欲しかったなぁ。実話に忠実なのはいいと思うんですけどやや詰め込み過ぎな感じで疲れちゃいました(笑)。
4. Posted by Quest   June 21, 2012 23:20
かのんさん、コメントありがとうございます。

確かに生真面目すぎるかもしれないですね。そこがイーストウッドらしさといえばそうなのですが(笑)

2時間で語りつくすにはちょっと整理不足なのかもしれませんね。
5. Posted by KLY   June 22, 2012 14:01
イーストウッドのいつもながらどっしりとした作風が生きていました。ただデカプリオってどうなのかなぁと思ってしまったり。実はこの作品を見た時には別にそこまで感じなかったんですが「幸せへのキセキ」のマット・デーモンをみて、「ディパーテッド」の2人の年の取りかたに差が出たかななんて思ったりもしたのでした(苦笑)
6. Posted by Quest   June 22, 2012 21:38
KLYさん、コメントありがとうございます。

ディカプリオもそろそろ眉間にしわを寄せるだけではない映画への出演を増やした方がいいような気もしますね。軽やかなコメディとか出来だしたら幅も広がると思うんですけどね(笑)悪い役者じゃないと思うし、惜しいですよね。
7. Posted by sakurai   June 23, 2012 11:41
フーバー自体、いまだに謎の人でしょうから、難しい題材を、よくも撮ったもんだなあと感心です。
さすがイーストウッド。
私は、人間性みたいもんより、もっとアメリカの現代史の闇とか、謎みたいなもんが見たかったもんで、もうちっと違う切り口が欲しかったところです。
8. Posted by Quest   June 23, 2012 14:23
sakuraiさん、コメントありがとうございます。

何を求めるかで評価が分かれる作品ですね。煽情的な陰謀論でいくのか、人間ドラマでいくのか。「フーバー」の文字をタイトルに入れなかった時点で、明らかに後者に舵を切ったのだと思いました。ただ、それでは、フーバーである必要性が薄いのでは?というツッコミが出来てしまう弱さもあるのかもしれませんね。
9. Posted by pu-ko   June 26, 2012 02:16
この時代、彼の立場でゲイをカミングアウトするなどできなかったでしょうね。
どうしてもダイジェスト版みたいにはなってしまいますが、仰るように時代の切り替わりの瞬間の見せ方も上手かった。
時代に取り残された男の悲哀を感じましたが、クライドとの穏やかな老後の描き方が良く、ヒューマンドラマとしては面白く観ました。
10. Posted by Quest   June 26, 2012 05:09
pu-koさん、コメントありがとうございます。

人生の一部分ではなく、ある程度網羅させようとするとどうしてもダイジェスト的になってしまいますよね。
伝記映画としてはイマイチですが、一人の人間ドラマとしては良かったですね。
時代的に女装趣味とか同性愛とかはタブーだったんでしょうね。世の中がリベラルになっているのがよくわかります。

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