2018年07月13日

夏がきても


セミが鳴いてる。
今年も暑い夏がきた。

先週の水曜日は、雨に備えて少し多めの買い出しをした。
出かけたのは夕方だったけど、帰り道は湿って暑かった。あのとき、大雨になることはもう知ってた。かなり大きく報道されていたようにも思うけど、今となってはうまく思い出せない。

神戸市のハザードマップによると、地滑り・土砂崩れ・洪水、ついでに津波、あつこさんちはどの危険個所からも外れてる。ただし見事な川沿い物件で、間には道路が一本あるだけ。そこに強気な境界線を引いてくれたのが誰かは知らんけど、知らない人の言うことは所詮知らない人の言うことだから、今回も早々に非難の準備をして、川の水位とにらめっこしながら数日間を過ごした。
特別警報の紫色があんなに広範囲に広がった夜は、さすがに怖くてなかなか寝付けなかった。夫サトルちゃんとリュウノスケは10時台からスヤスヤ寝てた。どういう遺伝子がそうさせるんだよと思った。ほんの1日ほど前に更新したブログの内容が、その時の現状とはあまりに温度差が大きくなっていたのを非公開に変えて、あとは何も出来ない時間を過ごした。
日曜の朝に雨が止んでた時にはホッとした。どんなに大型でも何時間かで通り過ぎていく台風とは全く違う感覚が残った。こんなに大きな被害が残されるとは知らずに、曇りでも有難く感じるなぁってシミジミとして、午後からは普通に買い出しに出かけた。途中で川を覗くと、まだ濁流が重力に打ち勝ちそうな勢いで流れてた。
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atsuko6741 at 08:35|PermalinkComments(0) その他 

2018年06月29日

///雨///


リュウノスケが傘無しのずぶ濡れで帰ってきた。
なんで天気を気にせず出かけてしまうねん!梅雨の最中や!
夕方からは雷がすごかった。

工作友達のKさんから、昨日のサッカーの試合に関する落胆メールが届いた。
Kさんはスポーツが好きで、ニュースも『まずはスポーツから』っていう人だから、虚ろで短い文の中に『完全にシラけた』って書いてあったのには冷気を感じた。
オリンピックもワールドカップも筋金入りのニワカ者が、なんと返事をすればよいものやら・・・どうリアクションしてもニワカ感は出ちゃうんだけど、考えてる間に結構な時間を使ってしまった。

金曜の夜はついウッカリほっとしちゃうけど、自分のペースで生活できる平日のほうが断然楽だ。
買い出しをしなかったから、卵と牛乳がダブルで尽きた。開けてから日が経ってる牛乳がタップリ残ってるのに気がついて、昼間にお決まりのプリンを作ったせいだ(唯一作れる例のアレね)。
あつこさんの中には『牛乳は開けて4日目までしか使わない』っていうルールがあるんだけど、かなり残ってたから『火を通せば翌日の午前中までならギリOK』ってことにして、600CCで6個の卵を道連れにして残りは処分した(そういえば先週も同じ理由で『グラタン』を作ったんだった・・・)。この『4日間ルール』はブラジル時代に定着したもので、まぁこれといういう事件があった訳じゃなかったけど、なんとなしにそうなった。開けた曜日はマジックでパックに書き込んで、あやふやにならないようにしてる。4日ってことはないけどケチャップやポン酢、ソースなんかも同じ。冷蔵庫組は気付いた時には何か月も経ってることがあるから、開封日を書くことで安心感が大幅にアップして、チに入ってる。

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atsuko6741 at 20:22|PermalinkComments(0) その他 

2018年06月19日

昨日今日明日


雨だ。空が暗いなぁ。
今日はワールドカップの日本の初戦なのかな?長いことスポーツのない世界で生きてるもんだから(ダイエーホークスがもうないことを去年知った)世間との温度差はかなりあるけど、みんながワクワクできることが1つでも多いのは良いことだ。関西では地震はあったけれど、テレビを観て元気をもらえる人はそうして欲しい。
あつこさんちは、昨日は震度4のエリアだった。揺れてる最中のあの拠り所のなさは何度味わっても同じ。どうして普段忘れていられたんだろうってビックリするくらい今を実感するし、阪神淡路大震災を経験した身としては、もしかしたらこれから大きなものを失うかもしれないって瞬間的に思ったりもするけれど、ああいう時の体1つの無力さは圧倒的だから、ほぼ何も出来ないうちに終わってしまう。やっぱり刹那のことは運に左右される所が大きいのかもしれない。自分でコントロールできるのがその前後だけなら、尚更そういう時のための思考や行動の確認はちゃんとしておかないとなぁと思った。
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atsuko6741 at 14:16|PermalinkComments(0) その他 

