先日スウェーデンのマルメ市を訪れました
その際、視察に行った障害者施設「SAFIREN」のスヌーズレンルームをご紹介します

スヌーズレンはヨーロッパを中心に、各国にマッチした形で浸透しているのも特徴です。
オランダはレジャー、イギリスは治療的な意味合いが強く、
スウェーデンはその中間に位置するそうです。
スウェーデンの場合はLSS法という障害者に関する法律によって、
スヌーズレンを利用できるのは障害者とその親やアシスタントなどの介助者
と決められています

こちらの施設には「ホワイトルーム」「ブラックルーム」「風の部屋」「太陽の部屋」
「音の部屋」「マッサージの部屋」「ジャグジールーム」「サウナ」。
これだけの数の部屋がありました

ここでは各部屋、心理学にそって色が施されており、
グッズの配置には風水なども取り入れているそうです

今回、スウェーデンの優しさと遊び心に溢れたデザインにはとても刺激を受けました
日本の場合、公共施設に風水を取り入れることを認めてもらえるんでしょうかね?

ここは「ホワイトルーム」
ウォーターベッド、身体の形にフィットするイス、光ファイバー、ミラーボール、
ふかふかのマットなどが用意されていました。

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その他にも、ボタンを押すと色が変化する光るバブルチューブが設置されており、
利用者自身がアクションを起こすことで「できた」と感じられる工夫や新しい発見ができる
様々な工夫がなされています

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この部屋は、こうした色の違いを分かりやすくするためにも全体が白になっています。

人間の感覚には、視覚・聴覚などの五感の他、固有受容覚(筋肉・関節からの感覚)、
前庭感覚(重力を感知するバランス感覚)等があり、脳は無意識のうちにこれら全ての感覚を
効率よく判断・調整し、適切な行動に移しています。
これを「感覚統合」というのですが、身体がうまく動かせない、言葉がうまく話せない、
学業の遅れといった症状の原因のひとつとして、
これらの感覚統合がうまくなされていないことがあると考えられています

それらの感覚統合グッズの1つとしてこの部屋で取り入れられていたのが
「サクセック」と呼ばれる布団

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この布団にはボールがたくさん入っており、それぞれ動かないように
小さい四角の範囲におさまっています。

この布団は身体全体を心地よく刺激し、“自分の身体はここからここまで”
と感じやすくなって、身体をバタバタさせる多動の症状がおさまる効果もあるそうです。
寝る時に使っている人もいるそうで、私も体験しましたが、
心地よくて寝てしまいそうでした・・・

その他、上から吊られている光ファイバーはこんな風に使われていました。



きれー 真下で見ています。


雑多な刺激から離れた非日常空間の中で、心地よい刺激を自ら選べるスヌーズレンルームは
障害を持った人に限らず、とても心地よい空間です
ちなみに私にとってホワイトルームのイメージは「天国」です

他の部屋もまたご紹介したいと思います。





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