2018年06月12日

重たい


あつこさん、最近全然元気ない。
なんだろうなぁ・・・・・・・・
分からん。

けど、そんなこと言いながらもこうしてちゃんと毎日を送れているんだから、有難いことだ。養ってくれている夫サトルちゃんに感謝して、前向きな気持ちをもって、頑張れる時はちゃんと頑張っていこう。

今日はトランプさんとジョンウンさん、握手してたね。
いろいろあっても、歩み寄ろうとする姿勢は大事。

この件ついては、少し前にある人から熱々のチモキをぶつけられて困ってしまったことがあった。あつこさんなんかを相手に熱弁されてもなぁとは思ったけど、『こんなのは北朝鮮のいつもの大嘘だからね!』って言いながら、やたらと興奮してる様子はむしろ純粋というか可愛くもあった。それが最初の南北首脳会談の時だったから、きっと今日も興奮していそうだなぁ。

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atsuko6741 at 21:39|PermalinkComments(0) その他 

2018年06月04日

猫に弱い女


アホゥ猫のクロが、また脱走した。
アホゥが故に、いつもフレッシュなチモキで家の中をパトロールしているからだ。閉め忘れがあるとすぐに見つけて出て行っちゃう。賢猫シマさんは、開く扉と開かない扉をちゃんと理解しているぶん頭デッカチになっているから、『開かない扉が今日はウッカリ開いている』チャンスは見逃すことが多い。クロはシマの3倍は脱走してるんじゃないかな。

で、昨日も朝っぱらから随分猫が鳴いてるなと思って起きたら、網戸の外からオハヨウしてるクロと目が合った。どうやら前の日の夜から出ていたらしい・・・誰も気付かなかったとは驚き。油断した。一晩どこで何をして過ごしてたのか、朝ご飯を食べたクロは大満足で寝まくってた。悔しいシマはクロのニオイをしつこく嗅ぎまわっていてチョット可哀そうだった。



atsuko6741 at 22:08|PermalinkComments(2) 我輩は猫と居る。 

2018年05月24日

小さな仕込み


小梅

















完熟の小梅が売られていたから、漬けてみた(梅干し)。
甘いイイ香りがしてた。

小梅では昔、大失敗した。たしかまだ小学生の頃、今思えば塩の量の計算を間違えた気もするけど、果肉の中まで塩の結晶でジャリジャリの梅干しを作っちゃって、すごくガッカリしたのを覚えてる。それでヘソを曲げたつもりはなかったけど、それ以来の小梅だった。

あの時、計算間違いをしていたとしても、『小梅は普通の梅より少ない塩で漬けたほうがいいんじゃないか』って思いはずっとあったから、今回は実験的に濃度をいつもより3%下げてみた。普通サイズの梅なら水があがりきらずにカビが出る可能性があるけど、瓶好きのこだわりを捨ててジップロックを使ったからイケる気がする。うまく漬かったらリュウノスケのお弁当に入れよう。楽しみ楽しみ。

と書いてから2日。
うまく水はあがったものの、ビニールの端から折角の水分が漏れてきちゃってナンノコッチャになったから、ガラス瓶に移しかえた。水分が少し入りきらなかったけど、果肉は頭まで浸かってたから(勿体ないけど)ヨシとして、小さじ1だけ塩を足しておいた。


小梅とカエル






















お気に入りのカエルの人形と一緒に記念撮影。
瓶の下に敷いてるのはCDケース。小梅のサイズ感、伝わるかな?

撮影してる間に『やっぱこのカエルさん可愛いわぁ』ってなって、カエルがメインみたいな写真も何枚か撮ってしまった↓


小梅とカエル2
















壁にもたれて空を見上げるシンガーソングライターみたいになってる・・・

小梅、このままうまく漬かりますように。
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atsuko6741 at 14:20|PermalinkComments(0) 食! 

2018年05月17日

母と息子


リュウノスケ(高1)の全裸を久々に見てしまった。
正面からしかと見た。細部までバッチリ見た。

あつこさんが悪い訳じゃない。
ヤツがお風呂場で全裸になってから、何を忘れたのかウカツにそのまま自分の部屋へ戻って、またUターンしてきた所で、鉢合わせてしまったのだ。

『うぉあうッ!!』

大声を上げてお風呂場へ飛び込んでいったけど、完全にアウトだった。
でもあつこさん、何も言わなかったよ。人としてそれはね。
反対側のトイレのドアを開けるのに夢中で気付かなかった老いた母親のフリをした。

なのにアイツ、なんなんだよ。
何事もなかったかのような今日の生意気な態度。
カチーンときた。


『あのさ。昨日のことだけどさ。』

『ハ?』

『ギリセーフだったとか思ってない?』

『ハァ?』

『全部見たからね、ダビデ像。』

『ッウ』

『今、あんな感じですか。』

『や、ヤメてよッ セクハラだよ。』

『何がセクハラじゃ!こっちは猥褻物見せられたわ!』

『いや、僕も、完全に見られたなって、分かってたしっ』

『それなのに昨日の今日でフツーにそういう口のききかたしてくんの?すごいね、お母さんならもう、恥ずかしくて・・・』

『だから、恥ずかしいよッ』

『あ?』

『もう・・・ 恥ずかしいから・・・』

『謝れ』

『サーセン』

『謝れダビデ』

『すいませんでした』

『よし』


ダビデ、しばらく使える。

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atsuko6741 at 13:21|PermalinkComments(0) 愛息とワタシ 

2018年05月12日

甘いお菓子の話


ブラジルで折角『甘い世界』に開眼したのに、殆ど元へ戻っちゃった。
けど決して甘いものが嫌いな訳じゃない。塩辛いモノが好きすぎるだけで、甘いモノも人並みに好きだ。なのに、この間まで同じ職場だったサトーさん(甘党)は、そのことを何度説明しても分かってくれなかった。ことあるごとに『ヒキニクさんは、甘いモノは嫌いですもんねぇ』って言うから、『いや、嫌いじゃないですよ、人並みにちゃんと好きですよ。』って1年間訂正し続けたけど、効果はなかった。


サ『ヒキニクさん、差し入れに焼き菓子を頂いたんですけど・・・要らないかもしれないけれど、一応、分けませんか。』
あ『いやいや、頂きますよ。くださいよ。』


サ『チョコレートって本当に美味しいですよね・・・あっ ゴメンなさい!ヒキニクさんの興味ない話しちゃって。』
あ『いや、チョコ、好きですよ。ちゃんと興味ありますって。』


サ『帰りにケーキ買って帰ると幸せな気分になるんですよ。ヒキニクさんは絶対しないだろうけど。』
あ『あのね、前からずっと言ってますけど、私、甘いモノが嫌いな訳じゃないですよ?ケーキなお口の日だってありますから。』


サ『そこのお菓子、良かったらどうぞ。』
あ『わぁ頂きます。』
サ『持って帰って、息子さんにでもあげてください。』
あ『いや、今、食べさせてくださいよ!』


今思うと、あの会話は全部ワザとだったのかもしれない。だとしてもサトーさんと一緒に働くのは最初から最後まで楽しかった。甘いモノでも持って、また顔を見に行こう。

ところでどうして甘いモノの話をしたかというと、昨日、とても素敵なお菓子(焼き菓子)の詰め合わせを頂いたからだ。スイーツのお店は、近所にある『あんぷれしよん』と『だにえる』ぐらいしか言えないあつこさんだから、当然、その素敵なお菓子屋の名前も知らなかった。というより、何語か分からんオシャレな横文字しか認識できなかった。HPをチェックすると『ラ・マーレ・ド・チャヤ』(言いにくいなぁ)っていう関東にしかないお店で、本店は『葉山』にあった。関東は『みなみあおやま』と『しんばし』しか知らない(きっとおかしな偏り方に違いない)あつこさんだから、当然『はやま』も名前しか知らないんだけど、なんとなく『かまくら』と似たようなニオイを感じて、勝手に納得した(正解かは分からない。ちなみにかまくらも名前しか知らない)。

で、その『ラ・マーレ・ド・チャヤ』の何が良かったかというと、包装紙。味じゃないんかーい!っていうツッコミが聞こえてきそうだけど、味はまぁ、甘いモノに詳しいサトーさんみたいな人に語ってもらえばいいことで、その包装紙は、植物をモチーフにしたレトロな色とデザインが『ウイリアムモリス』っぽかった。もしかして『ぽい』んじゃなくて『そのまま』だったりしてとも思ったけど、並べてみるとそうでもなくて、結局それ以上のことは分からなかった。あのデザインはお店のオリジナルなのかなぁ?もし『はやま』がもっと近かったら、包装紙欲しさに行くのに・・・

セロテープを丁寧に外して、広げた包装紙を眺めた。勿体ないからコピーをとって、今日買ってきたばかりのスニーカーの空き箱に貼ってみたら、靴が入ってたとは思えない佇まいになったから、工作道具入れとして使うことにした。


箱

















甘いモンたべると女子っぽい感性が目覚めるのかなぁ?

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atsuko6741 at 13:19|PermalinkComments(0) 食! 

2018年05月07日

BENTO bento


一口サイズの練り物が好きだ。
お弁当のおかずとして。
作る側として。
楽だから。

という訳で、毎朝のリュウノスケ(高校生)のお弁当作りは悩ましい。
中学の頃は、給食っていう素晴らしいシステムがあった。
給食があっても手作りのお弁当を持たせてるお母さんは居たけれど、あつこさんはそうじゃなかった。ドップリ給食に依存してた。リュウノスケも何も言わなかった・・・ ただ、『給食、ゲロまず』とは言ってた・・・ 言ってたな。すまん、無視してた。

さて高校には『食堂』がある。『パンの販売』もある。これまた心強い存在だ。
けどこの春の節目からは、ちゃんとお弁当を作ってる。母としてリュウノスケのためにしてやれることなんて、もうそれくらいしか残ってないし、ちゃんと食べて大きくなって欲しい。

中3になっても小6の平均身長しかないリュウノスケを心配して、低身長専門の病院へ連れて行ったのは、ちょうど1年前の4月の終わりだった。友達と並んでいると『お世話されてる下級生』、2人に挟まれると『捕えられた宇宙人』(中年は皆知ってる)にしか見えないムスコを見て、まぁ元から小柄なタイプなら仕方ないけど、もし何かの理由で成長ホルモンが分泌されていないとしたら、今ならまだ何かしてやれると思った。

先生はひと通り診察してから『確かに小さいですね』って頷いて、『検査したらすぐに分かります。今なら治療も間に合うから心配しないで。』って言ってくれた。『寝る子は育つ』っていうけれど、その通り成長ホルモンは眠っている間しか分泌されない。だから検査では、『体が眠っているのと同じ状態になる薬』を点滴しながら、30分おきに2時間採血を繰り返した。
結果はすぐに出た。

『お母さん、リュウノスケ君の成長ホルモンなんですが・・・・  
普通の人の倍、出てました。』


なんでやねん。 
兎にも角にも、リュウノスケの身長は突如伸びはじめた。
息子よ。これまでサボってきたくせに、ここへきてなぜ無駄に人の倍もホルモンを出している・・・焦るな。細く長くいけ・・・
以来、1か月に1cm。1年で12cm。やっとあつこさんを追い越して夢の160cm台へ突入したのがバレンタインの頃で、現在162cm。うーん、まだまだ小さい。せめてもうふた声・・・行けるところまで走りきってくれ。ぬぉ〜

という訳で、(受験も終わったことだし)今のあつこさんは、『給食がない日に仕方なくお弁当を作ってた頃』とは別人のようにマジメにお弁当を作るようになった。たんぱく質タップリのお弁当を美味しくガッツリ食べてもらわねば・・・けど1か月で、もうネタが尽きてきた。危うい所でGWに突入してホッと休憩。世の中のマジメなお母さん達は一体、どんなお弁当を作ってるんだろう。知りたい。

あつこ弁当のテッパンは卵焼き。これは母ヒデコさん直伝のゴマ油がたっぷり入ったチと変わった味の卵焼きで、とても美味しい。他は最初に書いた各種練り物や、ソーセージ、唐揚げ、餃子、肉団子、生姜焼き、塩サバ、春巻き、焼き豚、煮込みハンバーグ、レバーの甘露煮、スパム・・・前日の夕食をスライドさせつつ、だましだまし、まだ冷凍食品には手を出してない(あやつらは便利すぎるから危険だ)。
野菜は王道のプチトマト、ブロッコリー、枝豆、各種ピクルス。野菜は夕食にもたくさん出すし、ほぼ彩りだけのお役目。他はオムライス、焼きそば、錦糸卵増量そうめん(残念ながらこの冷たいチャレンジメニューをぶち込んだ日は、雨が降って寒い一日だった)もやった。友達とおかずを交換してる気配があった次の日は、お酒の友『カルパスミニ』を別のタッパーに山盛り入れてみた。それは友達作りに一役買ったみたいだから成功だった。

以上が4月の『あつこ弁当』の全部。新しいメニューが増えない限り、5月も同じメニューで2周目に突入することになる。
うーん。面倒くさいな(ズバリ言ってしまった)。
毎日頑張ってキャラ弁とか作ってるお母さんは本当にすごいと思う。けど、あれって半分は自分の趣味じゃないのかな。自分がやるとしたら絶対にそうだ。そして趣味なら母も子も楽しめて最高だと思う。

最後に、今日のタイトル『BENTO bento』は、ポル語にも『bento』って言葉があるのを知ってつけてみたもの。意味は、形容詞で『祝福された』とか『清められた』だそうだから、『BENTO bento』だと『祝福された弁当』。
なんか聖水とか振りかけられてそうだね。

さて雨だけど、これから食材買いに行くか。
そういやまだ、きんぴら入れてなかった。
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atsuko6741 at 13:45|PermalinkComments(10) 愛息とワタシ 

2018年05月03日

おさがり論


長女として生まれたから『おさがりで我慢させられた』記憶は殆どないんだけれど、『弟のために赤は選べなかった』覚えならある。赤・黄・青なら黄か青。赤と青なら青。ピンクなんぞは以ての外(上の子にだっておさがりの呪縛はあるのだ!)。
ただしそれは母ヒデコさんのシュミによる所も大きくて、小さな頃は、女の子らしい色の服や髪型にすごく憧れがあったけど、着せてもらえるのはデニムのオーバーオールスカートかズボンばかりで、髪もオカッパ一択だった。リボン却下、フリル却下、キャラクターモノ却下、リンゴかサクランボの刺繍やプリントならギリOK(分かる?この微妙な境界線)。でもあの頃はまだ素直だったし、母親に『あつこはピンクなんか嫌よねぇ?』と言われれば、『はい!ピンクなど自分には分不相応であります!』『三つ編みは軟派女児のやることです!』ってな具合にスッカリ操作されちゃってた。そんな風だったから、どういう流れでそうなったのか、ある日『女の子らしい水色の靴』を買ってもらえた時にはピンクに匹敵するくらい嬉しくて、幼稚園の下駄箱にそれを揃えて置いた瞬間の感動は、今でもよく覚えてる。
今は母親の立場も分かるし、ヒデコさんの当時のセンスは悪くなかったと思うし、実際あつこさんは活発すぎたし(そらデニムはかされる)、ちやほやされがちな長男・長女・一人っ子なんぞ、それくらいの扱いで丁度よろしいとも思ってるけど、子供には子供のチモキがあることも忘れちゃいけないと思ってる。

さてそんなあつこさんは最近、あるおさがり品をパジャマとして愛用してる。愛息リュウノスケの中学時代の体操服(上着)だ。といっても本人のおさがりは本人がパジャマとして使っていて、あつこさんが使っているのは、あつこさんがPTA主催の『制服リサイクル』でゲットしてきたどこかの先輩のおさがり品で、胸に『中西』って刺繍が入ってる。リサイクル品を使う時は、刺繍をほどいて名前を入れなおす決まりがあったらしいけど、無神経な母あつこさんは自力ではそういうことに全く、思い至らなかった。だって『中西』のままでも『中西』じゃないことは先生も分かってるんだし、まぁおさがりなんてそんな風にして着るもんだろーぐらいの感覚で(なにが『子供には子供のチモキがあることも忘れちゃいけない』じゃ!)、リュウノスケも何にも言わないもんだから、『中西』はタンスの中で2年間無視され続け、『中西』のまま体操服人生を終えた。そしてあつこさんのパジャマになった。

『さすが最近の体操服・・・肌触りいいし、すぐに乾くし、最高やん!』

中西をもっと早くパジャマに起用すべきだったと喜ぶ妻をみて、夫サトルちゃんは顔をしかめた。

『ママの言ってることは分かるけどさ・・・・なんか、嫌なんだよな・・・俺のシュミが疑われそうっていうか・・・』

中西姿で歯を磨く母を見て、リュウノスケも顔をしかめた。

『うわ、コスプレ感がすげぇ』

世間と自分との間には感覚のズレがあるらしい。中学生の体操服を46のオバハンが着ると色々と問題があるようだ。
別にいいじゃん。外で着てるわけじゃないんだし。一部いかがわしい目的でコスプレを楽しむ輩が居るせいで、健全なる『体操服パジャマ』がおかしな風に受け取られるとは納得がいかん。家族にはもっとピュアな目で見て欲しい。
という訳でこれからも『中西』でいい夢みてやるぞっていう、そういう宣言。

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atsuko6741 at 13:37|PermalinkComments(0) あつこさん的思考